異物による上気道閉塞(計7問)
99D2
あ80歳の男性。歯科診療所の待合室で呼吸困難を訴え苦しんでいる。過呼吸は認められない。
あまず行う処置はどれか。
a 鎮静薬の静脈内投与
b 人工呼吸
c 気道の確保
d 心マッサージ
e 除細動
109A99
あ83歳の男性。認知症があり介護老人福祉施設に入居中である。食形態の決定のために施設職員と食事観察を行っていたところ、激しくむせこみ、苦悶表情を呈した。
あ適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 経過観察
b 背部叩打
c 血圧測定
d 飲水の指示
e 追加嚥下の指示
111B15
あ歯科治療時に患者が苦悶を呈した。その際の患者の写真(別冊No.2)を別に示す。
あ考えられる病態はどれか。1つ選べ。
a 心停止
b 脳梗塞
c 気道閉塞
d 血圧上昇
e 狭心症発作
113A35(解答なし)
あ妊娠後期の妊婦に対し、気道異物を排出させるために行う適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 下顎挙上
b 人工呼吸
c 胸部圧迫法
d ハイムリック法
e 腹部突き上げ法
114D17
あ歯科治療中の幼児が口腔内に落下した異物により呼吸困難に陥った。異物の除去を行おうとしたところ、脈拍数30/分となり意識が消失した。
あ直ちに行うのはどれか。1つ選べ。
a 気管挿管
b 胸骨圧迫
c 静脈路確保
d 背部叩打法
e 腹部突き上げ法
118A19
あHeimlich法が適応となるのはどれか。1つ選べ。
a 徐 脈
b 過呼吸
c 気道異物
d けいれん
e 舌根沈下
118C64
あ86歳の男性。上顎全部床義歯の不適合を主訴として来院した。新義歯製作目的で印象採得中に印象材が咽頭に流れ込み、強い呼吸困難を訴えた。腹部突き上げ法で印象材の除去を試みたが不可能で、その後意識を消失した。このときの生体情報モニタ画面の写真(別冊No.25)を別に示す。
あまず行う処置はどれか。1つ選べ。
a 背部叩打法
b 電気的除細動
c フルマゼニルの投与
d 胸骨圧迫心マッサージ
e ラリンジアルマスクの挿入


コメントを残す