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病態
関節滑膜を標的とした、非化膿性の多発性関節炎を伴う自己免疫疾患。
症状
・初期症状の一つに関節の朝のこわばり。
・関節炎の進行に伴い関節が変形、関節痛。
・指の尺側偏位。
・顎関節で開口障害、前歯部開咬など。
・全身倦怠感や易疲労性、微熱。
・全身性エリテマトーデスやSjogren症候群などの膠原病の合併。
好発年齢・好発部位
・膠原病で最も多い。
・30〜50代の女性。
検査所見
画像所見
・関節の変形や骨びらん、滑膜の変性・消失。
・滑膜部の病的肉芽組織の 形成。
臨床検査所見
・抗核抗体やリウマトイド因子(RF)の陽性
・抗CCP抗体陽性
・血清γーグロブリン値上昇
・CRP陽性、赤沈亢進
治療
・インフリキシマブなどの抗リウマチ分子標的治療薬の投与
・副腎皮質ステロイド長期投与
・免疫抑制薬(メトトレキサート)の投与
・関節痛に対してはNSAIDsの投与
・外科療法(滑膜切除術、関節形成術)
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