
▼参考となる過去問はこちら▼
病態
放射線照射後に骨に起こる晩発性障害。原因は悪性腫瘍の放射線療法や高線量の放射線被曝と考えられる。
症状
・患部の発赤・腫脹や鈍痛
・皮膚や粘膜の欠損部からの壊死骨の露出、
・瘻孔の形成
・下顎骨の場合は、オトガイ神経の知覚鈍麻
既往がなくビスホスホネート製剤の長期投与があればBRONJを疑う。
・きわめて難治性
好発年齢・好発部位
・悪性腫瘍の治療線量において、60〜70Gyを照射された患者の5〜20%の頻度。
・上顎骨より下顎骨に多い
検査所見
画像所見
・パノラマエックス線やCTでは不規則な骨吸収像。
・周囲に骨硬化像がみられることもある。
治療
・壊死した骨の除去や局所洗浄。
・抗薗薬の投与。
・高圧酸素療法は限定的で有用性が疑問視されている。
▼参考となる過去問はこちら▼
コメントを残す