【歯科医師国家試験】全部床義歯:術後のトラブル(計40問)



一般問題

96C8
1か月前に装着した上顎全部床義歯の右側側切歯が破折した。
考えられる原因はどれか。
a 咬合調整の不良
b 義歯床の強度不足
c 重合操作の不良
d 粘膜面の不適合
e 咬合採得の不良

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96C19
離脱しやすい上顎全部床義歯で、まず診査するのはどれか。
(1)床の適合性
(2)床縁封鎖性
(3)咬合接触
(4)咬合高径
(5)咬合平面
a (1)、(2)、(3)  b (1)、(2)、(5)  c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4)  e (3)、(4)、(5)

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97C10
全部床義歯で舌を誤咬する原因はどれか。
(1)咬合平面の位置が低い。
(2)水平的被蓋量が大きい。
(3)咬合高径が大きい。
(4)頬側床縁が短い。
(5)人工歯列弓が狭い。
a (1)、(2)  b (1)、(5)  c (2)、(3)  d (3)、(4)  e (4)、(5)

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97C13
高齢者でデンチャープラークが関与するのはどれか。
(1)唾液pHの上昇
(2)誤嚥性肺炎
(3)口臭
(4)義歯性口内炎
(5)支台歯の齲蝕
a (1)、(2)、(3)  b (1)、(2)、(5)  c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4)  e (3)、(4)、(5)

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103A105
口腔清掃状態の悪い全部床義歯装着者で起こりやすいのはどれか。 2つ選べ。
a 口臭
b 咀嚼障害
c 嚥下障害
d 構音障害
e 粘膜の発赤

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103A129
義歯床下粘膜の病的変化で、義歯調整によって短期的に治癒するのはどれか。1つ選べ。
a 白板症
b 褥瘡性潰瘍
c 義歯性線維腫
d 義歯性口内炎
e フラビーガム

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104C62
間接法のリラインで正しいのはどれか。1つ選べ。
a ボクシングの必要はない。
b フラスク埋没が望ましい。
c 軟質裏装材は適用できない。
d 軽度の義歯不適合が適応である。
e アルジネート印象材を使用する。

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108C53
全部床義歯のリベースの適用要件はどれか。2つ選べ。
a 人工歯の脱離
b 義歯床の破折
c 軽度の顎堤吸収
d 適切な咬合状態
e 義歯床の著明な変色

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110C94
軟質材料を用いて全部床義歯の裏装を行う際、直接法と比較した場合の間接法の特徴はどれか。2つ選べ。
a 剥離しやすい。
b 来院回数が少ない。
c 一定の厚みを確保しやすい。
d 加熱重合型は使用できない。
e 適切な咬合高径を付与できる。

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臨床問題

95C26
71歳の女性。下顎義歯床下粘膜の疼痛を主訴として来院した。義歯使用時の痛みが強いので、食事では使用していなかったという。治療用義歯を装着したところ、咀嚼中の痛みは消失した。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)と2種類の義歯の写真(別冊No.00B、C)とを別に示す。

疼痛の原因として考えられるのはどれか。
a 第二大臼歯の排列
b 臼歯の頬舌幅径
c 義歯床縁の位置
d 前歯の排列位置
e 舌房の広さ

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96C33
58歳の女性。1年前に装着した義歯の人工歯が脱落し来院した。他の部位には異常は認められない。来院時の義歯と人工歯との写真(別冊No.00)を別に示す。

考えられる原因はどれか。2つ選べ。
a 床用レジン填入タイミングの遅れ
b 人工歯基底面の流ろう不足
c 床用レジン填入時の加圧不足
d 硬質レジン歯の使用
e 強過ぎる咬合接触

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96C40
58歳の男性。上顎全部床義歯の脱離と咀嚼障害とを主訴として来院した。10年前に装着したという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)と義歯の写真(別冊No.00B、C)とを別に示す。

まず行うべき処置はどれか。2つ選べ。
a 直接裏装
b 小窩・裂溝付与
c 咬合面の削合
d 咬合面の築盛
e 人工歯の交換

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97C34
75歳の男性。咀嚼障害を主訴として来院した。5年前に義歯を装着し、4か月前から咬合時に床下粘膜に疼痛があり、2週前から右側下唇にしびれがあるという。下顎右側小臼歯部顎堤に圧痛を認める。初診時の診断用模型(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

