【歯科医師国家試験】歯科矯正学:診査・診断・検査 〜 診査・診断 〜(計23問)



診査・診断

96C53
AngleⅡ級2類不正咬合の診査で注意する事項はどれか。
(1)前歯部歯肉状態
(2)習慣性開閉口運動路
(3)母指吸引癖
(4)内分泌異常
(5)顎関節症状
a (1)、(2)、(3)  b (1)、(2)、(5)  c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4)  e (3)、(4)、(5)

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96C65
咀嚼筋の機能と関連がある顔面頭蓋形態はどれか。
(1)下顎枝の高さ
(2)下顎角の大きさ
(3)オトガイ唇溝の深さ
(4)下顎隆起の大きさ
(5)下顎下縁平面の傾斜
a (1)、(2)、(3)  b (1)、(2)、(5)  c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4)  e (3)、(4)、(5)

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96C68
20歳の女性。臼歯部での咬合不安定を主訴として来院した。上下顎歯列の正中線は一致し、下顎の機能的な偏位は認められない。セファロ写真から骨格的な問題はなく、顎関節にも異常はない。ガム咀嚼時の下顎切歯点の前頭面運動経路(別冊No.00)を別に示す。

考えられる矯正治療の方針はどれか。2つ選べ。
a 上顎右側臼歯の口蓋側移動
b 下顎右側臼歯の圧下
c 上顎左側臼歯の頬側移動
d 上顎左側臼歯の挺出
e 下顎左側臼歯の舌側移動

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96C70
9歳の女児。上顎前歯の前突感を主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No.00A)と口腔内写真(別冊No.00B、C)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

適切な診断はどれか。2つ選べ。
a 上顎骨の前突
b 下顎骨の後退
c 下顔面高の過大
d 上顎切歯の唇側傾斜
e 下顎切歯の舌側傾斜

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97C54
二態咬合の診断に用いる検査はどれか。
a 嚥下機能
b 発音機能
c 顎運動
d 咀嚼機能
e 咬合力

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99C68
16歳の女子。咬合異常を主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No.00A)と口腔内写真(別冊No.00B、C、D)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

正しいのはどれか。
a コンケイブタイプの側貌
b マイナスのオーバーバイト
c Ⅱ級の大臼歯関係
d 上顎切歯の唇側傾斜
e 下顎骨の後方位

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99C69
8歳の女児。前歯部の咬合異常を主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No.00A)、口腔内写真(別冊No.00B、C、D)およびエックス線写真(別冊No.00E)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

正しいのはどれか。
a ストレートタイプの側貌
b 1┘の先天欠如
c 上顎切歯の唇側傾斜
d 上顎骨の前方位
e 下顎骨の後方位

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100C44
9歳の女児。前歯の歯並びが良くないことを主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B、C)とを別に示す。

考えられる原因はどれか。2つ選べ。
a 埋伏過剰歯
b 矮小な中切歯
c 側切歯の先天欠如
d 犬歯の埋伏
e 上唇小帯の高位付着

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101A97
Moyersの確率表で上顎側方歯群の予測に用いるのはどれか。
a 6┴6
b 6┬6
c 21┴12
d 21┬12
e 621┴126

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101C24
12歳の男児。上顎前歯部の叢生を主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No.00A)、口腔内写真(別冊No.00B、C、D、E、F)及びエックス線写真(別冊No.00G)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

所見で正しいのはどれか。2つ選べ。
a 過剰歯の存在
b オーバーバイトの不足
c コンケイブタイプの側貌
d 上顎骨の前方への過成長
e 下顎骨の下方成長の不足

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102C38
12歳の女児。叢生を主訴として来院した。著しい口呼吸を認めた。初診時の口
腔内写真(別冊No.00A)、口腔模型の写真(別冊No.00B)及びエックス線写真(別
冊No.00C)を別に示す。

正しい所見はどれか。2つ選べ。
a 大きいオーバージェット
b 小さいオーバーバイト
c AngleⅠ級の大臼歯関係
d 下顎の鞍状歯列弓
e アデノイド肥大

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103C120
E-ラインで測定するのはどれか。1つ選べ。
a 鼻の高さ
b 顔の対称性
c 上顎突出度
d 上下口唇の突出度
e オトガイの前後的位置

