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病態
関節リウマチと関連した顎関節に発症した炎症。原因は関節滑膜に対する自己免疫の反応。
症状
・関節のこわばりや変形。
・開口障害。
・開閉口時に疼痛。
・耳前部の発赤・腫脹。
・咬合異常(開咬または臼歯部離開)。
顎関節症Ⅳ型との鑑別
リウマチ性顎関節炎ではクレピタス音がみられない。また、血液検査所見から鑑別を行う。
好発年齢・好発部位
・40〜60代の女性。
検査所見
画像所見
・エックス線写真やCTでの骨変形像。
・MRIで関節軟骨や滑膜の炎症性による破壊像。
臨床検査所見
・リウマトイド因子(RF)陽性。
・γーグロブリン値の上昇。
・血中CRPの上昇。
治療
・薬物療法(副腎皮質ステロイド、消炎鎮痛薬、免疫抑制薬)
・外科療法(関節形成術など)
・リハビリテーション
基本、関節リウマチに準じる
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