歯周病学:プラークコントロール(計4問)【歯科医師国家試験】(2025年10月27日更新)



プラークコントロール

プラークコントロール(計4問)

98D75
28歳の女性。上下顎前歯部歯肉の発赤と腫脹とを主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.31 )を別に示す。医療面接の結果の一部を表に示す。

まず指導すべきことはどれか。
a 間食の摂り方
b ブラッシング方法
c デンタルフロスの使用
d ブラッシング回数の増加
e 乳酸アルミニウム配合歯磨剤の使用

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100C26
29歳の男性。知的障害とけいれん発作とがあり、定期的な口腔管理を希望して母親とともに来院した。初診時の口腔内診査後に歯周疾患の原因、治療および予防方法について母親に説明と指導をし、歯石除去を行った。1か月後の2回目の来院時に下顎左側前歯部歯肉から出血するという。初診時と1か月後の口腔内写真(別冊No.26A、B、C、D )を別に示す。

適切な対応はどれか。
a 歯周外科治療を勧める。
b ナイトガードの装着を勧める。
c 抗菌薬を投与する。
d 再度、ブラッシング指導をする。
e 常用薬の服用を中止させる。

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101C23
60歳の男性。上顎左側臼歯部の違和感を主訴として来院した。5年前から症状に気付いていたという。また人間ドックの検査で、空腹時血糖は150 mg/dl、HbA1Cは6.2%(基準値4.3〜5.8%)であったが、特に治療はしていないという。歯周組織検査の結果、└567に3〜5mmの歯周ポケットとプロービング時の出血とが認められ、動揺度は0度である。慢性歯周炎と診断した。初診時の口腔内写真(別冊No.21A、B)とエックス線写真(別冊No.21C)とを別に示す。

適切な対応はどれか。2つ選べ。
a 口腔清掃指導
b ルートプレーニング
c 咬合調整
d 抗菌薬の局所投与
c 生活習慣改善の指導

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109B32
70歳の男性。右側の上顎臼歯部歯肉の出血を主訴として来院した。2年前から自覚していたがそのままにしていたという。歯周基本治療を行った。再評価時のプラークコントロールレコードは45%であった。再評価時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。

次に行うのはどれか。2つ選べ。
a フラップ手術
b ブラッシング指導
c 歯肉弁根尖側移動術
d スケーリングルートプレーニング
e エナメルマトリックスタンパク質の応用

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