【歯科医師国家試験】歯内療法学:歯髄疾患と処置(計49問)



一般問題

97B43
歯髄壊疽で正しいのはどれか。
a 麻酔抜髄法の適応である。
b 電気診で反応閾値が低下する。
c 温度診に反応する。
d 嫌気性菌感染による悪臭がある。
e 根尖部にエックス線透過像を認める。

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97B45
正しい組合せはどれか。
(1)歯髄充血───────間接覆髄法
(2)歯髄壊死───────失活抜髄法
(3)急性化膿性歯髄炎───生活断髄法
(4)慢性潰瘍性歯髄炎───直接覆髄法
(5)慢性増殖性歯髄炎───麻酔抜髄法
a (1)、(2)  b (1)、(5)  c (2)、(3)  d (3)、(4)  e (4)、(5)

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98A39
慢性増殖性歯髄炎の特徴はどれか。
a 潰瘍形成
b 膿瘍形成
c 肉芽組織形成
d 第三象牙質形成
e 異栄養性石灰沈着

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99B8
正しい組合せはどれか。
a 歯髄鎮静法─────次亜塩素酸ナトリウム
b 間接覆髄法─────ホルムクレゾール
c 直接覆髄法─────パラホルムアルデヒド
d 生活断髄法─────水酸化カルシウム
e 感染根管治療法───亜ヒ酸

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99B48
アペキソゲネーシスで起こるのはどれか。
a ピンクスポット
b 低位歯
c 歯根の外部吸収
d 根尖病変の消失
e 歯根の成長

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100B5
暫間的間接覆髄法で正しいのはどれか。
a 窩洞形成後の消炎が目的である。
b 軟化象牙質を一層残す。
c 覆髄剤にFC糊剤を用いる。
d 骨様セメント質の形成を促進させる。
e メタルインレーで暫間修復を行う。

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100B25
歯髄疾患で正しい組合せはどれか。
a 歯髄充血 ―――――― 出血性炎
b 急性単純性歯髄炎 ―― 漿液性炎
c 慢性増殖性歯髄炎 ―― 壊疽性炎
d 上行性歯髄炎 ―――― 特異性炎
e 特発性歯髄炎 ―――― 化膿性炎

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101A87
知覚過敏にボンディングシステムを用いる理由はどれか。2つ選べ。
a 象牙細管内液の移動抑制
b 象牙質表層の再石灰化
c 歯のひずみの減少
d 象牙芽細胞の変性
e 擦過刺激の遮断

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101B98
急性全部性化膿性歯髄炎で認められるのはどれか。2つ選べ。
a 打診痛
b 拍動性自発痛
c 電気診での閾値低下
d 温熱刺激での疼痛緩解
e 根尖相当部歯肉の腫脹

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102A48
水酸化カルシウム法による断髄で正しいのはどれか。2つ選べ。
a 幼若永久歯に用いる。
b 断髄面は凝固壊死する。
c 1回法と2回法とがある。
d デンチンブリッジが形成される。
e アペキシフィケーションである。

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102A58
抜髄を行う理由で正しいのはどれか。すべて選べ。
a 疼痛の緩解
b 瘻孔の閉鎖
c 内部吸収の停止
d 歯根破折の防止
e 根尖性歯周炎の防止

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103C70
抜髄の適応症はどれか。すべて選べ。
a 内部吸収
b 上行性歯髄炎
c 慢性潰瘍性歯髄炎
d 急性全部性単純性歯髄炎
e 急性全部性化膿性歯髄炎

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103C110
水酸化カルシウムが使用されるのはどれか。すべて選べ。
a 歯髄鎮痛消炎療法
b 間接覆髄法
c 直接覆髄法
d 生活断髄法
e アペキシフィケーション法

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104C67
象牙質知覚過敏症の治療法で、象牙細管封鎖を期待するのはどれか。すべて選べ。
a 咬合調整
b 低出力レーザー照射
c フッ化物のイオン導入
d シュウ酸塩水溶液の塗布
e ボンディングシステムの応用

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108C57
疾患と症状の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。
a 慢性潰瘍性歯髄炎 ―――― 自発痛
b 急性化膿性歯髄炎 ―――― 温熱痛
c 歯髄壊死 ―――――――― 切削痛
d 急性根尖性歯周炎 ―――― 冷水痛
e 歯根嚢胞 ―――――――― 擦過痛

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109A74
感染象牙質の再石灰化に有効なのはどれか。2つ選べ。
a 硝酸カリウム
b ユージノール
c 水酸化カルシウム
d パラホルムアルデヒド
e タンニン・フッ化物合剤

