外科的歯内療法
96B29
歯根尖切除法の適応はどれか。
(1)著しい動揺
(2)垂直性根破折
(3)根管充填剤の過剰溢出
(4)根尖部近くのリーマー破折片
(5)根尖病巣と歯周ポケットとの交通
a (1)、(2) b (1)、(5) c (2)、(3) d (3)、(4) e (4)、(5)
96B54
62歳の女性。上顎左側犬歯部の違和感を主訴として来院した。2週前に症状に気付いたという。補綴物の再製は希望していない。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

適切な対応はどれか。
a 経過観察
b 感染根管治療
c 外科的排膿路の確保
d 逆根管充填法
e 歯根切除法
97B72
26歳の女性。上顎右側切歯部歯肉の圧痛を訴えて来院した。1┘は1年前に治療を受けていたが、転居のため中断したという。自発痛はなく、動揺度は1度、歯周ポケットの深さは3mm以内である。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

適切な処置はどれか。
a 外科的排膿路の確保
b 感染根管治療
c 根尖掻爬法
d 歯根尖切除法
e 歯内骨内インプラント
97B73
61歳の女性。下顎左側第一大臼歯の疼痛を主訴として来院した。┌6は7年前に治療を受けたが、2週前から咬合痛があるという。自発痛はなく、動揺度1度、歯周ポケットの深さは近心頬側7mm、他部位は3mm以内である。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

適切な処置はどれか。
a 感染根管治療
b 歯根分離法
c 根尖掻爬法
d 逆根管充填法
e ヘミセクション
97B74
64歳の女性。上顎左側犬歯の違和感を主訴として来院した。3週前に歯肉の異常に気付いたという。└3の歯周ポケットの深さは3mm以内で、装着補綴物の再製作は希望していない。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

適切な処置はどれか。
a 感染根管治療
b 外科的排膿路の確保
c 根尖掻爬法
d 歯根切除法
e 逆根管充填法
99B36
歯の再植で重要なのはどれか。
a 根面の薬液消毒
b 歯根膜の除去
c 歯槽窩の掻爬
d 強固な固定
e 迅速な処置
99B75
29歳の女性。上顎左側側切歯に歯根尖切除法と逆根管充填法とを行った。1年後の経過観察で、└2は自覚症状がなく、触診と打診とに異常所見はない。手術直後と1年後のエックス線写真(別冊No.00A、B)を別に示す。

術後にみられるのはどれか。
a 根尖性歯周炎の再発
b 残留嚢胞
c 硬化性骨炎
d 瘢痕治癒
e 骨性癒着
100B29
逆根管充填法用の封鎖材はどれか。
a 金 箔
b EBAセメント
c 水硬性仮封材
d リン酸亜鉛セメント
e ガッタパーチャポイント
101A44
閉鎖不可能な下顎大臼歯の髄床底穿孔に対して行うのはどれか。2つ選べ。
a 歯根切除法
b ヘミセクション
c 歯根分離法
d 意図的再植法
e トンネル形成術
101D14
52歳の女性。下顎左側第二大臼歯の慢性根尖性歯周炎と診断し感染根管治療を開始したが、根管を拡大できず瘻孔が消失しない。治療中の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00)とを別に示す。

適切な処置はどれか。
a 根尖掻爬法
b 歯根分離法
c 歯根切除法
d ヘミセクション
e 意図的再植法
104A53
脱落した歯根完成永久歯を再植した後に生じやすいのはどれか。2つ選べ。
a 内部吸収
b 象牙質粒
c 骨性癒着
d 歯冠の変色
e 歯髄腔狭窄
105D20
60歳の男性。下顎左側中切歯の根管充塡後の長期観察で恨尖部透過像が消失せず、他院からの紹介で来院した。自覚症状はないという。外科的歯内療法を行うこととした。術前の口腔内写真(別冊No.00A)、エックス線写真(別冊No.00B)、術中の口腔内写真(別冊No.00C)及び術直後のエックス線写真(別冊No.00D)を別に示す。

術中に行ったのはどれか。2つ選べ。
a 半月形切開
b 歯根尖切除
c 逆根管充塡
d 骨補塡材充塡
e 炎症組織の除去
106D40
17歳の女子。上顎中切歯部の違和感を主訴として来院した。1┴1の根尖性歯周炎と診断し、歯内治療を行うこととした。初診時、処置直後および術後9か月のエックス線写真(別冊No.00)を別に示す。

行ったのはどれか。2つ選べ。
a 意図的再植
b 逆根管充塡
c 歯根尖切除
d 穿孔部閉鎖
e アペキシフィケーション
107D2
42歳の女性。上顎左側前歯部歯肉の腫脹を主訴として来院した。2か月前に気付いたという。軽度の圧痛を認めるが、波動は触知しない。歯髄電気診の結果、上顎左側中切歯と犬歯は生活歯、側切歯は失活歯であった。歯内療法で改善しないため手術を行うこととした。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)と切開線の写真(別冊No.00B)を別に示す。

適切な切開線はどれか。1つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
108D5
42歳の女性。上顎右側側切歯の根尖部腫脹を訴えて来院した。2┘に対して根尖外科手術を実施することとした。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)と処置中の口腔内写真(別冊No.00B)を別に示す。

その後に行った処置を表に示す。
ア 縫合
イ 根尖切除
ウ 逆根管充塡
エ 肉芽組織の掻爬
正しい順序はどれか。1つ選べ。
a イ→ウ→エ→ア
b ウ→イ→エ→ア
c ウ→エ→イ→ア
d エ→イ→ウ→ア
e エ→ウ→イ→ア
109A93
歯根尖切除法で根尖部を切除する目的はどれか。2つ選べ。
a 骨の削除量を減少させる。
b 歯肉弁の形成を容易にする。
c 副根管内の感染源を除去する。
d 肉芽組織の掻爬を容易にする。
e 逆根管充塡窩洞の切削量を減少させる。
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