まず行うべき処置はどれか。2つ選べ。
a 右側咬合接触の除去
b 床粘膜面のリリーフ
c カルバマゼピンの投与
d 下顎義歯のリライニング
e 粘膜調整

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97C50
66歳の男性。義歯装着後5年目のリコールで来院した。咬合接触状態を印記した義歯の写真(別冊No.00A、B)を別に示す。

この咬合状態が長期間続いた場合に発生すると予測されるのはどれか。2つ選べ。
a 下顎の後方偏位
b 義歯性口内炎
c 義歯性線維症
d フラビーガム
e 義歯の破折

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98C48
73歳の女性。咀嚼時の義歯の不安定を主訴として来院した。15年前に装着したが、3週前から噛みにくく、脱離しやすくなったという。初診時の義歯の写真(別冊No.00A、B、C)を別に示す。

疑われる原因はどれか。
a ブラキシズム
b 片側性咀嚼
c 過度の義歯清掃
d 前歯部陶歯の使用
e 人工歯の咬耗

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99A45
70歳の男性。上顎全部床義歯の脱落を主訴として来院した。義歯は3年前から使用していたが、降圧薬服用後から脱落するようになったという。タッピング運動時には義歯の動揺はみられない。
疑われる原因はどれか。
a 正中口蓋隆起の過形成
b 上顎結節部の異常吸収
c 切歯乳頭の過形成
d 義歯性線維症
e 口腔乾燥症

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99C33
68歳の女性。人工歯の脱落を主訴として来院した。義歯は5年前に装着し、2日前に脱落したという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)、義歯の写真(別冊No.00B)、下顎義歯の適合試験の写真(別冊No.00C)および脱落した人工歯を元に戻した咬合接触の写真(別冊No.00D)を別に示す。

疑われる原因はどれか。2つ選べ。
a リップサポートの不足
b 顎堤の吸収
c 大きな調節彎曲
d 咬合接触の変化
e 重合の不良

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99C36
76歳の女性。上顎義歯床下粘膜の咀嚼時疼痛を主訴として来院した。義歯は10年前に装着したが、3週前から噛みにくくなったという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)、義歯の写真(別冊No.00B)および適合試験の写真(別冊No.00C)を別に示す。

考えられる原因はどれか。2つ選べ。
a 顎堤の吸収
b フラビーガム
c 人工歯の摩耗
d 辺縁形成の不足
e 切歯乳頭の圧迫

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99C37
56歳の女性。咀嚼時の疼痛を主訴として来院した。上顎義歯を1か月前に装着したが、直後から床下粘膜に疼痛があり改善しないという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A、B)、義歯の写真(別冊No.00C)および適合試験の写真(別冊No.00D)を別に示す。

考えられる原因はどれか。2つ選べ。
a 口蓋隆起のリリーフ不足
b フラビーガム
c ビーディングの不足
d 床面積の不足
e 義歯の変形

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99C45
77歳の男性。下顎義歯床下粘膜の咀嚼時疼痛を主訴として来院した。義歯は8年前に装着し、疼痛は3週前からあるという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A、B、C)、義歯の写真(別冊No.00D、E)および適合試験の写真(別冊No.00F)を別に示す。

まず行う処置はどれか。
a 咬合調整
b 床粘膜面のリリーフ
c 粘膜調整
d 臼歯部人工歯の置換
e 床辺縁の延長

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100D14
68歳の男性。上顎義歯の脱落を主訴として来院した。6か月前の前歯抜去によって部分床義歯から全部床義歯に移行したという。床下粘膜に異常は認められず、咀嚼時疼痛もない。初診時の適合試験中の写真(別冊No.00A)と適合試験後の義歯の写真(別冊No.00B)とを別に示す。

適切な処置はどれか。2つ選べ。
a 前歯部床縁の延長
b リライニング
c 上顎結節部のリリーフ
d 義歯安定材の使用
e 床研磨面の削除

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101C26
67歳の女性。上顎義歯の脱離を主訴として来院した。義歯は2年前に装着したが、2週前から脱離しやすくなったという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)、義歯の写真(別冊No.00B)及び適合試験の写真(別冊No.00C)を別に示す。

考えられる原因はどれか。 2つ選べ。
a 顎堤の吸収
b フラビーガム
c リリーフの不足
d 辺縁形成の不足
e 咬合接触の不均衡

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101D41
72歳の男性。上下顎義歯床下粘膜の咀嚼時疼痛を主訴として来院した。義歯は3年前に装着し、疼痛は1週前からあるという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)と習慣性閉口位での咬合接触を印記した義歯の写真(別冊No.00B)とを別に示す。

原因はどれか。2つ選べ。
a 人工歯の咬耗
b 人工歯排列の位置
c 義歯床の形態
d フラビーガム
e 上顎義歯後縁の位置

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101D49
75歳の女性。下顎義歯の維持不良と咀嚼時の義歯床下粘膜の疼痛とを主訴として来院した。1年前から義歯を装着しているという。粘膜調整材を適用して1日後の義歯の写真(別冊No.00)を別に示す。

適切な処置はどれか。
a 床の露出部に粘膜調整材を追加する。
b 床の露出部を削除する。
c 床の露出部を削除後に粘膜調整材を追加する。
d 粘膜面全体に粘膜調整材を追加する。
e 粘膜調整材を全部除去後に再度同材料を適用する。

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102C36
76歳の男性。咀嚼時の全部床義歯の安定不良を主訴として来院した。義歯の適合は良好であったので義歯を修正し、両側性平衡咬合を与えて安定を得ることとした。義歯の咬頭嵌合位の写真(別冊No.00A、B、C)を別に示す。

行うべき処置はどれか。1つ選べ。
a リライン
b 咬合調整
c 粘膜調整
d ポストダムの付与
e バランシングランプの付与

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103B17
78歳の女性。上顎の違和感を訴えて在宅診療を希望した。患者は6年前に上下顎全部床義歯を装着したが、5年前から寝たきりである。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)と使用中の義歯の写真(別冊No.00B)とを別に示す。

最初に行うのはどれか。1つ選べ。
a 咬合調整
b 粘膜調整
c リリーフ
d リライン
e 義歯清掃指導

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103B18
67歳の男性。上顎義歯の維持不良による再製作を希望して来院した。使用中の義歯は10年前に製作したという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)と義歯の写真(別冊No.00B)とを別に示す。

適切な検査はどれか。2つ選べ。
a 適合試験
b 安静時唾液量測定
c 刺激時唾液量測定
d 金属アレルギー検査
e デンチャープラークの染出し

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103D18
64歳の女性。咀嚼時の義歯の維持不良を主訴として来院した。新義歯装着時の写真(別冊No.00A)と口腔内写真(別冊No.00B、C)とを別に示す。

写真Cの状況を悪化させないための患者指導として適切なのはどれか。2つ選べ。
a 義歯安定材を使用する。
b 前歯部でものを噛まない。
c 食後に義歯の清掃をする。
d 定期的なリコールに応じる。
e 就寝時には下顎の義歯を外す。

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104B19
75歳の女性。会話時の上顎義歯脱離を主訴として来院した。口唇と頬をすぼめたときの適合試験の写真(別冊No.00A)と咬合接触状態を印記した義歯の写真(別冊No.00B)とを別に示す。

原因はどれか。2つ選べ。
a 咬合接触
b 床縁形態
c 後縁の位置
d 床研磨面の豊隆
e 床粘膜面の適合

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105B14
74歳の女性。上顎義歯の脱落を主訴として来院した。数年前から気管支喘息の治療で抗コリン薬を常用しているという。咀嚼時に疼痛はない。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

原因として疑われるのはどれか。1つ選べ。
a 口蓋隆起の存在
b 唾液分泌量の減少
c 横口蓋ヒダの消失
d 義歯性口内炎の存在
e 右側臼歯部顎堤のアンダーカット

