【口腔外科学】紫斑病(特発性血小板減少性紫斑病)



悪性貧血・ITP

【歯科医師国家試験】口腔外科学: 悪性貧血・特発性血小板減少性紫斑病 〜(計7問)【2019年10月4日更新】

04/09/2019

病 態

皮膚に多数の紫斑を生じる疾患。

原因

・自己免疫反応や薬物投与、DIC、遺伝などが原因となる。

分 類(紫斑病)

特発性血小板減少性紫斑病(ITP):抗血小板の自己抗体産生により血小板が破壊されていく疾患。

アレルギー性紫斑病(Schönlein-Henoch 紫斑病):血管内皮細胞に生じたアレルギー性血管炎。

症 状

・大きさはさまざまの紫斑(皮下出血斑)。

・皮膚や口腔粘膜、歯肉、鼻粘膜などの点状出血。

検査所見

臨床検査所見(特発性血小板減少性紫斑病)

・血小板数の減少

・出血時間は延長、凝固時間は正常

・毛細血管抵抗性試験は陽性、血小板機能は正常

・抗血小板抗体(IgG)は陽性

治 療(特発性血小板減少性紫斑病)

・副腎皮質ステロイドの経口投与あるいは点滴

・血小板輸血

悪性貧血・ITP

【歯科医師国家試験】口腔外科学: 悪性貧血・特発性血小板減少性紫斑病 〜(計7問)【2019年10月4日更新】

04/09/2019



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