
根管貼薬
近年では根管貼薬による根管内の無菌化よりも、根管の機械的清掃に重きがおかれる傾向があるが、根管貼薬剤を使用せずに治療を成功させることは困難である。根管貼薬剤としては歯質浸透性、殺菌作用があることが望ましい。
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種 類
水酸化カルシウム
・ 強アルカリ性:接触した歯髄表層を壊死させる
・石灰化促進作用がある
・消炎作用がある
・象牙質浸透性には乏しい。
・根管充填剤としても使用される。
ホルムクレゾール(FC)
・強力な殺菌作用
・歯質浸透性がよい:ガス化するため
・タンパク凝固作用:ホルマリンによる防腐作用
・根尖周囲組織への刺激の恐れ
・遮光瓶(茶色)に保存する
フェノールカンフル(CC)
・歯髄鎮静作用
・殺菌作用や消炎作用
パラモノクロロフェノールカンフル(CMCP)
・殺菌作用がある
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