歯冠修復学:歯内療法における偶発症 〜 皮下気腫 〜(計4問)【歯科医師国家試験】(2025年10月13日更新)



皮下気腫

皮下気腫(計4問)

97B75
48歳の女性。上顎左側第一小臼歯の感染根管治療中、突然に顔面の腫脹を生じた。自発痛があり、腫脹部の触診では捻髪音が認められる。そのときの顔貌写真(別冊No.35A )と初診時のエックス線写真(別冊No.35B )とを別に示す。

適切な処置はどれか。
a 根管開放
b 切開排膿
c 抗菌薬投与
d イオン導入
e 根尖掻爬法

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98B70
43歳の男性。上顎右側犬歯の治療中、頬部に腫脹が発現した。初診時のエックス線写真(別冊No.33A )、根管長測定時のエックス線写真(別冊No.33B )および腫脹発現時の顔貌写真(別冊No.33C )を別に示す。


適切な対応はどれか。2つ選べ。
a 摂食の制限
b 温罨法
c 抗菌薬の投与
d 内容物の穿刺
e 切開

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100B30
次亜塩素酸ナトリウム剤の根尖溢出と皮下気腫とで共通する症状はどれか。
a 疼痛
b 腫脹
c 瘻孔
d 歯の動揺
e 皮膚の変色

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111D65
22歳の女性。他院での歯科治療中に左側頬部に腫脹が急激に出現したため、 紹介により緊急来院した。上顎左側第一小臼歯の根管治療を受けていたという。初診時の顔貌写真(別冊No.11A)とCT(別冊No.11B)を別に示す。

適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 圧 迫
b 切 開
c 抗菌薬投与
d 赤外線照射
e マッサージ

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