【歯科医師国家試験】歯科放射線学:画像診断 〜 先天異常・唾液腺疾患 〜(計9問)



先天異常

105A78
18歳の男子。エックス線写真(別冊No.00A、B、C)を別に示す。

診断名はどれか。1つ選べ。
a 大理石骨病
b Crouzon症候群
c 鎖骨頭蓋骨異形成症
d McCune-Albright症候群
e 口腔・顔面・指趾症候群

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106C101
顎骨の多発性エックス線透過性病変を特徴とするのはどれか。2つ選べ。
a ケルビズム
b Gardner症候群
c 線維性異形成症
d 鎖骨頭蓋骨異形成症
e 基底細胞母斑症候群

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107B46
14歳の女子。不正咬合を主訴として来院した。数年前から自覚し、次第に症状が増悪しているという。5歳時に小耳症に対して耳介形成術を受けた。聴力障害も有する。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)とCT(別冊No.00B)とを別に示す。

最も疑われるのはどれか。1つ選べ。
a 大理石骨病
b 基底細胞母斑症候群
c 第一第二鰓弓症候群
d Papillon-Lefèvre症候群
e McCune-Albright症候群

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110B25
15歳の男子。下顎小臼歯部の萌出遅延を主訴として来院した。検査の結果、上顎の劣成長に伴う反対咬合が認められる。精神発達は正常であるが、身長が低く肩幅が狭い。初診時のエックス線写真(別冊No.00)を別に示す。

疑われる疾患はどれか。1つ選べ。
a Apert症候群
b 骨形成不全症
c Crouzon症候群
d 鎖骨頭蓋骨異形成症
e Treacher Collins症候群

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唾液腺疾患

96D48
70歳の女性。左側下顎角部の腫脹を主訴として来院した。3年前から腫脹を繰り返しているという。腫脹部は弾性軟で、軽度の圧痛がある。初診時の唾液腺造影写真(別冊No.00)を別に示す。

認められるのはどれか。
a 導管閉塞
b 導管拡張と狭窄
c 腺体欠損
d 腺房貯留
e 唾液漏

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97D52
47歳の男性。右側顎下部の腫張を主訴として来院した。3日前から疼痛とともに腫張し、特に食事時の疼痛が強いという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)と右側顎下部の写真(別冊No.00B)とを別に示す。

診断に必要なエックス線撮影法はどれか。2つ選べ。
a 二等分法
b 咬合法
c パノラマエックス線撮影法
d 後頭前頭方向撮影法
e Waters撮影法

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103D7
60歳の女性。右側顎下部の違和感を主訴として来院した。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)とそのトレース図(別冊No.00B)とを別に示す。

点線で示される陰影の原因と考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 舌 骨
b 左側下顎隆起
c 右側顎下腺唾石
d 下顎左側大臼歯の修復物
e 下顎右側大臼歯部の骨硬化

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105D37
34歳の女性。かかりつけ歯科医で指摘された右側下顎角前方のエックス線不透過像の精査を希望して来院した。3年前に右側顎下部の腫脹と疼痛があったが、現在、症状はないという。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)とCT(別冊No.00B)とを別に示す。

観察できるのはどれか。2つ選べ。
a 咽頭腔の狭窄
b 顎下腺の変性
c 顎舌骨筋の腫脹
d 唾石様の石灰化物
e 下顎骨舌側骨皮質の消失

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107D31
58歳の男性。右側耳介下部の腫脹を主訴として来院した。数年前から自覚しているが変化がないため放置していたという。弾性軟で、圧痛はない。初診時のCT(別冊No.00A)とMRI T1強調像(別冊No.00B)とを別に示す。

病変の主成分として最も考えられるのはどれか。1つ選べ。
a  筋
b 唾 液
c 脂 肪
d 血 液
e リンパ液

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