心電図
97A68
心電図で心房の興奮を示すのはどれか。
a P波
b QRS群
c QT部
d ST部
e T波
99A49
心電図で心筋の虚血によって変化するのはどれか。
a P波
b QRS群
c R波
d ST部
e T波
106A123
歯科治療中に記録された心電図の一部(別冊No.00)を別に示す。

心拍数と波形との組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。
心拍数 波形
a 正常 ―――― 上室性期外収縮
b 正常 ―――― 心室性期外収縮
c 頻脈 ―――― 上室性期外収縮
d 徐脈 ―――― 上室性期外収縮
e 徐脈 ―――― 心室性期外収縮
107A66
心電図波形について正しいのはどれか。2つ選べ。
a P波は心室の収縮を示す。
b 心筋虚血ではST-T波が偏位する。
c 心室細動ではフラットラインになる。
d 高カリウム血症ではT波が低下する。
e 心室性期外収縮ではQRS波が延長する。
全身麻酔
99D24
ベラドンナ剤の麻酔前投薬で予防するのはどれか。
a アレルギー
b 誤嚥性肺炎
c 術中出血
d 有害な神経反射
e 悪性高熱症
97A83
経口気管内挿管の注意事項で正しいのはどれか。
(1)歯の保護
(2)声門の直視
(3)自律神経反射の抑制
(4)低頭位の保持
(5)舌根部の圧迫
a (1)、(2)、(3) b (1)、(2)、(5) c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4) e (3)、(4)、(5)
107A46
全身麻酔で用いる器具の写真(別冊No.00)を別に示す。

矢印が示す部分の挿入部位で正しいのはどれか。1つ選べ。
a 食 道
b 気 管
c 口腔底
d 後鼻孔
e 喉頭蓋谷
108A50
気管チューブと声門、気管、気管支の位置関係の図(別冊No.00)を別に示す。

適切な気管チューブの位置はどれか。1つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
107A65
挿管困難症を呈する疾患はどれか。2つ選べ。
a Marfan症候群
b Turner症候群
c Ramsay Hunt症候群
d Treacher Collins症候群
e Robinシークエンス〈Pierre Robin症候群〉
107A115
全身麻酔に際して、気管チューブが気管内に挿入されているのを確認するのに最も確実な指標はどれか。1つ選べ。
a 脈拍数
b 気道内圧
c 気管チューブのカフ圧
d 経皮的動脈血酸素飽和度
e 終末呼気二酸化炭素分圧
110A76
麻酔導入における喉頭展開時の写真(別冊No.00)を別に示す。全身麻酔後に矢印の部分の運動が障害され、嗄声が認められた。

本症例の診断として最も適切なのはどれか。1つ選べ。
a 扁桃炎
b 顔面神経麻痺
c 舌咽神経麻痺
d 反回神経麻痺
e ホルネル症候群
96A75
全身麻酔薬に臭化パンクロニウムを併用する目的はどれか。
a 筋弛緩の促進
b 導入時間の短縮
c 血圧の安定化
d 精神安定の持続
e 疼痛閾値の上昇
98A26
ツボクラリンで正しいのはどれか。
a アセチルコリン放出の抑制
b アセチルコリン分解の抑制
c ムスカリン受容体との結合
d ニコチン受容体との結合
e ナトリウムチャネルの不活性化
109A80
全身麻酔器の一部の写真(別冊No.00)を別に示す。

矢印で示す装置の主たる目的はどれか。1つ選べ。
a 回路内の加湿
b 回路内の除菌
c 麻酔ガスの加温
d 麻酔ガスの除塵
e 炭酸ガスの除去
104A76
医療用酸素ボンベについて正しいのはどれか。1つ選べ
a 酸素ににおいをつけている。
b 52気圧で充填されている。
c 10℃以下の暗所で保存する。
d 日本におけるボンベの色は緑である。
e 3.5lボンベの充填量は約500lである。
109C74
全身麻酔器の一部の写真(別冊No. 00)を別に示す。

吸入酸素濃度はどれか。1つ選べ。
a 18%
b 21%
c 34%
d 50%
e 83%
106C102
麻酔導入時に用いる器具の写真(別冊No.00)を別に示す。

上気道確保に用いるのはどれか。2つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
109A94
気道確保に用いる器具・器材の写真(別冊No.00)を別に示す。

気管内に挿入して用いるのはどれか。2つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
110A91
喉頭鏡を用いてカフ付気管チューブを経鼻挿管することとした。麻酔導入時に用いる器具の写真(別冊No.00)を別に示す。

