口腔外科学:顎関節症(計39問)【歯科医師国家試験】(2026年1月10日更新)



顎関節症(計39問)

95A81
顎関節症の特徴的な症状はどれか。
(1)口唇の感覚障害
(2)閉口障害
(3)最大開口量の減少
(4)顎関節の雑音
(5)咀嚼筋の疼痛
a (1)、(2)、(3)  b (1)、(2)、(5)  c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4)  e (3)、(4)、(5)

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95C34
23歳の女性。開口時の顎運動障害を主訴として来院した。1か月前から開口時に下顎偏位が生じたが自発痛はないという。初診時の閉口時の写真(別冊No.9A )と開口時の写真(別冊No.9B、C )とを別に示す。

下顎偏位の状況から考えられる障害部位はどれか。
a 右側顎関節
b 左側顎関節
c 右側開口筋
d 左側開口筋
e 右側閉口筋

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98C23
右側の非復位性顎関節円板前方転位でみられる症状はどれか。
a 開口路の右側偏位
b 右側顎関節のクリック音
c 右側耳前部の腫脹
d 右側耳前部の自発痛
e 右側側方運動の制限

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99C46
次の文により46、47の問いに答えよ。
40歳の女性。開口障害を主訴として来院した。2年前からクリック音が持続していたが、2日前に消失して開口障害が発現したという。咬合時の口腔内写真(別冊No.21A )と痛みを伴わない最大開口時の口腔内写真(別冊No.21B )とを別に示す。

46
疑われる原因はどれか。
a 関節包の拡大
b 関節円板転位
c 下顎頭の偏位
d 咬筋肥大
e 関節の骨性癒着

47
次に行う画像検査法として最も適切なのはどれか。
a CT
b MRI
c 超音波検査
d シンチグラフィ
e エックス線断層撮影

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101A79
顎関節症に対する顎関節腔内穿刺法で注入するのはどれか。
a 蒸留水
b エタノール
c アミノグリコシド系抗菌薬
d 金チオリンゴ酸ナトリウム
e ヒアルロン酸ナトリウム

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101B67
右側顎関節の復位性関節円板前方転位症例に特徴的な所見はどれか。
a 閉口時の運動障害
b 右側関節円板の癒着
c 右側側方運動時の下顎運動制限
d 最大開口時のオトガイ部左側偏位
e 右側顎関節の相反性クリッキング

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101C10
次の文により10、11の問いに答えよ。
64歳の女性。開口時の左側顎関節部の疼痛と開口障害とを主訴として来院した。初診時の左側顎関節部の開閉口時MR画像(別冊No.9A、B)と治療用装置装着時の口腔内写真(別冊No.9C)とを別に示す。

10 MR画像にみられる異常所見はどれか。
a 滑膜炎
b 円板転位
c 円板後組織の穿孔
d 関節結節の平坦化
e 下顎頭の変形

11 治療用装置を装着する目的はどれか。2つ選べ。
a 顎関節負荷の軽減
b 咬合性外傷歯の判定
c ブラキシズムの発現防止
d 咬合力の増大
e 閉口筋の緊張緩和

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102A15
顎関節雑音の発生に直接関与するのはどれか。1つ選べ。
a 関節包の拘縮
b 外側靱帯の弛緩
c 関節結節の平坦化
d 外側翼突筋の過緊張
e 関節円板の復位性前方転位

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102A47
臼歯部開咬の原因となるのはどれか。2つ選べ。
a 変形性顎関節症
b リウマチ性顎関節炎
c 非復位性関節円板後方転位
d 前歯接触型スプリントの常時使用
e 下顎前方整位型スプリントの常時使用

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102C27
26歳の女性。左側顎関節部の疼痛を主訴として来院した。1週前の起床時に左側顎関節部のクリックの消失と疼痛とを自覚したという。最大開口時の写真(別冊No.24A)、最大開口量計測時の写真(別冊No.24B)及び閉口時の左側顎関節部エックス線写真(別冊No.24C)を別に示す。

最も疑われるのはどれか。1つ選べ。
a 円板穿孔
b 顎関節脱臼
c 変形性顎関節症
d 復位性関節円板前方転位
e 非復位性関節円板前方転位

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102C39
57歳の女性。開口障害を主訴として来院した。1週前に口が開かなくなったという。開口量は30mmで左側顎関節部の圧痛と開口時痛とがある。初診時の最大開口時の写真(別冊No.35A)と左側顎関節部の開閉口時のMRI(別冊No.35B)とを別に示す。

まず行う処置はどれか。2つ選べ。
a 咬合調整
b 顎間固定
c 消炎鎮痛薬投与
d 中枢性筋弛緩薬投与
e 徒手的関節円板整位術

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103B39
25歳の男性。開口障害を主訴として来院した。4か月前から口が開かなくなり、2か月前から近医にてスプリント治療と疼痛時の消炎鎮痛薬投与とを受けていたという。初診時の最大開口量は30mmで、左側顎関節部の圧痛と開口時痛とを認める。初診時の開口時顔貌写真(別冊No.37A)、エックス線写真(別冊No.37B)及び左側の開閉口時MRI(別冊No.37C)を別に示す。

