【口腔外科学】悪性黒色腫(メラノーマ)



悪性黒色腫

▼参考となる過去問はこちら▼

【歯科医師国家試験】悪性リンパ腫

【歯科医師国家試験】悪性リンパ腫・悪性黒色腫(計8問)【2019年10月14日更新】

11/09/2019

病態

メラニン色素産生細胞に由来する非上皮性の悪性腫瘍。増殖や浸澗が速く、予後がきわめて悪い腫瘍。血行性、リンパ行性に転移し、遠隔への転移速度が速い。さらに、高頻度に肺転移をきたす。

原発巣周囲に小さな病巣が複数出現(衛星転移)

症状

・鮮やかな黒色の色素斑または腫瘤で、多発性。

色素を形成しないものもある

好発年齢・好発部位

・40代以上

・ロ腔では上顎歯肉と硬口蓋

検査所見

病理組織所見

メラニン色素産生細胞の増殖

・Masson-Fontana染色、免疫染色(S-100タンパクなど)などで診断

画像所見

• CTやMRIでび漫性の浸潤がみられるが、境界は不明瞭である

治療

・インターフェロンによる免疫療法と切除が併用。→予後はきわめて不良

・切除は他部位への転移がない場合に行われる。

・重粒子線照射を行うことがある。→放射線感受性はきわめて低いため、放射線療法は効果に乏しい

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【歯科医師国家試験】悪性リンパ腫

【歯科医師国家試験】悪性リンパ腫・悪性黒色腫(計8問)【2019年10月14日更新】

11/09/2019



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