外傷
100D33
40歳の男性。咬合不全を主訴として来院した。前夜、自転車で転倒して左側顔面を強打したという。開口度は20mmである。初診時のエックス線写真(別冊No.00A、B)と精査のため追加したCT画像(別冊No.00C、D)とを別に示す。


CT画像によって新たに得られた所見はどれか。
a 上顎洞含気性の低下
b 関節突起骨折
c 上顎洞洞壁の骨折
d 頬骨弓骨折
e 翼状突起骨折
104D40
39歳の男性。オトガイ部の疼痛と開口障害とを主訴として来院した。昨夜自転車で走行中に転倒しオトガイ部を強打したという。初診時のエックス線写真(別冊No.00A、 B)とトレース図(別冊No.00C)とを別に示す。


骨折部位はどれか。2つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
105C113
エックス線写真 (別冊No.00)を別に示す。

矢印で示す骨片の偏位を起こすのはどれか。1つ選べ。
a 咬 筋
b 側頭筋
c 内側翼突筋
d 外側翼突筋
e 胸鎖乳突筋
107C119
71歳の男性。開口時の疼痛を主訴として来院した。2日前につまずいて転倒し下顎を強打したという。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)とCT(別冊No.00B)とを別に示す。

疑われるのはどれか。1つ選べ。
a 顎関節脱臼
b 筋突起骨折
c 関節突起骨折
d 下顎角部骨折
e 下顎正中部骨折
108D39
70歳の男性。顔面の腫脹を主訴として来院した。2日前に転倒し顔面を強打したという。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)とCT(別冊No.00B)を別に示す。


下顎骨骨折の部位はどれか。2つ選べ。
a オトガイ
b 両側小臼歯
c 両側下顎骨
d 両側下顎枝
e 両側関節突起
110D38
78歳の男性。咬合異常を主訴として来院した。3週前に歩行中に転倒し上唇と下顎部を強打したという。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)とCT(別冊No.00B)を別に示す。


骨折の部位はどれか。1つ選べ。
a 両側下顎角部
b 両側筋突起部
c 両側下顎骨体部
d 両側関節突起部
e 下顎左側犬歯部
顎関節疾患
96D52
27歳の女性。閉口不能を主訴として来院した。今朝あくびをした後に閉口できなくなったという。初診時の顔貌写真(別冊No.00A、B)を別に示す。

診断に有用なのはどれか。2つ選べ。
a パノラマエックス線撮影法
b Waters法
c 後頭前頭方向撮影法
d 顎関節側方向撮影法
e 顎関節前後方向撮影法
100D47
27歳の女性。左側顎関節の違和感を主訴として来院した。2か月前から自覚していたという。初診時のエックス線写真(別冊No.00A、B、C)を別に示す。

疑われるのはどれか。
a 顎関節強直症
b 顎関節脱臼
c 関節突起骨折
d 関節突起発育不全
e 下顎頭肥大
101B44
開口障害を示す患者の閉口位のMR画像(別冊No.00)を別に示す。

関節円板はどれか。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
103D13
36歳の女性。左側頬部の疼痛を主訴として来院した。閉口時と開口時の左側顎関節MRI (別冊No.00)を別に示す。

顎関節の状態はどれか。1つ選べ。
a 正 常
b 脱 臼
c 滑膜炎
d 関節円板転位
e 下顎頭の変形
106D13
67歳の女性。右側顎関節部の開口時痛を主訴として来院した。2年前から自覚していたが、痛みが弱いため放置していたという。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)、CT(別冊No.00B)及びMRI(別冊No.00C)を別に示す。


最も疑われるのはどれか。1つ選べ。
a 骨 腫
b 下顎頭肥大
c 関節突起骨折
d 変形性顎関節症
e 関節突起発育不全
109B10
41歳の男性。左側耳前部の疼痛を主訴として来院した。1週前から徐々に増悪しているという。開口障害は認めない。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)とMRI閉口時プロトン密度強調像、閉口時T2強調像および開口時T1強調像(別冊No.00B)を別に示す。


画像所見で誤っているのはどれか。1つ選べ。
a 下顎頭の変形
b 関節腔の滑液貯留
c 関節結節の平坦化
d 関節円板の前方転位
e 下顎頭の骨髄信号低下
110B35
45歳の女性。顎関節部の痛みを主訴として来院した。1年前に開口時の雑音を自覚したが、2か月前から雑音が消失し痛みが出てきたという。顎関節部に開口時痛を認める。開閉口位のMRIプロトン密度強調像(別冊No.00)を別に示す。

関節円板の位置の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。
右側 左側
a 復位性前方転位 復位性前方転位
b 復位性前方転位 非復位性前方転位
c 正 常 復位性前方転位
d 非復位性前方転位 正 常
e 非復位性前方転位 非復位性前方転位
110D25
23歳の男性。開口障害を主訴として来院した。1年前から開閉口時に左側顎関節に雑音があり、2日前から急に口が開かなくなったという。右側顎関節に異常は認められない。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)と開口時の左側顎関節のMRI(別冊No.00B)を別に示す。

開口障害の原因はどれか。1つ選べ。
a 顎関節の脱臼
b 関節突起の骨折
c 筋突起の過成長
d 関節円板の前方転位
e 下顎頭と側頭骨の骨性癒着
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