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104A126
成人の不正咬合に対する治療計画を立案するために必要なのはどれか。すべて選べ。
a 口腔模型
b 顔面写真
c セファログラム
d 手のエックス線写真
e パノラマエックス線写真

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104D50
10歳の女児。上顎前突を主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No.00A)、口腔内写真(別冊No.00B)及び口腔模型の写真(別冊No.00C)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

正しいのはどれか。すべて選べ。
a Y軸角が小さい。
b オトガイ筋の緊張がみられる。
c Hellmanの歯齢はⅢAである。
d 側貌はコンケイブタイプである。
e 夕ーミナルプレーンは遠心階段型である。

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105A128
不正咬合の診断過程を図に示す。

(   )の過程で行われるのはどれか。2つ選べ。
a 成長予測
b 印象採得
c 現病歴の聴取
d 治療計画の立案
e 頭部エックス線規格撮影

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105B29
9歳の女児。前歯部の歯並びが悪いことを主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No.00A)、口腔内写真(別冊No.00B)、口腔模型の写真(別冊No.00C)及びセファログラム(別冊No.00D)を別に示す。

正しい所見はどれか。2つ選べ。
a ⎿2⎾12の交叉咬合
b アデノイド肥大
c 上唇小帯の付着異常
d Hellmanの歯齢ⅢC期
e コンケイブタイプの側貌

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106B31
19歳の女性。食物がうまく噛めないことを主訴として来院した。開口障害を認める。初診時の顔面写真(別冊No.00A)、エックス線写真(別冊No.00B)及び口腔内写真(別冊No.00C)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

正しい所見はどれか。2つ選べ。
a 上気道の狭窄
b 上顎骨の過成長
c 下顎骨の劣成長
d 下顎中切歯の舌側傾斜
e コンケイブタイプの側貌

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106D20
4歳の男児。反対咬合を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。セファロ分析の結果の一部を図に示す。

正しい所見はどれか。2つ選べ。
a 上顎骨の劣成長
b 下顎下縁平面の急傾斜
c マイナスのオーバーバイト
d 上顎左側中切歯の先天欠如
e 上顎左側乳側切歯の口蓋側転位

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107D13
28歳の女性。前歯の咬み合わせが悪いことを主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No.00A)と口腔内写真(別冊No.00B)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

正しい所見はどれか。2つ選べ。
a 上顎左側犬歯の高位
b 下顎中切歯の唇側傾斜
c コンケイブタイプの側貌
d 骨格性Ⅲ級の上下顎関係
e 下顎の負のアーチレングスディスクレパンシー

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108B20
11歳の男児。大臼歯の異常を近医で指摘され来院した。初診時の口腔模型の写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。

正しいのはどれか。すべて選べ。
a Hellmanの歯齢ⅣA期である。
b AngleⅡ級の大臼歯関係を呈する。
c 上顎右側第一大臼歯は近心傾斜を示す。
d 上顎左側第二小臼歯の先天欠如がみられる。
e 上顎の負のarch length discrepancyが予想される。

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108B26
14歳の男子。咬み合わせが悪いことを主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No.00A)、口腔内写真(別冊No.00B)及びエックス線写真(別冊No.00C)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

正しい所見はどれか。2つ選べ。
a 永久歯の先天欠如
b 骨格性Ⅱ級の顎間関係
c 下顎中切歯の唇側傾斜
d AngleⅡ級の大臼歯関係
e コンケイブタイプの側貌

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108C42
模型計測の結果を表に示す。下顎のavailable arch lengthは62.0mmである。
下顎の歯冠近遠心幅径(mm)

Arch length discrepancyはどれか。1つ選べ。
a +26.0mm
b +10.0mm
c +4.0mm
d -4.0mm
e -26.0mm

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108D49
13歳の女子。咬み合わせが悪いことを主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No.00A)、口腔内写真(別冊No.00B)及びエックス線写真(別冊No.00C)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

正しい所見はどれか。2つ選べ。
a 骨格性Ⅱ級
b AngleⅡ級1類
c 小さいanterior ratio
d 上顎左側側切歯の先天欠如
e 下顎の負のarch length discrepancy

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