【歯科医師国家試験】歯科放射線学:画像診断 〜 嚢胞 〜(計20問)



嚢胞

98D7
単純性骨嚢胞のエックス線写真所見はどれか。
a ホタテ貝状像
b すりガラス状像
c 旭日像
d 虫食い状像
e 蜂巣状像

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99D17
20歳の女性。パノラマエックス線写真で下顎右側大臼歯部の透過像を指摘され来院した。自覚症状はないという。生検で骨内に空洞が認められ、内部に嚢胞壁や内容物はみられない。
疑われるのはどれか。
a 残留嚢胞
b 脈瘤性骨嚢胞
c 静止性骨空洞
d 単純性骨嚢胞
e 含歯性嚢胞

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99D43
58歳の男性。顎骨のエックス線透過性病変を指摘されて来院した。自覚症状はないという。腫脹は認められない。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)とCT写真(別冊No.00B)とを別に示す。

考えられるのはどれか。
a 単純性骨嚢胞
b 脈瘤性骨嚢胞
c 原始性嚢胞
d 歯根嚢胞
e 静止性骨空洞

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101C53
50歳の男性。上顎左側大臼歯部の咬合時の違和感を主訴として来院した。初診時のエックス線写真(別冊No.00)を別に示す。

疑われるのはどれか。
a 歯根嚢胞
b 原始性嚢胞
c 粘液貯留嚢胞
d 脈瘤性骨嚢胞
e 術後性上顎嚢胞

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101D26
38歳の男性。歯科人間ドックのため来院した。エックス線写真(別冊No.00A)で、両側上顎洞に異常所見を認めたため、Waters撮影(別冊No.00B)を追加した。

疑われるのはどれか。
a 歯根嚢胞
b 鼻歯槽嚢胞
c 粘液貯留嚢胞
d 術後性上顎嚢胞
e 角化嚢胞性歯原性腫瘍(歯原性角化嚢胞)

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102D23
35歳の女性。下顎左側智歯の抜去を希望して来院した。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)とCT(別冊No.00B、C、D)とを別に示す。エックス線写真で右側下顎骨下縁に重なって小さな円形の不透過物を認めた。

CTでこの不透過物に相当するのはどれか。1つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

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102D27
40歳の男性。上顎前歯部の違和感を主訴として来院した。初診時のエックス線写真(別冊No.00A、 B)とCT(別冊No.00C)とを別に示す。

疑われるのはどれか。1つ選べ。
a 歯根嚢胞
b 切歯管嚢胞
c 鼻歯槽嚢胞
d 濾胞性歯嚢胞
e 術後性上顎嚢胞

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104D12
13歳の女子。下顎左側部の精査を希望して来院した。他院でエックス線透過性病変を指摘されたという。下顎左側犬歯から大臼歯は生活歯である。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)、CT(別冊No.00B)及びMRI(別冊No.00C)を別に示す。

疑われるのはどれか。1つ選べ。
a 神経鞘腫
b 骨性異形成症
c 静止性骨空洞
d 単純性骨嚢胞
e 石灰化上皮性歯原性腫瘍

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105A59
単純性骨嚢胞の画像所見で正しいのはどれか。1つ選べ。
a 著明な骨膨隆
b 水に近いCT値
c テニスラケット状の隔壁
d ナイフカット状の歯根吸収
e 内部に石灰化を伴う骨吸収

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106C43
エックス線写真(別冊No.00A、B、C、D、E)を別に示す。

矢印で示す所見と疑われる疾患との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
a ア ——— 歯根嚢胞
b イ ——— 歯周嚢胞
c ウ ——— 含歯性嚢胞
d エ ——— 原始性嚢胞
e オ ——— 角化嚢胞性歯原性腫瘍

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106C88
右側頰部の腫脹を主訴として来院した患者の口腔内写真(別冊No.00A)、エックス線写真(別冊No.00B)、CT(別冊No.00C)及び試験穿刺時の写真(別冊No.00D)を別に示す。

最も疑われるのはどれか。1つ選べ。
a 残留嚢胞
b 原始性嚢胞
c 鼻歯槽嚢胞
d エナメル上皮腫
e 術後性上顎嚢胞

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106C127
鰓嚢胞の画像所見はどれか。2つ選べ。
a CTで高濃度を呈する。
b CTで境界明瞭である。
c 骨シンチグラフィで集積を認める。
d MRIのT2強調像で高信号を呈する。
e 造影CTで内部の造影効果を認める。

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107B40
55歳の男性。かかりつけ歯科医で指摘された左側下顎骨のエックス線透過像の精査を希望して来院した。自覚症状はないという。初診時のエックス線写真(別冊No.00)を別に示す。

疑われるのはどれか。2つ選べ。
a 歯根嚢胞
b 萌出嚢胞
c 単純性骨嚢胞
d 静止性骨空洞
e 角化嚢胞性歯原性腫瘍

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107C62
正中部の口蓋側歯肉の腫脹を主訴として来院した患者のエックス線写真(別冊No.00A)とCT(別冊No.00B)とを別に示す。

考えられるのはどれか。2つ選べ。
a 歯根嚢胞
b 鼻歯槽嚢胞
c 含歯性嚢胞
d 鼻口蓋管嚢胞
e 術後性上顎嚢胞

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107D20
33歳の女性。右側口底部の腫脹を主訴として来院した。1週前に自覚し、次第に増大したという。初診時のMRI T1強調像とMRI T2強調像(別冊No.00)を別に示す。

最も疑われるのはどれか。1つ選べ。
a 鰓嚢胞
b 萌出嚢胞
c 粘液嚢胞
d 鼻歯槽嚢胞
e 甲状舌管嚢胞

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108A86
35歳の女性。上顎左側臼歯部の疼痛と腫脹を主訴として来院した。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)及びCT写真(別冊No.00B)を別に示す。

診断として考えられるのはどれか。2つ選べ。
a 上顎洞癌
b 歯根嚢胞
c 含歯性嚢胞
d 線維性異形成症
e エナメル上皮腫

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108D36
38歳の女性。口底部の腫脹を主訴として来院した。舌下部に無痛性で弾性軟の腫脹を認める。初診時のMRI T1強調像と脂肪抑制T2強調像(別冊No.00)を別に示す。

最も疑われるのはどれか。1つ選べ。
a 鰓嚢胞
b 萌出嚢胞
c 粘液嚢胞
d 類皮嚢胞
e 鼻歯槽嚢胞

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109B46
25歳の女性。顔面部の腫脹を主訴として来院した。右側の頰部に無痛性の腫脹を認める。初診時の横断、冠状断および矢状断の骨表示CT(別冊No.00)を別に示す。

病変が接するのはどれか。2つ選べ。
a 眼窩底
b 鼻中隔
c 頰骨弓
d 篩骨洞
e 鼻腔側壁

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109D18
35歳の女性。パノラマエックス線検査で異常が疑われてCTを撮影した。横断、冠状断および矢状断のCT(別冊No.00)を別に示す。

考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 歯根嚢胞
b 鼻歯槽嚢胞
c 含歯性嚢胞
d 鼻口蓋管嚢胞
e 単純性骨嚢胞

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110B50
70歳の男性。鼻下部の無痛性の腫脹を主訴として来院した。10年以上前から自覚しており、緩徐に増大してきたという。初診時のMRI T1強調像(別冊No.00A)と脂肪抑制T2強調像(別冊No.00B、C)及び超音波検査の画像(別冊No.00D)を別に示す。

考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 歯根嚢胞
b 歯周嚢胞
c 類表皮嚢胞
d 鼻口蓋管嚢胞
e 術後性上顎嚢胞

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