【歯科医師国家試験】歯周病学:メインテナンス(計12問)



メインテナンス

96B69
47歳の女性。下顎左側臼歯部を10年前に治療し、リコールに応じて来院した。10年前のエックス線写真(別冊No.00A)と現在のエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

術後所見で正しいのはどれか。
(1)歯槽硬線の明瞭化
(2)歯槽骨の緻密化
(3)歯根膜腔の拡大
(4)抜歯窩の治癒
(5)根尖透過像の消失
a (1)、(2)、(3)  b (1)、(2)、(5)  c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4)  e (3)、(4)、(5)

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97B64
62歳の男性。歯周基本治療を終了し、3か月後のリコールで来院した。プラークコントロールレコードは16%である。リコール時の口腔内写真(別冊No.00A、B)とエックス線写真(別冊No.00C)とを別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。

適切な対応はどれか。
a モチベーション
b 咬合調整
c 固 定
d スケーリング・ルートプレーニング
e 局所薬物配送システム

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100C19
41歳の女性。上顎右側臼歯部歯肉の出血と動揺とを主訴として来院した。歯周治療後の再評価検査の結果、症状の改善がみられたため、最終治療終了後、半年に1回のメインテナンスヘ移行した。メインテナンス来院時に、6┘近心に4mmの歯周ポケットとプロービング時の出血とが認められた。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)、メインテナンス時の口腔内写真(別冊No.00B、C)及びエックス線写真(別冊No.00D)を別に示す。

適切な対応はどれか。2つ選べ。
a 口腔清掃指導
b スケーリング
c 咬合調整
d 補綴物再製作
e 歯周外科治療

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102C50
60歳の男性。上顎前歯部の動揺を主訴として来院した。歯周基本治療後、動揺歯固定のための処置を行った。形成終了時の写真(別冊No.00A)、治療途中の写真(別冊No.00B、C、D、E)及び治療終了後の写真(別冊No.00F)を別に示す。

一連の操作を必要とする理由はどれか。2つ選べ。
a 補綴装置の補強
b 印象面のアンダーカットの解放
c 個別の支台歯の印象精度の向上
d ワンピースキャストによる変形の回避
e 印象時の歯の変位による不適合の補正

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102D2
次の文により2、3の問いに答えよ。
55歳の女性。上顎右側前歯部の前突を主訴として来院した。歯周基本治療後に補綴前処置を行い、上顎前歯の補綴治療を終了した。初診時の口腔内写真(別冊No.00A )と治療終了後の写真(別冊No.00B、C)とを別に示す。

2 この治療の目的はどれか。2つ選べ。
a 永久固定
b 平行性の確保
c 清掃性の改善
d 審美障害の改善
e ブラキシズムの防止

3 治療途中の写真(別冊No.00D、E、F)を別に示す。
治療の順序で正しいのはどれか。1つ選べ。
a D→ E→ F
b E→ F→ D
c F→ D→ E
d D→ F→ E
e E→ D→ F

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103B26
70歳の男性。歯周治療終了後、SPT〈supportive periodontal therapy〉に移行することとした。移行時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

SPT期間中に前歯部で発生するリスクが高いのはどれか。2つ選べ。
a 食片圧入
b 歯根破折
c 急性歯髄炎
d 暫間固定の破損
e 歯肉縁上歯石の付着

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103C55
SPT〈supportive periodontal therapy〉におけるリコール間隔の決定で重要なのはどれか。2つ選べ。
a 年 齢
b 性 別
c 残存歯数
d 口腔清掃状態
e プロービング時の出血

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106D17
34歳の女性。歯周治療後の再評価検査の結果、症状の改善がみられたため、3か月ごとのSPT〈supportive periodontal therapy〉に移行した。SPTで来院時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。

適切な処置はどれか。2つ選べ。
a PMTC
b 咬合調整
c 新付着術
d 抗菌薬の投与
e ルートプレーニング

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107C96
SPT〈supportive periodontal therapy〉のリコール間隔の決定に際し考慮するのはどれか。2つ選べ。
a 飲 酒
b 喫 煙
c 胃潰蕩
d 糖尿病
e B型肝炎

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108D43
43歳の女性。上顎前歯部の軽度の冷水痛を訴えて来院した。歯周基本治療後、2型糖尿病で血糖コントロール不良のため、SPT〈supportive periodontal therapy〉を実施していた。3日前のリコール来院時にスケーリング・ルートプレーニングを行ったところ、冷たいものがしみるようになったという。SPT開始時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。

適切な対応はどれか。2つ選べ。
a 咬合調整
b 歯周ポケット掻爬
c 抗菌薬の局所投与
d プラークコントロール
e 露出根面へのフッ化物の塗布

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109C51
SPT〈supportive periodontal therapy〉に含まれるのはどれか。2つ選べ。
a SRP
b GTR
c MGS
d LDDS
e ENAP

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