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109A120
暫間的間接覆髄法の臨床的特徴はどれか。1つ選べ。
a 歯髄の血流を回復できる。
b 非感染性露髄は適応となる。
c 一層の軟化象牙質を残存させる。
d ホルマリングアヤコールを用いる。
e 幼若永久歯より乳歯で有効である。

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109C93
直接覆髄に用いるのはどれか。1つ選べ。
a EBAセメント
b MTAセメント
c グラスアイオノマーセメント
d 酸化亜鉛ユージノールセメント
e タンニン・フッ化物合剤配合ポリカルボキシレートセメント

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臨実問題

96B53
46歳の男性。下顎右側第二大臼歯の一過性の冷水痛を主訴として来院した。6か月前に気付いたが放置していたところ、次第に症状が強くなってきたという。齲窩の電気抵抗値は60kΩである。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)と充填物除去後の口腔内写真(別冊No.00B)とを別に示す。

適切な処置はどれか。
a 間接覆髄法
b 直接覆髄法
c 生活断髄法
d 麻酔抜髄法
e 失活抜髄法

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96B56
65歳の女性。下顎右側第一大臼歯の修復物の破折を主訴として来院した。6┐は5年前にコンポジットレジン修復処置を受けたという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)、エックス線写真(別冊No.00B)および軟化象牙質除去後の口腔内写真(別冊No.00C)を別に示す。

適切な処置はどれか。
a 直接覆髄法
b 失活抜髄法
c 生活断髄法
d 感染根管治療
e 抜 歯

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96B75
26歳の女性。上顎左側中切歯および側切歯の接触痛を主訴として来院した。4日前に転倒、強打し、応急処置を受けたという。自発痛があり、└12の歯冠は著しく動揺し、それに伴って激しい疼痛を生じる。初診時のエックス線写真(別冊No.00)を別に示す。

適切な処置はどれか。
a 直接覆髄法
b 生活断髄法
c 抜髄法
d アペキシフィケーション
e 抜 歯

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97B57
59歳の男性。上顎右側第二大臼歯の疼痛を主訴として来院した。2日前から冷水痛と自発痛とがあるという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

適切な処置はどれか。
a 生活歯髄切断法
b 抜髄法
c 感染根管治療
d ルートセパレーション
e 抜 歯

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97B67
63歳の男性。上顎左側中切歯の歯冠破折を主訴として来院した。2週前に破折したという。└1に自発痛はなく、接触痛がみられる。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

適切な処置はどれか。
a 直接覆髄法
b 生活断髄法
c 抜髄法
d 感染根管治療
e 外科的排膿路の確保

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98B53
45歳の女性。上顎左側第二小臼歯の疼痛を主訴として来院した。1週前から冷温刺激に過敏になったという。齲窩の電気抵抗値は15kΩである。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

まず行うべき処置はどれか。
a コンポジットレジン修復
b 光硬化型グラスアイオノマー修復
c 間接覆髄
d 直接覆髄
e 麻酔抜髄

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98B54
70歳の女性。下顎右側犬歯の冷水痛を主訴として来院した。昨日、食事中に3┐が破折したという。自発痛はない。齲窩の電気抵抗値は20kΩである。初診時の口腔内写真(別冊No.00A、B)とエックス線写真(別冊No.00C)とを別に示す。

まず行うべき処置はどれか。
a 知覚過敏処置
b 間接覆髄
c 直接覆髄
d 失活抜髄
e 麻酔抜髄

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98B63
45歳の男性。下顎左側犬歯と小臼歯との疼痛を主訴として来院した。ブラッシングによって頬側部に時々痛みが起こるという。┌345の表面を探針で触知すると滑沢で硬い。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

診断名はどれか。
a 象牙質知覚過敏症
b 急性単純性歯髄炎
c 慢性閉鎖性歯髄炎
d 急性単純性根尖性歯周炎
e 慢性歯周炎

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98B65
21歳の女性。上顎右側中切歯の打撲を主訴として来院した。昨日1┘が友人の頭にぶつかったという。自発痛はなく、軽度の打診痛がある。動揺度は1度で電気診に反応しない。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

適切な対応はどれか。
a 経過観察
b 永久固定
c 抜 髄
d 感染根管治療
e 抜 歯

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99B63
20歳の女性。上顎右側犬歯の軽度の痛みを主訴として来院した。1か月前からブラッシング時に擦過痛を感じるようになったという。冷刺激に一過性に反応する。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

適切な対応はどれか。2つ選べ。
a 硝酸カリウム含有歯磨剤の使用
b フッ化ジアンミン銀溶液の塗布
c エッチング
d イオン導入
e 抜 髄

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99B69
42歳の女性。上顎右側中切歯の自発痛を主訴として来院した。1週前から1┘に冷水痛を感じるようになり、昨日から間歇的な自発痛があるという。軽度の打診痛がある。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

