腫瘍など(計17問)
95D4
あ口腔癌の頸部リンパ節転移の診断に有効でないのはどれか。
a 磁気共鳴画像検査(MRI)
b 超音波検査
c エックス線断層撮影
d エックス線CT検査
e シンチグラフィ
96D2
あ限局性のエックス線不透過像を示すのはどれか。
(1)歯牙腫
(2)線維性骨異形成症
(3)歯原性粘液腫
(4)エナメル上皮腫
(5)良性セメント芽細胞腫
a (1)、(2) b (1)、(5) c (2)、(3) d (3)、(4) e (4)、(5)
97A70
あエックス線透過像と不透過像との混在を特徴とする顎骨病変はどれか。
(1)歯原性角化嚢胞
(2)含歯性嚢胞
(3)エナメル上皮腫
(4)腺様歯原性腫瘍
(5)石灰化歯原性嚢胞
a (1)、(2) b (1)、(5) c (2)、(3) d (3)、(4) e (4)、(5)
99A38
あ軟組織の腫瘤性病変を描出できるのはどれか。
a 口内法エックス線撮影
b パノラマエックス線撮影
c 頭部エックス線単純撮影
d エックス線断層撮影
e CT
99A53
あ境界明瞭なエックス線不透過性を示す顎骨内病変はどれか。
a 慢性骨髄炎
b 歯原性角化嚢胞
c 腺様歯原性腫瘍
d 骨腫
e 骨肉腫
100D44
あ次の文により44、45の問いに答えよ。
あ42歳の男性。舌の疼痛を主訴として来院した。2か月前から疼痛と出血とを自覚していたが放置していたという。初診時の口腔内写真(別冊No.38A )と生検時の病理組織像(別冊No.38B )とを別に示す。
あ44 まず行う画像検査法はどれか。
a パノラマエックス線撮影
b 断層撮影法
c 血管造影法
d MRI
e 骨シンチグラフィ
あ45 この画像検査の目的はどれか。2つ選べ。
a 舌機能障害の判定
b 病変範囲の判定
c 下顎骨浸潤の有無
d リンパ節転移の有無
e 遠隔転移の有無
101A119
あエックス線写真所見と疾患名との組合せで正しいのはどれか。
a 石鹸泡状 ―――――― 骨髄炎
b 虫喰い状 ―――――― 線維性異形成症(線維性骨異形成症)
c すリガラス状 ―――― 骨肉腫
d タマネギの皮状 ――― エナメル上皮腫
e テニスラケット状 ―― 粘液腫(歯原性粘液腫)
101B33
あ62歳の女性。上顎右側大臼歯部の疼痛を主訴として来院した。鼻閉感があるという。初診時のエックス線写真(別冊No. 1)を別に示す。
あ異常所見はどれか。
a 右側翼口蓋窩の硬化
b 右側眼窩下縁の破壊
c 右側中鼻道側壁の破壊
d 右側上顎洞透過性の亢進
e 右側上顎洞底の破壊
103D1
あ65歳の男性。舌の腫瘤を主訴として来院した。生検の結果、扁平上皮癌であった。右側顎下部に腫瘤を触知する。頸部転移を疑いCT撮影を行った。CT(別冊No.1)を別に示す。
あ転移が疑われるリンパ節はどれか。1つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
104C65
あエックス線写真所見と疾患名との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
a 旭日状 骨肉腫
b 綿花状 角化嚢胞性歯原性腫瘍
c 蜂巣状 慢性骨髄炎
d 石けん泡状 骨腫
e テニスラケット状 歯原性粘液腫
107D9
あ65歳の女性。右側頰部の腫脹を主訴として来院した。6か月前に気付いたが放置していたところ、最近腫脹が増してきたという。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)とCT(別冊No.00B)とを別に示す。
あ右側に認められる所見はどれか。2つ選べ。
a 頰骨弓の破壊
b 眼窩底の破壊
c 上顎洞前壁の破壊
d 上顎洞後壁の破壊
e 頰骨歯槽稜の消失
107D32
あ70歳の男性。下顎の疼痛を主訴として来院した。昨夜食事時から突然自覚したという。1年前から下顎右側に腫脹を繰り返していた。10年前に中咽頭癌治療の既往があるが、現在再発はない。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)とCT(別冊No.00B)とを別に示す。
あ発症の原因として考えられる治療歴はどれか。1つ選べ。
a 免疫療法
b 放射線治療
c 頸部郭清術
d 腫瘍切除術
e 高圧酸素療法
108C83
あ頸部の無痛性腫脹を主訴として来院した患者のCT(別冊No.00)を別に示す。画像診断で悪性リンパ腫が疑われた。
あ病変の局在部位はどれか。1つ選べ。
a 舌下隙
b 顎下隙
c 浅顔面隙
d 咽頭側隙
e 翼突下顎隙
112C59
あ81歳の男性。舌の腫脹を主訴として来院した。造影剤の使用を拒否している。初診時の口腔内写真(別冊No.11)を別に示す。
あ病変の範囲を評価するのに有効なのはどれか。2つ選べ。
a CT
b MRI
c 口腔内超音波検査
d 歯科用コーンビームCT
e パノラマエックス線撮影
114A68
あ舌の白斑を主訴として来院した患者の口腔内写真(別冊No.26)を別に示す。白斑の前方部に硬結を触れる。
あ病変の深達度の評価に有用なのはどれか。3つ選べ。
a MRI
b 造影 CT
c 擦過細胞診
d ヨード生体染色
e 口腔内超音波検査
114C25
あ下顎歯肉癌患者のFDG-PET/CT(別冊No.4A)と造影CT(別冊No.4B)を別に示す。
あ転移が疑われるのはどれか。1つ選べ。
a 頬リンパ節
b 舌リンパ節
c 顎下リンバ節
d 副神経リンパ節
e オトガイ下リンパ節


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