
義歯の装着
98C33
56歳の女性。上下顎部分床義歯を製作した。上顎義歯装着時の口腔内写真(別冊No.5A)と中心咬合位の口腔内写真(別冊No.5B、C)とを別に示す。

この段階で用いるのはどれか。2つ選べ。
a 咬合紙
b バイトフォーク
c バイトゲージ
d 咬合平面板
e 適合試験材
100D20
70歳の男性。下顎部分床義歯を製作中である。完成義歯の適合試験を行った写真(別冊No.18)を別に示す。

調整する部位はどれか。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
106A127
就寝時に義歯装着を推奨する場合の目的はどれか。すべて選べ。
a 唾液の分泌促進
b 顎関節の負担軽減
c 残存歯の負担軽減
d 対合顎堤の損傷防止
e 動揺歯のスプリンティング
107B11
80歳の女性。義歯の新製を希望して来院した。3年前に脳梗塞を発症し、麻痺が残る左側手指のリハビリテーション中である。残存歯と顎堤粘膜とに異常を認めない。上下顎に部分床義歯を新製した。口腔内写真(別冊No.00A)と義歯の写真(別冊No.00B)とを別に示す。

丸印で示す部分の目的はどれか。1つ選べ。
a 発語の明瞭化
b 審美性の向上
c 自浄性の向上
d 咀嚼能率の向上
e 取り外しの容易化
109B23
65歳の女性。右側の上顎顎堤粘膜の疼痛を主訴として来院した。3か月前に上下顎部分床義歯を装着し、就寝時には義歯を外していたという。検査の結果、咬合や義歯の適合に問題はなかった。口腔内写真(別冊No.00A)と義歯の写真(別冊No.00B)を別に示す。


行うべき対応はどれか。1つ選べ。
a 抗菌薬の投与
b 病理組織学検査
c 就寝時の義歯装着の指導
d ティッシュコンディショニング
e 義歯を外している時間延長の指導
109C80
就寝時の義歯装着を検討すべきなのはどれか。2つ選べ。
a 認知症患者
b 顎関節症患者
c 齲蝕のハイリスク患者
d 睡眠時無呼吸症候群患者
e 義歯の清掃がうまくできない患者
112A82
75歳の女性。咀嚼困難を主訴として来院した。検査の結果、上下顎義歯の人工歯の咬耗によるものと診断し、間接法によって人工歯の交換を行うこととした。作業過程の写真(別冊No. 28A、B、C)を別に示す。この過程の後に行う一連の作業を図に示す。


①に入るのはどれか。1つ選べ。
ただし、①〜⑤はa〜eのいずれかに該当する。
a 流ろう
b 人工歯の固定
c レジン分離材の塗布
d シリコーンコアの復位
e スプルーとベントの植立
113A57
73歳の女性。上顎右側側切歯の動揺を主訴として来院した。3年前から下顎インプラントオーバーデンチャーを使用しているが、就寝中は外しているという。使用時の違和感は認められない。初診時の口腔内写真(別冊No.14)を別に示す。バーアタッチメントには矢印で示す磨耗が認められる。

まず行うべき対応はどれか。1つ選べ。
a 2」の咬合調整
b スリーブの交換
c 下顎義歯の咬合面再形成
d 就寝時の義歯装着の指示
e バーアタッチメントの除去
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