【口腔外科学】鉄欠乏性貧血・Plummer-Vinson 症候群(2019年11月5日更新)



鉄欠乏性貧血

鉄欠乏によるヘモグロビンの合成障害。

・粘膜萎縮に伴う舌炎や嚥下障害などを伴う鉄欠乏性貧血をPlummer-Vinson症候群という。

・参考となる過去問はこちら

病 態

原 因

・ 鉄の摂取不足。

・偏食や胃の切除による吸収低下。

・鉄の喪失や出血、月経、妊娠、消化器癌などの需要増大。

頻度・性差・好発年齢

・貧血の約60%の割合を占める。

・10代~30代の女性(Plummer-Vinson症候群は30〜50代の女性)

症 状

・皮膚や粘膜の蒼白

・頻脈、息切れ

・スプーン状爪(ネイルスプーン)

<strong>Plummer - Vinson 症候群</strong>

一般的な貧血の症状に加え、粘膜萎縮に伴う舌炎、平滑舌、口内炎、口角炎、嚥下障害

検査所見

・赤血球数の減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少
MCV、MCH、MCHC が低値となる。(小球性低色素性貧血)

・血清鉄減少(40ug/dl以下)・血清フェリチン減少

総鉄結合能(TIBC)上昇、不飽和鉄結合能(UIBC)上昇

治 療

・鉄剤の経口投与あるいは静脈注射

・食事指導

・エリスロポエチン投与

・赤血球輸血



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