関節リウマチ(2019年12月6日更新)【口腔外科学】



▼参考となる過去問はこちら▼

病態

関節滑膜を標的とした、非化膿性の多発性関節炎を伴う自己免疫疾患。

症状

・初期症状の一つに関節の朝のこわばり。

・関節炎の進行に伴い関節が変形、関節痛。

・指の尺側偏位。

・顎関節で開口障害、前歯部開咬など。

・全身倦怠感や易疲労性、微熱。

・全身性エリテマトーデスやSjogren症候群などの膠原病の合併。

好発年齢・好発部位

・膠原病で最も多い。

・30〜50代の女性。

検査所見

画像所見

・関節の変形や骨びらん、滑膜の変性・消失。

・滑膜部の病的肉芽組織の 形成。

臨床検査所見

・抗核抗体やリウマトイド因子(RF)の陽性

・抗CCP抗体陽性

・血清γーグロブリン値上昇

・CRP陽性、赤沈亢進

治療

・インフリキシマブなどの抗リウマチ分子標的治療薬の投与

・副腎皮質ステロイド長期投与

・免疫抑制薬(メトトレキサート)の投与

・関節痛に対してはNSAIDsの投与

・外科療法(滑膜切除術、関節形成術)

▼参考となる過去問はこちら▼



コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください