失活歯の破折(計8問)
97B65
あ54歳の女性。上顎左側第一小臼歯の疼痛を主訴として来院した。└4は10年前に治療を受けたが、1週前から咬合痛があるという。歯周ポケットの深さは頬側近心2mm、中央8mm、遠心3mmで、口蓋側は3mm以内である。打診痛がある。初診時の口腔内写真(別冊No.25A )とエックス線写真(別冊No.25B )とを別に示す。
あ適切な処置はどれか。
a 感染根管治療
b 根尖掻爬法
c 歯根尖切除法
d 逆根管充填法
e 抜歯
98B64
あ57歳の男性。上顎右側犬歯部の違和感を主訴として来院した。2年前に気付いたが、痛みがないため放置していたという。初診時の口腔内写真(別冊No.27A )とエックス線写真(別冊No.27B )とを別に示す。
あ適切な処置はどれか。
a 破折片除去
b 感染根管治療
c 歯根尖切除法
d 歯内骨内インプラント
e 抜歯
103B6
あ73歳の女性。上顎左側側切歯部歯肉の異常を主訴として来院した。10年前に連結前装冠を装着したが、1週前から圧痛があるという。└2のプロービングデプスは、唇側の遠心隅角部で9mm、その他はすべて2mmである。口腔内写真(別冊No.6A)、エックス線写真(別冊No.6B)及び唇側の遠心隅角部の写真(別冊No.6C)を別に示す。
あ適切な治療方針はどれか。1つ選べ。
a 抜歯
b 根尖掻爬術
c 根尖切除術
d 感染根管治療
e 歯肉剥離掻爬術
105B41
あ55歳の女性。上顎右側第一小臼歯の腫脹を主訴として来院した。自発痛はないが咬合痛があるという。歯周ポケットの深さは、頰側中央部で10mm、その他はすべて3mm以内であった。初診時の口腔内写真(別冊No.41A)とガッタパーチャポイントを瘻孔に挿入した時のエックス線写真(別冊No.41B)とを別に示す。
あ疑われるのはどれか。1つ選ベ。
a 歯根嚢胞
b 辺縁性歯周炎
c 歯根外部吸収
d 垂直性歯根破折
e 慢性増殖性歯髄炎
105D21
あ47歳の女性。下顎左側小臼歯部の違和感を主訴として来院した。10 年前、同部に歯冠修復処置を受けたが、1か月前から違和感と咬合痛とがあるという。初診時の口腔内写真(別冊No.21A)とエックス線写真(別冊No.21B)とを別に示す。
あ適切な治療方針はどれか。1つ選べ。
a 抜歯
b 咬合調整
c 感染根管治療
d 補綴装置の再製作
e 隣在歯との連結固定
113C50
あ52歳の女性。下顎左側第一大臼歯の咬合痛を主訴として来院した。3年前にジルコニアを用いたオールセラミッククラウンを装着し問題なく使用していたが、1か月前から痛みを感じるようになったという。「6のプロービング深さは近心舌側で8mm、他部位は3mm以下であった。初診時の口腔内写真(別冊No.10A)とエックス線画像(別冊No.10B)を別に示す。
あ原因として最も考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 根管穿孔
b 歯根嚢胞
c 歯根破折
d 硬化性骨炎
e 根分岐部病変
114D26
あ39歳の女性。上顎右側第二小臼歯の違和感を主訴として来院した。1か月前から自覚していたがそのままにしていたという。5」には打診痛と根尖部歯肉に圧痛が認められる。初診時の口腔内写真(別冊No.2A)、エックス線画像(別冊No.2B)及び築造体除去後のマイクロスコープ写真(別冊No.2C) を別に示す。
あ適切な処置はどれか。1つ選べ。
a 抜 歯
b 根尖掻爬
c 意図的再植
d 歯根尖切除
e 感染根管治療
114D89
あ60歳の女性。上顎右側臼歯部の咬合痛を主訴として来院した。自発痛はないが歯肉を押すと違和感があるという。65」に打診痛を認める。初診時の口腔内写真(別冊No.31A)とエックス線画像(別冊No.31B)を別に示す。歯周組織検査の一部を表に示す。
あ治療方針の組合せで適切なのはどれか。1つ選べ。
あ6」 5」
a 経過観察 ーーーー 抜 歯
b 経過観察 ーーーー 感染根管治療
c 咬合調整 ーーーー 抜 歯
d 咬合調整 ーーーー 感染根管治療
e 感染根管治療 ーー 抜 歯
f 感染根管治療 ーー 感染根管治療


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