挿管のために準備すべきなのはどれか。2つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
95A76
NLA原法に用いられる薬物はどれか。
(1)チオペンタールナトリウム
(2)トリアゾラム
(3)ドロペリドール
(4)クエン酸フェンタニル
(5)ハロタン
a (1)、(2) b (1)、(5) c (2)、(3) d (3)、(4) e (4)、(5)
101A41
全身麻酔に用いる麻薬性鎮痛薬はどれか。
a ハロタン
b ミダゾラム
c コデインリン酸塩水和物
d フェンタニルクエン酸塩
e チオペンタールナトリウム
101B74
吸入麻酔で導入時間が短くなるのはどれか。
a 心拍数の増加
b 心拍出量の増加
c 収縮期血圧の上昇
d 肺胞換気量の増加
e 機能的残気量の増加
110C69
吸入麻酔薬の最小肺胞内濃度〈MAC〉で正しいのはどれか。2つ選べ。
a 導入の速さに比例する。
b 麻酔薬の強さに比例する。
c 鎮痛作用の強さの指標となる。
d 麻酔薬投与濃度の指標となる。
e 50%のヒトが皮膚切開に対して体動を示さない肺胞濃度である。
106A72
日帰り全身麻酔の適応はどれか。2つ選べ。
a 感染症患者の抜歯
b 異常絞扼反射患者の抜歯
c 顎骨骨折の観血的整復術
d 頰部蜂窩織炎の切開排膿術
e 局所麻酔薬アレルギー患者の抜歯
109A61
術前検査で呼吸器障害の病型分類に利用されるのはどれか。1つ選べ。
a 心電図
b 血液ガス分析
c カプノグラフィ
d スパイロメトリ
e パルスオキシメータ
97D17
全身麻酔の術前・術中の管理で正しいのはどれか。
(1)術前に抗不安薬を投与する。
(2)喫煙者では術前に禁煙を指導する。
(3)糖尿病患者では術中血糖値を90mg/dl以下に保つ。
(4)成人では手術2時間前まで飲食が許される。
(5)喘息患者では前投薬にバルビツレートは用いない。
a (1)、(2)、(3) b (1)、(2)、(5) c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4) e (3)、(4)、(5)
102B74
17歳の男子。自閉症。下顎左側第三大臼歯の抜歯を日帰り全身麻酔下で午前中に実施することとした。
麻酔管理で適切なのはどれか。1つ選べ。
a 当日の朝食は摂取させる。
b 前投薬で麻酔前に深鎮静を得る。
c マスクで気道管理をする。
d 局所麻酔を併用する。
e 水分摂取は帰宅後に開始させる。
97A84
酸素分圧が最も高いのはどれか。
a 組織液
b 肺胞気
c 静脈血
d 動脈血
e 毛細管血
102B33
25歳の男性。左側顎下部の腫脹を主訴として来院した。体温は39.0℃で、強い疼痛と開口障害とがある。昨日から食事をとっていないという。特記すべき既往歴はない。抗菌薬の点滴とともに輸液を行うこととした。
投与すべき成分はどれか。2つ選べ。
a 電解質
b ブドウ糖
c アミノ酸
d ビタミン
e アルブミン
101B89
パルスオキシメータによって測定できるのはどれか。
a 呼気酸素濃度
b 動脈血酸素分圧
c 動脈血酸素飽和度
d 呼気二酸化炭素濃度
e 動脈血二酸化炭素分圧
103C129
次の文により129、130の問いに答えよ。
モニター中の写真(別冊No.00)を別に示す。

129 測定しているのはどれか。2つ選べ。
a 血圧
b 脈拍
c 体温
d 動脈血酸素分圧
e 動脈血酸素飽和度
130 歯科治療の際、写真(別冊No.00)の対応が必要なのはどれか。2つ選べ。
a 自閉症
b 白血病
c 脳性麻痺
d Fallot四徴症
e ネフローゼ症候群
106C41
パルスオキシメータで判断できるのはどれか。1つ選べ。
a 貧 血
b 徐 脈
c 低血糖
d 心筋虚血
e 高二酸化炭素血症
110C101
パルスオキシメータで正しいのはどれか。2つ選べ。
a 頻脈の診断が可能である。
b 貧血では測定値が低下する。
c 90%未満は低酸素血症を示す。
d 動脈血の酸素分圧を測定する。
e 過呼吸発作時には測定値が低下する。
109A126
全身麻酔後の呼吸器合併症を防ぐのに有用なのはどれか。2つ選べ。
a 早期離床を促す。
b 頭部を冷却する。
c 体位変換は避ける。
d Trendelenburg体位をとる。
e パルスオキシメータで監視する。
105B18
45歳の女性。下顎右側臼歯部欠損のためインプラント治療を希望して来院した。恐怖心が強いため静脈内鎮静法を併用することとした。薬物投与のために使用した機器の写真(別冊No.00)を別に示す。

この機器を使用する目的はどれか。1つ選べ。
a 血管痛の軽減
b 健忘効果の増強
c 血圧変動の防止
d 鎮静レベルの維持
e アレルギー反応発生の予防
107B6
34歳の男性。精神遅滞のため歯科治療が困難なことから、全身麻酔下で歯科治療を行うこととした。麻酔導入のため静脈麻酔薬を投与した。意識消失後に人工呼吸に用いた器具の写真(別冊No.00)を別に示す。

この器具を選択した理由で正しいのはどれか。1つ選べ。
a 胃内容物が逆流しにくい。
b 喉頭展開を必要としない。
c 先端部分が気管に挿管できる。
d 注水下治療時に水の誤嚥がない。
e 開口できない患者に使用できる。
109D20
全身麻酔中の写真(別冊No.00)を別に示す。

口腔内手術中に矢印で示すチューブが破損した場合、起こりうるのはどれか。2つ選べ。
a 換気不全
b 胃液の排出
c 吸入酸素濃度の低下
d 麻酔ガス濃度の上昇
e 口腔内分泌物の気管内への侵入
コメントを残す