化膿性顎関節炎(2019年11月14日更新)【口腔外科学】



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病態

細菌感染による顎関節炎。原因は近接する感染病巣からの波及など

症状

・顎関節部の腫脹や疼痛、熱感

・顎運動障害

・咬合異常

下顎の偏位

炎症の進行による、臼歯部の離開や下顎正中の健側偏位がみられる。

検査所見

画像所見

• MRIで関節腔への滲出液、膿汁の貯留。また、関節軟組織の腫脹。

臨床検査所見

・細菌の感染と同じ炎症の時の所見がみられる。白血球数の増加やCRPの亢進など。

治療

・抗菌薬や抗炎症薬の投与

・切開、排膿

・関節腔の洗浄

・開口制限による下顎の安静

・症状が軽くなった後に関節癒着防止のため開口訓練

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