歯周病学:結合組織移植術(計14問)【歯科医師国家試験】(2025年10月22日更新)



結合組織移植術(計14問)

95B74
23歳の女性。歯肉退縮を主訴として来院した。歯肉の炎症や歯周ポケットは認められない。初診時の口腔内写真(別冊No.35 )を別に示す。

適切な処置はどれか。
(1)歯肉弁側方移動術
(2)歯肉弁根尖側移動術
(3)新付着術
(4)歯肉結合組織移植術
(5)遊離歯肉移植術
a (1)、(2)  b (1)、(5)  c (2)、(3)  d (3)、(4)  e (4)、(5)

解答:表示

 

99B64
22歳の女性。下顎前歯部の審美障害とブラッシング時の疼痛とを主訴として来院した。1┬1の歯周ポケットは2mm以内で、動揺はみられない。初診時の口腔内写真(別冊No.22A、B )とエックス線写真(別冊No.22C )とを別に示す。

歯周基本治療後、1┬1に対して行う処置はどれか。
a 新付着術
b 歯肉整形術
c 歯肉弁根尖側移動術
d 口腔前庭拡張術
e 歯肉結合組織移植術

解答:表示

 

100C15
32歳の女性。上顎前歯部の審美障害を主訴として来院した。1┴1の歯周ポケットの深さは2~3mmで、動揺度は0度である。初診時の口腔内写真(別冊No.15A、B )とエックス線写真(別冊No.15C )とを別に示す。

歯周基本治療後、1┴1に行う適切な処置はどれか。
a 新付着術
b 歯肉弁根尖側移動術
c 口腔前庭形成術
d 遊離歯肉移植術
e 歯肉結合組織移植術

解答:表示

 

102C32
24歳の女性。下顎前歯部の審美障害とブラッシング時の疼痛とを主訴として来院した。歯周ポケットは全顎的に2mm以下で動揺は認められない。初診時の口腔内写真(別冊No.29A)とエックス線写真(別冊No.29B)とを別に示す。

歯周基本治療終了後、1┓に行う処置で適切なのはどれか。1つ選べ。
a 小帯切除術
b 口腔前庭拡張術
c 遊離歯肉移植術
d 歯肉結合組織移植術
e 歯肉弁根尖側移動術

解答:表示

 

106B28
40歳の女性。歯肉退縮を主訴として来院した。10年前から下顎前歯の歯根露出を自覚し、1年前から32┐にブラッシング時の痛みを感じるようになったという。歯周ポケットは全周2mmで、動揺を認めない。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

歯周基本治療終了後に行う処置で適切なのはどれか。1つ選べ。
a 小帯切除術
b 歯肉整形術
c 口腔前庭拡張術
d 結合組織移植術
e 歯肉弁根尖側移動術

解答:表示

 

107D39
39歳の女性。下顎左側中切歯の歯肉退縮を主訴として来院した。歯周ポケットの深さは1〜2mmであった。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)、エックス線写真(別冊No.00B)及び治癒の予測図(別冊No.00C)を別に示す。

歯周形成手術を行った場合、術後6か月に予測される歯肉縁の位置はどれか。1つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

解答:表示

 

107D52
46歳の女性。下顎右側小臼歯部の冷水痛を主訴として来院した。初診時、外科治療直後および外科治療後6か月の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

行った治療はどれか。1つ選べ。
a GTR法
b 遊離歯肉移植術
c 歯肉弁側方移動術
d 両側乳頭弁移動術
e 歯肉結合組織移植術
f 歯肉弁根尖側移動術
g 半月弁歯冠側移動術

解答:表示

 

108C123
30歳の女性。上顎右側前歯部の歯肉退縮を主訴として来院した。432┘のプロービング深さは2mmで動揺は生理的範囲である。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

適切な治療法はどれか。1つ選べ。
a 遊離歯肉移植術
b 両側乳頭弁移動術
c 歯肉弁側方移動術
d 歯肉結合組織移植術
e 歯肉弁根尖側移動術

解答:表示

 

110B49
28歳の女性。下顎右側中切歯部歯肉の審美不良を主訴として来院した。矯正治療の既往がある。まず歯周基本治療を行った。再評価時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。

適切な治療はどれか。1つ選べ。
a ENAP
b フラップ手術
c 歯周ポケット掻爬術
d 歯肉結合組織移植術
e 歯肉弁根尖側移動術

解答:表示

 

112A56
歯肉退縮部位の根面被覆において、遊離歯肉移植術に比べた結合組織移植術の利点はどれか。2つ選べ。
a 移植片の生着がよい。
b 角化歯肉幅の増加量が多い。
c 血管損傷のリスクが小さい。
d 受容側の縫合が不要である。
e 採取部位の術後の創面露出が小さい。

解答:表示

 

113B57
28歳の女性。下顎左側小臼歯部のブラッシング時の痛みを主訴として来院した。1年前から自覚していたがそのままにしていたという。歯周基本治療後の再評価時のプロービング深さはすべて3mm以下であったが、症状が改善されなかったため、歯周外科治療を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.12A)と術中の口腔内写真(別冊No.12B)を別に示す。

この手術の目的はどれか。2つ選べ。
a 歯槽骨の再生
b 新付着の獲得
c 角化歯肉幅の増大
d 露出歯根面の被覆
e 歯周ポケットの除去

解答:表示

 

116B65
歯周形成手術の術前と術中の口腔内写真(別冊No.24)を別に示す。

この術式が遊離歯肉移植術と比較して優れているのはどれか。3つ選べ。
a 移植片の生着
b 歯肉色の調和
c 採取部位の治癒
d 口腔前庭の拡張
e 歯間乳頭歯肉の増大

解答:表示

 

117C67
54歳の女性。上顎右側側切歯のブラッシング時の痛みと審美不良を主訴として来院した。2年前から自覚していたがそのままにしていたという。歯周基本治療後の再評価の結果、プロービング深さはすべて3mm以下であったが、症状が改善されなかったため、歯周外科治療を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.27A)と術中の口腔内写真(別冊No.27B)を別に示す。

この術式はどれか。1つ選べ。
a 小带切除術
b 結合組織移植術
c 口腔前庭拡張術
d 歯肉剝離掻爬術
e 遊離歯肉移植術

解答:表示

 

118A64
41歳の女性。上顎左側前歯と小臼歯部の審美不良を主訴として来院した。6か月前から気付いていたがそのままにしていたという。角化歯肉の幅は上顎左側犬歯において1mm程度である。歯周基本治療後の再評価時の口腔内写真(別冊No.19A)とエックス線画像(別冊No.19B)を別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。

適切な治療法はどれか。1つ選べ。
a 結合組織移植術
b 歯肉剥離掻爬術
c 遊離歯肉移植術
d 両側乳頭弁移動術
e 歯肉弁根尖側移動術

解答:表示

 



コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください