歯科矯正学:混合歯列期 〜 開咬 〜(計9問)【歯科医師国家試験】(2020年10月13日更新)



開咬(計9問)

95C73
14歳の女子。前歯で噛めないことを主訴として来院した。顎関節に異常は認められない。初診時の口腔内写真(別冊No.31A、B)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

適切な矯正装置はどれか。2つ選べ。
a 上顎前方牽引装置
b 咬合斜面板
c マルチブラケット装置
d オトガイ帽装置
e タングクリブ

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96C71
9歳の男児。上下顎切歯が咬合時に接触しないことを主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.30A、B )を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

この時期の処置で考えられるのはどれか。2つ選べ。
a マルチブラケット装置による歯の排列
b ヘッドギアによる上顎骨前方成長の抑制
c タングクリブによる舌突出の防止
d オトガイ帽装置による下顎骨垂直成長の抑制
e 舌側弧線装置による上顎切歯の唇側移動

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101D28
7歳の男児。前歯が出ていることを主訴として来院した。鼻咽腔疾患はないという。初診時に口腔清掃指導を行った。口腔内写真(別冊No.28A、B)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

次に行うのはどれか。
a 経過観察
b 筋機能療法
c 連続抜去法
d 1┴1の近心移動
e 上顎骨の成長抑制

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104D14
9歳の男児。前歯で食物が咬み切れないことを主訴として来院した。 3年前から咽頭扁桃肥大で治療を受けており、現在、鼻症状はないという。口腔内写真(別冊No.14)を別に示す。

行うべき対応はどれか。2つ選べ。
a 乳犬歯の抜去
b 咬合斜面板の装着
c 習癖除去装置の装着
d 筋機能訓練法の指導
e 早期接触部の咬合調整

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105B45
8歳の女児。前歯で食物が噛み切れないことを主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No.45A)と口腔内写真(別冊No.45B)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

適切な矯正装置はどれか。1つ選べ。
a 急速拡大装置
b タングクリブ
c リンガルアーチ
d バイオネーター
e リップバンパー

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106D12
8歳の男児。歯並びが気になることを主訴として来院した。5歳まで吸指癖が続いていたが、その後消失したという。骨格性の異常を認めない。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

適切な装置はどれか。1つ選べ。
a 咬合挙上板
b タングクリブ
c ナイトガード
d アクチバトール
e リップバンパー

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111C84
8歳の女児。噛みにくいことを主訴として来院した。5歳まで吸指癖があったという。第一期治療を行うこととした。初診時の顔面写真(別冊No.35A)、口腔内写真(別冊No.35B)、エックス線画像(別冊No.35C)及び側面頭部エックス線規格写真(別冊No.35D)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

第一期治療として適切なのはどれか。2つ選べ。
a 筋機能療法の適用
b タングクリブの使用
c チンキャップの使用
d リップバンパーの使用
e マルチブラケット装置の装着

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112D87
次の文により87、88 の問いに答えよ。
13歳の女子。前歯が噛まないことを主訴として来院した。低身長である。初診時の顔面写真(別冊No. 34 A)、口腔内写真(別冊No. 34B)及びエックス線画像(別冊No. 34C)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

 

87 認められるのはどれか。2つ選べ。
a 下顎角の開大
b 上顎骨の過成長
c 前歯の萌出遅延
d 第一大臼歯の挺出
e デンタルコンペンセーション

88 適切な治療方針はどれか。3つ選べ。
a 過剰歯の抜去
b 残存乳歯の抜去
c 埋伏歯の開窓牽引
d 下顎切歯の唇側傾斜
e 上顎大臼歯の遠心移動

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