応急処置
96B47
歯周ポケット内への局所薬物配送システム(LDDS)の利点はどれか。
(1)薬剤の減量
(2)プラーク増加因子の除去
(3)歯周ポケットの無菌化
(4)副作用の軽減
(5)薬効の長期持続
a (1)、(2)、(3) b (1)、(2)、(5) c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4) e (3)、(4)、(5)
97B41
歯周基本治療における局所薬物配送システムで正しいのはどれか。
(1)バイオフィルムを破壊する。
(2)徐放性製剤が用いられる。
(3)偏性嫌気性菌への効果を期待する。
(4)歯周基本治療の最初の時期に行う。
(5)アミノグリコシド系抗菌薬が用いられる。
a (1)、(2) b (1)、(5) c (2)、(3) d (3)、(4) e (4)、(5)
99B47
歯周ポケットへの局所薬物配送療法に用いるのはどれか。
a アンピシリン
b 塩酸ミノサイクリン
c ナイスタチン
d エリスロマイシン
e トロンビン
100C18
43歳の女性。下顎前歯部歯肉の出血を主訴として来院した。内科にて加療中である。歯周基本治療後の再評価時のHbA1c(基準値4.3~5.8%)は7.6%で、歯周組織検査の結果、3~┬3に4~5mmの歯周ポケットとプロービング時の出血とが認められた。再評価時の口腔内写真(別冊No.00A、B)とエックス線写真(別冊No.00C)とを別に示す。

次に行う処置で適切なのはどれか。2つ選べ。
a ルートプレーニング
b 抗菌薬の局所投与
c 咬合調整
d 新付着術
e 歯肉切除術
107C115
52歳の女性。慢性歯周炎と診断し、歯周基本治療を行った。再評価後の残存ポケットに薬剤を適用した。使用した薬剤(別冊No.00A)と適用中の口腔内写真(別冊No.00B)とを別に示す。

使用した薬剤の有効成分はどれか。1つ選べ。
a ミノサイクリン塩酸塩
b アミノ安息香酸エチル
c セフカペンピボキシル塩酸塩
d グルコン酸クロルヘキシジン
e エナメルマトリックスタンパク質
104B33
53歳の女性。下顎右側側切歯部歯肉の疼痛と腫脹とを主訴として来院した。2┐の歯周ポケットは全周で12mm、動揺度は3度である。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

まず行うのはどれか。1つ選べ。
a 抜 歯
b 抜 髄
c 経口抗菌薬投与
d 歯周ポケット掻爬
e スケーリング・ルートプレーニング
抜歯
96B52
53歳の男性。下顎左側第二大臼歯の動揺を主訴として来院した。半年前に気付いたが放置していたという。┌7の動揺度は3度で、歯周ポケットの深さは10~12mmである。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

適切な処置はどれか。
a 感染根管治療
b フラップ手術
c 根尖掻爬法
d 歯の再植法
e 抜 歯
98B58
43歳の男性。上顎前歯部の歯肉腫脹と疼痛とを主訴として来院した。2┴2は3か月前から症状を繰り返しているという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B、C、D)とを別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。


2┴2の処置として適切なのはどれか。
a ルートプレーニング
b 歯周ポケット掻爬術
c 暫間固定
d フラップ手術
e 抜 歯
99B68
60歳の男性。下顎左側第二小臼歯頬側歯肉の腫脹を主訴として来院した。1か月前からぶよぶよした感じがするという。┌5は軽度の咬合痛があるが自発痛はない。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。


適切な処置はどれか。
a 感染根管治療
b 歯肉切除術
c 歯肉剥離掻爬術
d 歯根尖切除術
e 抜 歯
101D21
54歳の男性。下顎右側臼歯部の咬合痛を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

適切な処置はどれか。
a ブリッジの咬合調整
b 6┐のルートプレーニング
c 6┐のコンポジットレジン修復
d 5┐と6┐の連結固定
e 6┐の抜歯
103B31
45歳の男性。下顎右側第二大臼歯の咬合痛を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。


適切な治療方針はどれか。1つ選べ。
a 抜 歯
b 齲窩の修復
c 感染根管治療
d 歯周ポケット内洗浄
e ルートプレーニング
109D5
37歳の女性。左側の下顎第一大臼歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。2か月前に気付いたが、痛みがないためそのままにしていたところ徐々に大きくなったという。┌6は軽度の打診痛があり歯髄電気診に反応しない。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。


適切な処置はどれか。1つ選べ。
a 歯根分離法
b フラップ手術
c 感染根管治療
d ヘミセクション
e スケーリング・ルートプレーニング
歯内療法
98B62
57歳の男性。上顎右側臼歯部の自発痛を主訴として来院した。2日前から痛みがあるという。6┘の歯周ポケットの深さは、近心から、頬側12、6、5mm、口蓋側4、4、4mmである。冷刺激に反応する。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

まず行うべき処置はどれか。
a 麻酔抜髄
b 感染根管治療
c フラップ手術
d トンネル形成術
e 歯根尖切除法
99B66
52歳の女性。下顎左側臼歯部の違和感を主訴として来院した。1か月前から┌5の舌側歯肉部疼痛と┌6の咬合痛とがあるという。┌6は打診に鋭敏に反応する。初診時の口腔内写真(別冊No.00A、B)とエックス線写真(別冊No.00C)とを別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。


適切な処置はどれか。
┌5 ┌6
a 歯周治療 歯周治療
b 歯周治療 感染根管治療
c 歯周治療 抜 歯
d 感染根管治療 歯周治療
e 感染根管治療 抜 歯
99B73
38歳の男性。上顎前歯部歯肉の腫脹を主訴として来院した。根尖性歯周炎と診断し、感染根管治療を行った。術前と根管充填後8か月経過時の口腔内写真(別冊No.00A、B)とエックス線写真(別冊No.00C、D)とを別に示す。


術後所見で正しいのはどれか。2つ選べ。
a 付着歯肉幅の増加
b 膿瘍の消失
c 歯槽骨頂部での骨添加
d 根尖部肉芽組織の増加
e 歯槽硬線の回復
100C16
40歳の女性。上顎右側第一大臼歯の痛みを主訴として来院した。2週前に歯周基本治療後の再評価が行われたが、2日前から自発痛と冷温水痛とがあるという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。


適切な処置はどれか。
a 麻酔抜髄法
b 感染根管治療
c フラップ手術
d トライセクション
e 歯肉弁歯冠側移動術
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