適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 経過観察
b 咬合調整
c 顎関節円板切除術
d 関節腔内洗浄療法
e 中枢性筋弛緩薬の投与

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103D50
41歳の女性。前歯部での咀嚼障害を主訴として来院した。最近になって急に前歯部の開咬が悪化したという。起床時に手指のこわばりを認めるが数分間で改善するという。仰臥位を取らせたり、硬固物を咀嚼させると下顎が後退し、前歯部の開咬が悪化する。初診時の口腔内写真(別冊No.49A)とエックス線写真(別冊No.49B)とを別に示す。

必要な検査はどれか。2つ選べ。
a MRI
b 超音波検査
c 免疫学検査
d 筋電図検査
e ポリソムノグラフィ検査

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104C103
復位性顎関節円板前方転位で特徴的な所見はどれか。1つ選べ。
a 開口制限
b クレピタス
c クリッキング
d 咀嚼筋の圧痛
e 咬合時の顎関節痛

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105C86
復位を伴う関節円板前方転位で正しいのはどれか。1つ選べ。
a 自発痛を伴う。
b 関節雑音を伴わない。
c 最大開口量が制限される。
d 片側性の場合には開口運動路は患側に偏位する。
e パノラマエックス線写真で関節円板の位置を確認する。

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106D13
67歳の女性。右側顎関節部の開口時痛を主訴として来院した。2年前から自覚していたが、痛みが弱いため放置していたという。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)、CT(別冊No.00B)及びMRI(別冊No.00C)を別に示す。

最も疑われるのはどれか。1つ選べ。
a 骨腫
b 下顎頭肥大
c 関節突起骨折
d 変形性顎関節症
e 関節突起発育不全

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108B46
11歳の女児。左耳前部の痛みと開口障害を主訴として来院した。管楽器練習中に顎関節部に痛みが起こり、口が開きにくくなったという。無痛的最大開口域は35mmであった。顎関節症と診断し、ホームケアを行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。

初期に行うべき指導事項はどれか。2つ選べ。
a 大開口は避ける。
b 左側臥位で寝る。
c 管楽器の練習は休む。
d 上下の歯は日中接触させる。
e 硬い食品を中心とした食事をする。

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108D52
29歳の女性。開口困難を主訴として来院した。数年前から開口時に関節部にクリック音があったが現在は消失している。受動的開口域は26mmであった。初診時に測定した左右側方限界運動と最大開閉口運動を行う際の下顎切歯点の運動路の正面観(別冊No.00)を別に示す。

考えられる診断名はどれか。1つ選べ。
a 右側復位性関節円板障害
b 左側復位性関節円板障害
c 両側復位性関節円板障害
d 右側非復位性関節円板障害
e 左側非復位性関節円板障害
f 両側非復位性関節円板障害

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109A36
顎関節症の不可逆的療法はどれか。2つ選べ。
a 咬合調整
b 薬物療法
c 開口訓練
d 関節円板切除術
e スプリント療法

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109A63
筋性開口障害における疼痛好発部位はどれか。2つ選べ。
a 咬筋
b 側頭筋
c 顎舌骨筋
d 胸鎖乳突筋
e 顎二腹筋前腹

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109B6
42歳の女性。顔面部の開口時痛を主訴として来院した。3か月前から頰部に疼痛を認めるという。最大開口量は42mmであり、開口時の顕著な下顎偏位は発現しないものの、咬筋の圧痛が認められた。疼痛を認める部位を指した写真(別冊No.00A)と左側顎関節のMRI(別冊No.00B)を別に示す。

適切な治療法はどれか。2つ選べ。
a 筋のストレッチ
b ヒアルロン酸の投与
c 副腎皮質ステロイド薬の投与
d パンピングマニピュレーションの実施
e スタビライゼーションスプリントの使用

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109B10
41歳の男性。左側耳前部の疼痛を主訴として来院した。1週前から徐々に増悪しているという。開口障害は認めない。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)とMRI閉口時プロトン密度強調像、閉口時T2強調像および開口時T1強調像(別冊No.00B)を別に示す。

画像所見で誤っているのはどれか。1つ選べ。
a 下顎頭の変形
b 関節腔の滑液貯留
c 関節結節の平坦化
d 関節円板の前方転位
e 下顎頭の骨髄信号低下

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109C96
70歳の女性。左側顎関節の運動痛を主訴として来院した。開口時に顎関節雑音を認めるという。開口制限は認めない。顎関節の歯科用コーンビームCT(別冊No.00)を別に示す。

処置として適切なのはどれか。2つ選べ。
a ストレッチ
b NSAIDs投与
c スプリント装着
d マニピュレーション
e 顎関節鏡視下剥離授動術

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110B35
45歳の女性。顎関節部の痛みを主訴として来院した。1年前に開口時の雑音を自覚したが、2か月前から雑音が消失し痛みが出てきたという。顎関節部に開口時痛を認める。開閉口位のMRIプロトン密度強調像(別冊No.00)を別に示す。