診断名はどれか。
a 急性単純性歯髄炎
b 急性壊疽性歯髄炎
c 慢性潰瘍性歯髄炎
d 慢性増殖性歯髄炎
e 上行性歯髄炎

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99B70
57歳の女性。上顎右側中切歯の変色を主訴として来院した。1か月前に転倒して前歯を打撲し、時々自発痛があるという。電気診では反応閾値が上昇しており、動揺度は1度である。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

まず行う処置はどれか。
a 歯の漂白
b 生活断髄法
c 麻酔抜髄法
d 歯根尖切除法
e 逆根管充填法

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99B71
41歳の女性。下顎左側第二大臼歯の違和感を主訴として来院した。2か月前から一過性の冷水痛を自覚しているという。┌7は打診痛はなく電気診に正常に反応する。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)と軟化象牙質除去後の口腔内写真(別冊No.00B)とを別に示す。

次に行う処置はどれか。
a 間接覆髄法
b IPC法
c 直接覆髄法
d 生活断髄法
e 麻酔抜髄法

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99B72
28歳の女性。下顎右側第二大臼歯の疼痛を主訴として来院した。3か月前から鈍痛があるという。7┐の齲窩は探針による擦過痛があり、電気抵抗値は13kΩである。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

適切な処置はどれか。
a IPC法
b 直接覆髄法
c 生活断髄法
d 麻酔抜髄法
e 感染根管治療

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99B77
48歳の男性。上顎右側第一大臼歯の再根管治療を開始したが、3根管の拡大形成終了後も打診痛が消退しないため、未発見の根管を探索することにした。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)と3根管の拡大形成終了時の実体顕微鏡写真(別冊No.00B)とを別に示す。

探索する部位はどれか。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

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100C5
32歳の男性。下顎左側臼歯部の冷水痛を主訴として来院した。┌5の遠心部に食片が滞留するという。自発痛はなく┌5は一過性の冷水痛を示す。インピーダンス測定検査は20kΩを示す。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

考えられる処置はどれか。2つ選べ。
a 間接覆髄法
b IPC法
c 直接覆髄法
d 生活断髄法
e 麻酔抜髄法

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100C21
48歳の男性。上顎右側側切歯の修復物の脱落を主訴として来院した。2週前に脱離し、一過性の冷水痛を自覚しているという。2┘は齲窩を探針で擦過すると一過性の痛みがある。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)、初診時のエックス線写真(別冊No.00B)及び軟化象牙質除去後の口腔内写真(別冊No.00C)を別に示す。

処置に用いるのはどれか。2つ選べ。
a ホルムクレゾール液
b フッ化ジアンミン銀溶液
c 水酸化カルシウム製剤
d パラホルムアルデヒド糊剤
e セルフエッチングプライマー

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100C22
23歳の男性。上顎右側第二大臼歯の痛みを主訴として来院した。3か月前に歯質の破折とともに冷水痛が生じ、2週前から温水痛も感じるようになったという。打診痛と冷温刺激に対する持続性の疼痛とを認める。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

7┘の治療で適切な組合せはどれか。
a 歯髄鎮痛消炎療法 ―― セラミックインレー
b 生活断髄法 ――――― 金合金インレー
c 生活断髄法 ――――― 金合金アンレー
d 麻酔抜髄法 ――――― レジンインレー
e 麻酔抜髄法 ――――― 全部鋳造冠

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102C3
26歳の女性。下顎右側第二大臼歯の冷水痛を主訴として来院した。半年前に修復物が脱落したが放置していた。1か月前から冷水に一過性の痛みを感じるようになったという。自発痛はない。齲窩を開拡し罹患歯質を可及的に除去したが、窩底には軟化した歯質がなお残存している。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)、処置時の口腔内写真(別冊No.00B、C、D、E)及び処置から1か月後の経過観察時のエックス線写真(別冊No.00F)を別に示す。

この処置の目的はどれか。2つ選べ。
a 歯根の成長
b 歯髄の乾屍
c 歯髄の鎮痛消炎
d 第二象牙質の形成
e 残存歯質の再石灰化

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102D19
18歳の女性。下顎左側第一大臼歯の実質欠損を主訴として来院した。2か月前に気付いたが痛みがないため放置していたという。打診痛はなく電気診に正常に反応する。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)、窩洞形成時の口腔内写真(別冊No.00B)及びある処置を行った直後の口腔内写真(別冊No.00C)を別に示す。

矢印の材料の使用目的はどれか。1つ選べ。
a 温度刺激の遮断
b 歯髄の鎮痛消炎
c 窩洞の暫間的封鎖
d 軟化象牙質の再石灰化
e デンチンブリッジの形成

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103B16
24歳の男性。上顎左側前歯部の破折を主訴として来院した。1時間前に転倒によって打撲したという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

