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鰓嚢胞
100D39
48歳の女性。左側頸部の腫脹を主訴として来院した。6か月前に腫脹に気付いていたが、疼痛がないので放置していたという。腫脹は軟らかく、波動を触知する。初診時の顔貌写真(別冊No.33A)、CT画像(別冊No.33B)及び摘出物の病理組織像(別冊No.33C)を別に示す。

診断名はどれか。
a ガマ腫
b 嚢胞状リンパ管腫
c 甲状舌管嚢胞
d 鰓嚢胞
e 類皮嚢胞
102C7
14歳の女子。右側上頸部の腫脹を主訴として来院した。半年前に同部の無痛性腫脹を自覚したが、3日前からは腫脹が増大し痛みもあるという。初診時の写真(別冊No.7A)、MRIのT2強調像(別冊No.7B)及び摘出物のH-E染色病理組織像(別冊No.7C)を別に示す。

診断名はどれか。1つ選べ。
a リンパ節炎
b 腺リンパ腫
c 悪性リンパ腫
d 嚢胞性リンパ管腫
e リンパ上皮性嚢胞
鼻歯槽嚢胞
103D41
47歳の女性。左側鼻翼基部の腫脹を主訴として来院した。4年前から同部の腫脹に気付いていたが、痛みがないため放置していたという。口腔内からの穿刺によって内溶液を吸引した。初診時の顔貌写真(別冊No.41A)、エックス線造影写真(別冊No.41B)及び摘出物のH−E染色病理組織像(別冊No.41C)を別に示す。

診断名はどれか。1つ選べ。
a 歯根嚢胞
b 原始性嚢胞
c 鼻歯槽嚢胞
d 鼻口蓋管嚢胞
e 術後性上顎嚢胞
106D38
52歳の女性。左側上唇部の違和感を主訴として来院した。2年前から自覚していたという。上顎左側前歯部の歯肉唇移行部で弾性軟の病変を触知するが圧痛はない。初診時の口腔外写真(別冊No.00A)、口腔内写真(別冊No.00B)、MRI(別冊No.00C)及び試験穿刺時の写真(別冊No.00D)を別に示す。


適切な治療法はどれか。1つ選べ。
a 開窓術
b 掻爬術
c 摘出術
d 凍結外科
e 上顎骨部分切除術
108B16
65歳の男性。右側上唇部の違和感を主訴として来院した。1年前から気付いていたが疼痛がないため放置していたという。右側鼻唇溝は消失し、口腔内から触診すると波動を認める。エックス線検査では骨には異常所見は認めない。試験穿刺を行った。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)と試験穿刺時の内容液の写真(別冊No.00B)を別に示す。

最も考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 歯根嚢胞
b 鼻歯槽嚢胞
c 含歯性嚢胞
d エナメル上皮腫
e 角化嚢胞性歯原性腫瘍
甲状舌管嚢胞
106C49
手術時に周囲の関連組織を含めて切除するのはどれか。1つ選べ。
a 残留嚢胞
b 類皮嚢胞
c 鼻歯槽嚢胞
d 甲状舌管嚢胞
e リンパ上皮性嚢胞
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