関節円板の位置の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。
あ   右側        左側
a 復位性前方転位   復位性前方転位
b 復位性前方転位   非復位性前方転位
c 正常           復位性前方転位
d 非復位性前方転位  正常
e 非復位性前方転位  非復位性前方転位

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110D25
23歳の男性。開口障害を主訴として来院した。1年前から開閉口時に左側顎関節に雑音があり、2日前から急に口が開かなくなったという。右側顎関節に異常は認められない。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)と開口時の左側顎関節のMRI(別冊No.00B)を別に示す。

開口障害の原因はどれか。1つ選べ。
a 顎関節の脱臼
b 関節突起の骨折
c 筋突起の過成長
d 関節円板の前方転位
e 下顎頭と側頭骨の骨性癒着

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111B84
23歳の女性。開口障害を主訴として来院した。4か月前から右側顎関節のクリッ ク音を自覚していたが、3日前に口が開かなくなったという。右側顎関節部の圧痛と開口時痛を認める。右側顎関節のMRI(別冊No.24A)と切歯点開閉口運動路を正面から観察 した図(別冊No.24 B)を別に示す。

まず行う対応はどれか。2つ選べ 。
a 咬合調整
b 下顎可動化訓練
c 顎関節円板切除術
d 中枢性筋弛緩薬の投与
e 非ステロイド性抗炎症薬の投与

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112A26
顎関節のクリックの検出に有効なのはどれか。2つ選べ。
a CT
b 触 診
c 聴 診
d 筋電図検査
e 咬合音検査

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112B63
上顎スタビライゼーションスプリントについて、咬合位と咬合接触部位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
a 前方咬合位 ーーーーーーーー 下顎前歯切縁
b 側方咬合位 ーーーーーーーー 作業側の下顎臼歯部頬側咬頭
c 側方咬合位 ーーーーーーーー 非作業側の下顎臼歯部舌側咬頭
d 習慣性咬合位 ーーーーーーー 下顎臼歯部頰舌側咬頭
e 習慣性咬合位 ーーーーーーー 下顎臼歯部頰側咬頭頂

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112D18
顎関節症Ⅰ型の所見で正しいのはどれか。1つ選べ。
a 関節雑音
b 下顎頭の変形
c 咀嚼筋の疼痛
d 顎関節部の疼痛
e 関節円板の転位

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113D14
顎関節症の病態分類において、エックス線画像で異常が検出された場合に該当するのはどれか。1つ選べ。
a 顎関節痛障害
b 咀嚼筋痛障害
c 変形性顎関節症
d 復位性関節円板転位
e 非復位性関節円板転位

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114B35
咀嚼筋痛障害に対する適切な治療法はどれか。3つ選べ。
a 薬物療法
b パンピング
c スプリント療法
d 筋ストレッチ訓練
e マニピュレーション

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114D15
関節雑音の既往のある患者が、今朝起床時に突然口が開かなくなったことを主訴として来院した。診察と検査の結果を表に示す。

顎関節症の病態分類で疑われるのはどれか。1つ選べ。
a Ⅰ 型
b Ⅱ 型
c Ⅲa型
d Ⅲb型
e Ⅳ 型

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115A71
右側顎関節部の開口時痛を有する患者の右側顎関節部MRI(別冊No.27)を別に示す。

認められる所見はどれか。2つ選べ。
a 関節円板穿孔
b 下顎頭の骨棘形成
c 下顎頭の骨髄浮腫
d 上関節腔の滑液貯留
e 非復位性関節円板前方転位

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115B11
顎関節症のクリック音について正しいのはどれか。1つ選べ。
a 関節円板の穿孔が原因である。
b 患者は「ザラザラ」という言葉で表現する。
c 音がしなければ関節円板の位置は正常である。
d 転位した関節円板が復位するときに発生する。
e 相反性クリックは関節結節を越えるときに発生する。

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115B78
顎関節症の誘因となるのはどれか。3つ選べ。
a 喫 煙
b 頬 杖
c 過開口
d 口呼吸
e ブラキシズム

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115D18
開口困難を主訴として来院した患者に対し、まず触診する部位はどれか。1つ選べ。
a 顎下部
b 側頸部
c 眼窩下部
d 鼻翼基部
e 耳珠前方部

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118D64
63歳の女性。開口困難を主訴として来院した。2年前から大開口時に右側耳前部に雑音を認めていだが、3日前からロが開けづらくなったという。顔面に圧痛部位はないが、開口時に下顎が右側に偏位する。初診時のエックス線画像(別冊No.24A)とMRI(別冊No.24B)を別に示す。

適切な治療法はどれか。2つ選べ。
a 顎関節制動術
b 筋突起切除術
c 関節腔内洗浄療法
d 咀嚼筋ストレッチ
e マニピュレーション

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