└1の処置で適切なのはどれか。2つ選べ。
a 暫間固定
b 生活断髄法
c コンポジットレジン修復
d グラスアイオノマーセメント修復
e 水酸化カルシウム剤による間接覆髄

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103D29
47歳の男性。下顎左側第二小臼歯の疼痛を主訴として来院した。他院を受診したが、その後も間歇性の自発痛が続いているという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)、エックス線写真(別冊No.00B)及び処置時の口腔内写真(別冊No.00C)を別に示す。

次に行うのはどれか。1つ選べ。
a 髄室開拡
b コンポジットレジン修復
c グラスアイオノマーセメント修復
d テンポラリーストッピングによる仮封
e 酸化亜鉛ユージノールセメントの填塞

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105B16
15歳の男子。上顎前歯の歯冠破折を主訴として来院した。1時間前に受傷し、口での呼吸で強い痛みがあるという。1⏌の動揺は生理的範囲内である。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

適切な処置はどれか。1つ選べ。
a 抜 髄
b 直接覆髄法
c 感染根管治療
d アペキソゲネーシス
e アペキシフィケーション

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105D42
55歳の男性。下顎左側第一大臼歯の疼痛を主訴として来院した。不可逆性の歯髄炎と診断し、抜髄を行うこととした。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)と処置中の口腔内写真(別冊No.00B)とを別に示す。

次に行うのはどれか。1つ選べ。
a 天蓋の除去
b 作業長の測定
c 根部歯髄の除去
d 根管消毒剤の貼薬
e 根管口のロート状拡大

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106B21
26歳の男性。上顎左側第一小臼歯の一過性の冷水痛を主訴として来院した。自発痛はないという。電気抵抗値は16kΩである。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)、エックス線写真(別冊No.00B)及び感染歯質除去中の口腔内写真(別冊No.00C)を別に示す。

続いて行うのはどれか。1つ選べ。
a 抜髄
b 直接覆髄
c 生活歯髄切断
d 暫間的間接覆髄
e コンポジットレジン修復

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108D23
27歳の女性。上顎右側第二小臼歯部の咀嚼時痛を主訴として来院した。6か月前から齲蝕があるのに気付いていたという。5┘は慢性潰瘍性歯髄炎と診断し、抜髄を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。

根管形成に際して有効なのはどれか。2つ選べ。
a リーミングによる形成
b 器具へのプレカーブ付与
c クラウンダウンによる形成
d 太い器具による根尖部形成
e 根尖方向への強圧下での器具操作

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109B31
68歳の女性。下顎右側第三大臼歯の修復物脱離を主訴として来院した。感染根管治療を開始し根管充塡材を除去したが、近心根管を穿通させることができない。初診時のエックス線写真(別冊No.00)を別に示す。

近心根管への適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 根管口の漏斗状拡大
b 超音波装置による根管洗浄
c Kファイルへのプレカーブ付与
d アクセス窩洞近心側の便宜拡大
e Ni-Tiロータリーファイルの使用

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109B36
67歳の女性。両側の上顎中切歯の亀裂の精査を希望して来院した。友人に指摘されて心配になったという。本人は見た目を気にしていない。自発痛や誘発痛はなく、歯髄電気診で正常反応を示した。矢印で亀裂を示した初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。

適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 経過観察
b フッ化ジアンミン銀塗布
c バイタルブリーチ
d ラミネートベニア修復
e 抜 髄

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110B1
72歳の男性。下顎左側臼歯部の食事時の痛みを主訴として来院した。半年前に修復物が脱落し、そのままにしていたという。自発痛と打診痛はない。窩底を探針で探ると激しい痛みとわずかな出血を認めた。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。

考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 特発性歯髄炎
b 急性化膿性歯髄炎
c 慢性潰瘍性歯髄炎
d 慢性増殖性歯髄炎
e 慢性閉鎖性歯髄炎

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110B43
38歳の男性。下顎左側第二大臼歯の食事中の鈍痛を主訴として来院した。2年前から同部に痛みを感じていたが、そのままにしていたという。探針で齲窩を触診すると出血し、歯髄電気診で生活反応を認めた。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。

考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 乳頭腫
b エプーリス
c 急性化膿性歯髄炎
d 慢性潰瘍性歯髄炎
e 慢性増殖性歯髄炎

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110D5
67歳の男性。下顎右側第一大臼歯の激痛を主訴として来院した。疼痛は1週前から続いているという。抜髄を行うこととした。術中の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

次に行う処置はどれか。1つ選べ。
a 止 血
b 天蓋の除去
c 根管長の測定
d 根管の拡大・形成
e 髄床底穿孔部の閉鎖

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