歯の損傷防止(計3問)
97A83
あ経口気管内挿管の注意事項で正しいのはどれか。
(1)歯の保護
(2)声門の直視
(3)自律神経反射の抑制
(4)低頭位の保持
(5)舌根部の圧迫
a (1)、(2)、(3) b (1)、(2)、(5) c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4) e (3)、(4)、(5)
114C56
あ全身麻酔導入時に使用する装置装着時の口腔内写真(別冊No.22)を別に示す。
あこの装置の目的はどれか。1つ選べ。
a 歯の損傷の防止
b 顎関節脱臼の防止
c 喉頭展開時の支点
d マスク換気の補助
e クレンチングの防止
116A81
あ76歳の男性。周術期の口腔機能管理の依頼のため来院した。大動脈弁狭窄症の診断で4日後に全身麻酔下の大動脈弁置換術が予定されているという。上下顎残存歯の動揺を認めたが、顎関節症状は認めなかった。口腔内装置の写真(別冊No.31)を別に示す。
あこの装置の目的はどれか。1つ選べ。
a 咬合の改善
b 出血の予防
c 審美性の回復
d 感染性心内膜炎の予防
e 気管挿管時の有害事象の予防
嗄声(計3問)
112A87
あ次の文により87、88 の問いに答えよ。 33歳の男性。全身麻酔下に下顎隆起形成術を行うこととした。麻酔導入時に行っているある手技の写真(別冊No. 33)を別に示す。
あ器具の操作で気管チューブを挿入する際に確認すべきなのはどれか。2つ選べ。
a 声 門
b 口蓋垂
c 披裂軟骨
d 咽頭扁桃
e 気管分岐部
112A88
あこの手技によって起こりうる合併症はどれか。2つ選べ。
a 嗄 声
b 咽頭痛
c 術後嘔吐
d 舌神経麻痺
e 肺血栓塞栓症
110A76
あ麻酔導入における喉頭展開時の写真(別冊No.00)を別に示す。全身麻酔後に矢印の部分の運動が障害され、嗄声が認められた。
あ本症例の診断として最も適切なのはどれか。1つ選べ。
a 扁桃炎
b 顔面神経麻痺
c 舌咽神経麻痺
d 反回神経麻痺
e ホルネル症候群
神経反射(計1問)
113B81
あ57歳の男性。全身麻酔下に右側の下顎骨嚢胞摘出術を行うこととした。麻酔導入後、気管挿管のために喉頭蓋を持ち上げた時点で心電図の変化を認めた。心電図と脈波の波形(別冊No.31)を別に示す。
あ心電図異常の原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。
a Cushing反射
b 眼球心臓反射
c 頸動脈洞反射
d 迷走神経反射
e Bainbridge反射


コメントを残す