口腔外科学:顎骨周囲の炎症(計21問)【歯科医師国家試験】(2026年1月18日更新)



顎骨周囲の炎症(計21問)

95D1
翼突下顎隙の炎症を起こす可能性が高いのはどれか。
a 下顎智歯周囲炎
b 顎下腺管内唾石
c 筋突起骨折
d Küttner腫瘍
e ガマ腫

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102C16
次の文により16、17の問いに答えよ。
56歳の女性。右側顎下部とオトガイ部の腫脹とを主訴として来院した。1週前に下顎右側第一大臼歯の抜歯を受け、3日前から同部が腫脹し、嚥下痛も認めるという。同部に波動を触知する。初診時の写真(別冊No.l5A)、エックス線写真(別冊No.15B)及びCT(別冊No.15C)を別に示す。

16 診断に必要なのはどれか。2つ選べ。
a 赤血球数
b 白血球数
c 血小板数
d C反応性タンパク
e Bence Jonesタンパク

17 適切な処置はどれか。2つ選べ。
a 温罨法
b 切開排膿術
c 赤外線照射
d 抗菌薬の点滴静注
e 副腎皮質ステロイド投与

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103A40
口腔内写真(別冊No.1)を別に示す。

下顎左側臼歯部の骨膜下膿瘍の切開排膿術を行う患者に事前に説明すべき事項はどれか。1つ選べ。
a 開口障害
b 嚥下障害
c 下唇の知覚麻痺
d 下唇の運動麻痺
e 頬脂肪体への感染拡大

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103B15
35歳の男性。左側頰部の腫脹を主訴として来院した。1週前から疼痛を伴う腫脹を自覚したが、放置していたという。口腔内の清掃状態は悪く、下顎左側第一大臼歯は残根状態である。初診時の顔貌写真(別冊No.14A)と処置時の写真(別冊No.14B)とを別に示す。

この処置の目的はどれか。1つ選べ。
a 抗菌薬の注入
b 造影剤の注入
c 病巣部の洗浄
d 病巣周囲の麻酔
e 病巣内容物の確認

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103B22
38歳の男性。オトガイ下部の疼痛を主訴として来院した。オトガイ部に著明なびまん性腫脹と発赤とを認め、波動を触知する。口腔外から切開排膿術を行うこととした。波動部と切開線の写真(別冊No.20)を別に示す。

適切な切開線はどれか。1つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

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103D44
32歳の男性。頸部の有痛性の腫脹を主訴として来院した。1週前から左側顎下部に疼痛と腫脹とが出現したという。その後、徐々に増悪し2日前から摂食が困難になったという。初診時の顔貌写真(別冊No.43A)とCT(別冊No.43B)とを別に示す。

最も注意すべきなのはどれか。1つ選べ。
a 体温
b 呼吸
c 血圧
d 脈拍
e 疼痛

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105C41
化膿性炎で口腔内から切開排膿を行う部位はどれか。2つ選べ。
a 舌下隙
b 顎下隙
c 側咽頭隙
d 翼突下顎隙
e オトガイ下隙

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105D3
40歳の女性。開口障害を主訴として来院した。3日前に他院で下顎左側智歯を抜去した後、左側顎下部と頰部の腫脹が増大したという。初診時の体温は 38.6℃で、白血球数15,250/μl、CRmg/dlであった。初診時の顔貌写真(別冊No.3A)、エックス線写真(別冊No.3B)及び CT(別冊No.3C)を別に示す。

初期対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
a 圧迫
b 温罨法
c 開口訓練
d 水分補給
e 抗菌薬投与

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106B6
82歳の女性。頸部の腫脹を主訴として来院した。4日前から下顎前歯部歯肉に腫脹を生じ、次第に増大してきたという。初診時の顔貌写真(別冊No.00A)、エックス線写真(別冊No.00B)及びCT(別冊No.00C)を別に示す。血液検査の結果を表に示す。

まず行うべき対応はどれか。1つ選べ。
a 温罨法
b 栄養改善
c 切開排膿
d 病理組織検査
e 原因歯の抜去

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106B34
22歳の女性。下顎左側部の腫脹と疼痛とを主訴として来院した。以前から同様の症状が断続的にあったという。体温38.0℃、脈拍100/分である。初診時の顔貌写真(別冊No.00A)、最大開口時の口腔内写真(別冊No.00B)、エックス線写真(別冊No.00C)、CT(別冊No.00D)及びMRI(別冊No.00E)を別に示す。

まず行うべき治療はどれか。2つ選べ。
a 抗菌薬投与
b NSAIDs投与
c 高圧酸素療法
d 骨皮質除去術
e ┌78の抜歯

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107A93
下顎前歯部の化膿性炎症が波及しやすいのはどれか。2つ選べ。
a 舌下隙
b 顎下隙
c 翼突下顎隙
d オトガイ下隙
e 側咽頭隙〈咽頭側隙〉

