小児歯科学: 異所萌出(計6問)【歯科医師国家試験】(2020年6月8日更新)



異所萌出

103B36
6歳の男児。下顎左側第一大臼歯の萌出異常を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.34A)とエックス線写真(別冊No.34B)とを別に示す。

適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 経過観察
b ┌6の抜去
c ┌6の遠心移動
d ┌E遠心隣接面の削除
e ┌6遠心部の歯肉弁切除

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106B13
10歳の女児。上顎左側乳犬歯部の異常を近医で指摘され来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 経過観察
b └Cの歯内療法
c └Cの抜歯
d └3部の開窓
e └3の抜歯

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107A76
第一大臼歯の異所萌出によって、下顎に比べ上顎で第二乳臼歯の歯根吸収を生じやすい理由はどれか。1つ選べ。
a 歯冠頰舌径の差
b 萌出時期の違い
c 萌出経路の違い
d 歯肉の厚径の違い
e 歯冠近遠心幅径の差

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109A82
7歳の男児。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。

そのままにした場合に予測されるのはどれか。2つ選べ。
a D┘の早期脱落
b E┘の晩期残存
c 5┘の萌出余地不足
d 6┘の近心転位
e 7┘の萌出遅延

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110B38
6歳の女児。食事が摂りにくいことを主訴として来院した。1か月前に咬合面の変色に気付いたがそのままにしていたところ、3日前から食事時に痛みが生じ始めたという。上顎左側第二乳臼歯の動揺度は2度であった。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。

まず行うのはどれか。1つ選べ。
a └6の遠心移動
b └Eの遠心面削合
c └Eの生活断髄
d └Eの感染根管治療
e └Eの抜歯

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111B81
11歳の女児。上顎両側犬歯部の空隙を主訴として来院した。前歯部の被蓋関係は正常である。初診時の口腔内写真(別冊No.21A)、エックス線画像(別冊No.21B)及び歯科用コーンビームCT(別冊No.21C)を別に示す。

まず行うべき対応はどれか。1つ選べ。
a 経過観察
b 上顎中切歯間の空隙閉鎖
c 上顎両側犬歯の開窓牽引
d 上顎両側側切歯の歯内療法
e 上顎両側第一小臼歯の近心移動

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