すべての根幹を成す学習法!それは、検索学習!!



蛍光ペンで重要箇所に目印をつける。

自分にあった学習スタイルで勉強する。

ゴロを使った暗記術。などなど。。。

世の中にはいろいろな勉強法があります。

しかし、ケント州立大学が調べたところ、どうやらそれらの勉強法はどれも学習効率が悪いようです。

そこで色々調べてみると「検索学習」というのが、記憶の定着という観点からずば抜けて良いようです。

今回は、そんな検索学習を軸にさまざまな勉強法をみていきたいと思います。

ちなみに、検索学習とは造語です。厳密には検索練習です。

検索学習とは

なかなか聞きなれないかもしれないですが、「思い出す」という作業が入った学習法のことです。

たとえば、模擬テスト、フラッシュカード、クイズなど自らアクティブに発話するようなタイプが検索学習にあたります。

講師業をしている自分も、いわば人に教えるという点で検索練習が常に出来ていると思います。学生から講師を経て、長期記憶が作られていることを実感しています。

ヒトは忘れたと思った記憶も実は頭の中に保存されているようです。

そして、それを筋トレのように探したり取り出す作業を繰り返すことで、記憶はより定着するとのこと。

受動的に勉強するのではなく、能動的に勉強しようってやつですね。

では、具体的にはどういったものが検索学習になるの考えてみたいと思います。

具体的な検索学習とその考察

検索学習がアウトプットだということはわかりました。

けれでも、実際は個人の状況や背景はさまざまです。

したがって、具体的な方法だけではなく、時期や状況もふまえて費用対効果も考えてみたいと思います。

○:検索学習と共に費用対効果も良し

△:検索学習ではあるが費用対効果が悪い

×:検索学習ではない

ちなみにこの指標は検索学習かどうかという指標でみています。

各々の勉強が悪いかどうかの指標ではないのであしからず。

口頭試問:△

友達との口頭試問:△

相手に聞かれたことを答えるというクイズ形成は検索学習になると思います。

一方で、出題する相手が、テストとまったく関係ない問題を聞いてきたら厳しいのはないでしょうか。

講師や教育者との口頭試問:△

相手に聞かれたことを答えるというクイズ形成は検索学習になると思います。

相手もテストと関係あるところを出題してくれるのでなかなな良いのではないでしょうか。

しかし、そこには主従関係(特に医療系はなおのこと)みたいのが見え隠れするということ。コミュニュケーションにコストがかかりますね。

つまり、気を使うというやつです。

また、講師の中には人間的に未熟な方もいて、マウンティングを取りたがる人もいるため見極めが必要です。

マーカーで線を引く:×

重要なところを線で引いても検索学習にはなりません。というわけで×です。

個人的な意見としては、紙面をにぎやかすだけのマーカーはどこが大事なのかわからなくなるので避けた方が無難だと思います。

テスト:△〜○

テストと聞くと評価システムと思われがちです。

しかし、探索学習という観点からみると最高の学習ツールだと思います。

実際に学習効果という点だけではなく、本番の出題形式に直結しているため、慣れるという利点もあります。

模試のような総合力をためされるテストもインターリーブの効果があり学習効果として高いと言われているようです。

ただ、△にしたのはテストに恵まれる機会をどう作るか。

もし、自分でつくるとなると手間になるので、その点で△ですかね。

人に教える:△〜○

極めて最高の検索学習だと思います。

しかし、人に教えるということが慣れていない人にとっては苦痛以外のなにものでもないですね。

民間レベルで聞く話としては、目の前に鏡を置いて自分に教えるように語るという方法もあるみたいです。

経験的な補足説明として、人に教えるという行為は頭が疲れます。

説明するために俯瞰的に物事を捉え直すことができますが、勉強した内容を翻訳するのはちょっと大変です。

授業を聞く:×

検索学習ではない。情報を受容するだけならテキストの読み込みで十分。

単語帳のようなもの:○(条件付き)

カードに書かれたことに答えるという行為が思い出そうとする検索学習ですね。

条件付きで○としたのは、わかりきっていることや単語帳を作ることに手間をかけていたら本末転倒ということです。

ここらへんはノート作り論と話がかぶるところがあるかもしれません。

なので、自分がこれだけは覚えられないという内容に絞ればなかなか良いのではないかと思います。

試験直前の勉強の指標にもなるのではないでしょうか。

まとめ

総じていえば、受動的な勉強は避け、能動的な勉強をしようという話です。

どんな勉強法であれ、「思い出す」という要素を加えればいいかと思います。

たとえば、ゴロなんかも自分で作ってみるとかですかね。

いままでの勉強法で成績が伸び悩んでいるとしたら、見直すことも大事かもしれません。

自分にあっている勉強と勉強している風で心地いいからを混同しないことは大事かもです。

過去問を解きまくるという話がまさにそれですね。(別枠で書きたいと思います。)

近年、学習の科学はどんどん開拓されています。

自己嫌悪の罠にハマる前に、目の前のことを疑ってみるのもいいかもしれません。



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ABOUTこの記事をかいた人

上原 秀一

株式会社S.A.V.N代表取締役/Dental Youth 講師/歯科医師/歯科医師国家試験講師としてだけではなく小中高生に対しての指導も行う。哲学的な思考をベースに物事を新しい切り口で捉え直す。