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病態
メラニン色素産生細胞に由来する非上皮性の悪性腫瘍。増殖や浸澗が速く、予後がきわめて悪い腫瘍。血行性、リンパ行性に転移し、遠隔への転移速度が速い。さらに、高頻度に肺転移をきたす。
原発巣周囲に小さな病巣が複数出現(衛星転移)
症状
・鮮やかな黒色の色素斑または腫瘤で、多発性。
色素を形成しないものもある
好発年齢・好発部位
・40代以上
・ロ腔では上顎歯肉と硬口蓋
検査所見
病理組織所見
・メラニン色素産生細胞の増殖
・Masson-Fontana染色、免疫染色(S-100タンパクなど)などで診断
画像所見
• CTやMRIでび漫性の浸潤がみられるが、境界は不明瞭である
治療
・インターフェロンによる免疫療法と切除が併用。→予後はきわめて不良
・切除は他部位への転移がない場合に行われる。
・重粒子線照射を行うことがある。→放射線感受性はきわめて低いため、放射線療法は効果に乏しい
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