模試と聞くと、
今までの実力を試そう。
もしくは徹夜で帳尻合わせよう。
と心の声が聞こえてきます。
模試に対する捉え方は人それぞれ。
ですが、模試に対して片面だけのイメージだと少しもったいないかと。
というわけで、今回は模試のお話です。
模試で重要なのは成績だけではない
模試で重要なのは成績だけではないです。
では、なにが他に重要かというと、
それはスケジュール管理です。
本番までの取捨選択
模試は国試に向けての練習です。
とすると、本番までにどんな勉強をして、どんな勉強をしないかを予行練習的に考えるのがとても重要になってきます。
自身の過去を振り返りながら、未来を想像してみてください。
いままで、みなさんは試験1週間前に何をしていたでしょうか。覚え出せますか?
また、試験に向けてどんな勉強をするかはっきり答えられますか?
1週間前になって資料を探したり、講義資料を1ページ目から勉強したり、昼夜が逆転になってたりと、そんな学生さんも少なくないと思います。
中間試験は特定の期間に勉強した内容が出題されます。
しかし、国家試験は全範囲です。
量の膨大さと、プレッシャーで結局なんの勉強をしたらいいかわからない学生さんをたくさんみてきました。
そして、最後は過去問を解きまくる…。
否定はしませんが、過去問を解きまくることが弱点の克服になるのかなぁと。
むしろ、健康日本21の目標値を覚えた方が有用にも思えます。
自分が主人公
模試は成績が良いかだけではなく、本番までにどんな「勉強行動」をするかが大事です。
まとめノートなのか、過去問なのか、もしくは参考書を使うのかなど。
本場が近づくほど、プレッシャーと情報量で頭がパンクになります。
なので、取り巻く環境ではなく、自分自身が主導権を握るという意識が精神衛生上とても重要になってきます。
もう少しだけ、話を広げると国試当日は、かばんパンパンに参考書を詰めてくる人もいます。真面目な性格でもともと成績が良ければ、おまじないとして受け取れます。しかし、そうでなければ、ちょっと落ち着いた方がいいかもしれません。
まとめ
というわけで、せっかくなので模試を学力を測るものだけではない。
スケジュール管理の練習として使ってみてはどうかというお話でした。
国家試験は、再試もなければ、下駄を履かせることもありません。
たった一度きりのチャンス。
あらゆる角度からトライアンドエラーを試みてはいかがでしょうか。
模試でスケジュールの予行練習しておかないと、1月とか本当に大変かもしれません。
卒業試験や再試もあると思うので。
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