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108C112
薬剤加療中の骨粗鬆症患者の口腔内写真(別冊No.00A)、エックス線写真(別冊No.00B)及び摘出物のH-E染色病理組織写真(別冊No.00C)を別に示す。

この顎骨疾患の病態はどれか。2つ選べ。
a 細菌感染
b 骨細胞の壊死
c 腫瘍細胞の増殖
d 骨芽細胞の機能亢進
e 破骨細胞の機能亢進

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108C117
炎症が波及した場合に重篤な嚥下障害を伴うのはどれか。2つ選べ。
a 顎下隙
b 側頭下窩
c 翼口蓋窩
d 咽頭周囲隙
e 翼突下顎隙

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112B73
30歳の女性。左側顎角部の腫脹を主訴として来院した。ヨード系造影剤による ショックの既往がある。検査の結果、下顎蜂窩織炎と診断し、抗菌薬の静脈内投与 を行ったところ、しばらくして掻痒感を訴えた。その時の上腕の皮膚写真(別冊No. 21)を別に示す。

今後予想されるのはどれか。3つ選べ。
a 喘 鳴
b 意識消失
c 血圧上昇
d 体温上昇
e 動脈血酸素飽和度の低下

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112C79
55歳の男性。下顎右側の痛みで口が開きにくいことを主訴として来院した。3日前から痛みがあり、急速に増悪してきたがそのままにしていたという。最大開口量は25mmで、開口時にオトガイは右側に偏位する。初診時の体温は37.6°C、白血球数12,250/L、CRmg/d Lであった。初診時のエックス線画像(別冊No.27A)、骨表示CT(別冊No.27B)及び造影CT(別冊No.27C)を別に示す。

考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 膿 瘍
b 上顎洞癌
c 変形性顎関節症
d 滑膜性骨軟骨腫症
e リウマチ性顎関節炎

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116A62
40歳の女性。左側頬部の腫脹を主訴として来院した。30分前にかかりつけ歯科医で下顎左側埋伏智歯の抜去直後から腫脹が出現したため、紹介された。初診時の顔貌写真(別冊No.18A)、CT(別冊No.18B)及び抜歯前のエックス線画像(別冊No.18C)を別に示す。

適切な対応はどれか。2つ選べ。
a 頬部圧迫
b 抗菌薬投与
c 抗ヒスタミン薬投与
d アドレナリン筋肉注射
e バイタルサインの確認

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116C39
46歳の男性。開口障害を主訴として来院した。3日前に他院で下顎右側第二大臼歯の抜去後から次第に疼痛と腫脹が増大し、昨日から開口しにくくなってきたという。体温は38.3℃で、嚥下痛がある。診察の結果、口腔外から切開排膿することとした。初診時のエックス線画像(別冊No.12A)、造影CT(別冊No.12B)及び切開部位の模式図(別冊No.12C)を別に示す。血液検査の結果を表に示す。

適切な切開部位はどれか。2つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

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117A68
55歳の男性。開口障害を主訴として来院した。7日前にかかりつけ歯科医で下顎右側智歯を抜去し、アモキシシリン水和物とロキソプロフェンナトリウム水和物を3日間服用したが自発痛が続き、徐々に口が開かなくなったという。体温は38.0℃だが、顔面はほぼ対称である。初診時のエックス線画像(別冊No.25A)とCT(別冊No.25B、C、D)を別に示す。

膿瘍の部位はどれか。1つ選べ。
a 顎下隙
b 舌下隙
c 咽頭側隙
d 咬筋下隙
e 翼突下顎隙

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118A21
21歳の男性。下顎右側智歯部の疼痛と腫脹を主訴として来院した。3日前から右側顎下部に腫脹が出現し、徐々に拡大し嚥下痛が強くなり、飲水ができないという。体温は37.8℃、腫脹部は弾性硬で、開口量は20mm、呼吸障害は認めない。初診時の顔貌写真(別冊No.3A)、口腔内写真(別冊No.3B)、エックス線画像(別冊No.3C)及び造影CT(別冊No.3D)を別に示す。

まず行うべき処置はどれか。2つ選べ。
a 輸 液
b 開口訓練
c 原因歯の抜去
d 抗菌薬の投与
e 顎下部の切開排膿

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118B21
疾患と原因療法の組合せで正しいのはどれか。3つ選べ。
a 内歯瘻 ーーーーーーーーー 感染根管治療
b 褥瘡性潰瘍 ーーーーーーー 外科的切除
c 頸部蜂窩織炎 ーーーーーー アモキシシリン水和物投与
d 口腔扁平苔癬 ーーーーーー ビタミンB12製剤投与
e Ramsay Hunt症候群 ーーー アシクロビル投与

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