
「なにか効率の良い勉強法はないだろうか…?」
「国試の仕組みが分かれば点数もあがるはずだ!」
と、ネットサーフィン…。しかし、気づけばテストは刻々と近づくばかり。
頭でっかちになっていくばかりで、勉強という行動は一切手付かず。
勉強しなくてはならないこともメタ的にわかっているけども、やっぱりできない。てか、そもそもやる気が湧かない。
そんな時は一体どうしたらよいのでしょうか。
実は意外にも答えはシンプル!それは「とにかく動いてみる」こと。
それでは、なぜ、動き出すとやる気が出るのか。そもそも、やる気とは一体なんなのか。やる気という謎について追ってみたいと思います。
やる気の中枢は脳の「側坐核(そくざかく)」

やる気をつかさどっているのが、脳の「側坐核」というところ。
歯学部ネタとしては「〜節」ではないところもイメージできるところ(笑)
側坐核は「刺激」によってドーパミンを放出。ドーパミンはやる気や意欲を湧かせる神経伝達物質の一つです。
では、側坐核を刺激するにはどうしたらよいでしょうか。
それは、とにかく体を動かすような作業を始めること。側坐核は手足を動かす運動や少しでも脳を働かせることで刺激されていきます。
つまり、『やる気が湧いて動き始めるのではなく、動き始めないとやる気は起こらない』ということです。
問題を1問解く、教科書を1ページ読む。はじめは嫌々でも、少しやれば次第にやる気は湧いてくるということですね。
「やる気」ということ言葉が幻想

東京大学の池谷裕二教授曰く、そもそも「やる気」という言葉は、「やる気」のない人間によって作られたフィクションとのこと。
「やる気を出すための方法」を考えるほど無駄なことないと断言しています。
私たちが普段からアテにしている「やる気」とは幻想そのもの。そもそも何かをやる前からやる気を出すことは不可能だと。
手厳しい…。
やる気が出ないからこそ立ち上がる、参考書をめくる、手を動かす。「行動することでしかやる気は引き出せない」と覚えておくといいかもしれません。
普段、過去問を目的もなし解くことを良しとはしてませんが、やる気を出すという側面から考えれば、始めは過去問を1ページでも解いてみるはいいかもしれませんね。
問題集を解くって行為が暗記している時より、勉強してる感がありますもんね…。
ぜひ、みなさんもやる気が出ない時に参考にしてみてください。
素敵な学習ライフを!
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