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106B50
次の文により50、51の問いに答えよ。
78歳の女性。咀嚼困難を主訴として来院した。5年前に現在の義歯を装着し、問題なく使用してきたが、最近、上顎全部床義歯が脱離しやすくなったため、新製することとした。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)、使用中の上顎義歯の写真(別冊No.00B)及び新製した上顎義歯の写真(別冊No.00C)を別に示す。

50 新製した上顎義歯で変更したのはどれか。1つ選べ。
a 咬合平面
b 床外形線
c ポストダム
d 臼歯部咬合支持
e リップサポート

51 新義歯装着時に行う検査の写真(別冊No.00D、E)を別に示す。

写真Dの検査と同じ目的で行うのはどれか。1つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

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107B14
70歳の女性。咀嚼困難を主訴として来院した。上顎義歯は2年前に装着し良好に使用してきたが、1か月前から咀嚼時に両側側頭部に痛みが出現するという。前歯部人工歯切縁の破折と両側側頭筋の圧痛を認める。床下粘膜に異常は認めない。咬合接触状態を印記した義歯の写真(別冊No.00A)と口腔内写真(別冊No. 00B)とを別に示す。

咀嚼に関する指導とともに行うべき適切な対応はどれか。1つ選べ。
a リベース
b 人工歯置換
c 咬合面再形成
d └3の形態修正
e 3┬3切縁の削合

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107B51
58歳の男性。上顎全部床義歯が清掃中に落ちて割れたため来院した。義歯は2週前に装着したという。破折面は正しく接合できた。来院時の義歯の写真(別冊No.00)を別に示す。修理のために行った処置を表に示す。

正しい順序はどれか。1つ選べ。
a ア→ウ→エ→イ
b ア→エ→イ→ウ
c イ→ア→ウ→エ
d イ→エ→ア→ウ
e ウ→ア→イ→エ
f ウ→イ→エ→ア
g エ→イ→ウ→ア
h エ→ウ→ア→イ

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108B13
78歳の女性。左側頰部の痛みを主訴として来院した。全部床義歯を装着して食事をすると左側頰部が痛いという。検査結果の写真(別冊No.00)を別に示す。

丸印で囲んだ領域の検査をするために行わせた運動はどれか。1つ選べ。
a 嚥下
b 頰の吸引
c 口唇の突出
d 口角の牽引
e 下顎の側方運動

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109B39
72歳の女性。咀嚼困難を主訴として来院した。上顎全部床義歯は6年前に製作したという。検査の結果、義歯を新製することとした。初診時の上顎全部床義歯の写真(別冊No.00A)、初診時の下顎の口腔内写真(別冊No.00B)及び新義歯製作過程の写真(別冊No.00C)を別に示す。

アからイへの改変の目的はどれか。1つ選べ。
a 咬合音の改善
b 咬合高径の修正
c 発音機能の改善
d 義歯床の破折防止
e 人工歯の摩耗防止

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109D7
65歳の女性。人工歯の脱離を主訴として来院した。義歯は1年前に装着し、人工歯が脱離したのは初めてという。検査の結果、上下顎義歯の維持安定は良好であった。義歯の写真(別冊No.00A)と脱離した人工歯基底面の写真(別冊No.00B)を別に示す。

考えられる原因はどれか。1つ選べ。
a 顎堤の吸収
b 人工歯の菲薄化
c 化学的結合の不足
d 不均一な咬合接触
e レジン塡入圧の不足

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109D10
70歳の女性。咬合時の義歯の脱落を主訴として来院した。義歯は5年前に製作し、1年前から徐々に外れやすくなってきたという。咬頭嵌合位と両側の第一大臼歯部手圧時の適合検査結果の写真(別冊No.00A)、咬合時の口腔内写真(別冊No.00B)及び咬合接触検査結果の写真(別冊No.00C)を別に示す。

まず行うべき処置はどれか。1つ選べ。
a リベース
b 人工歯の咬合修正
c 直接法によるリライン
d 義歯粘膜面の過圧部位の削合
e ティッシュコンディショニング

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109D23
92歳の女性。下顎義歯床下粘膜の疼痛を主訴として来院した。数か月前から咀嚼時に右側顎堤粘膜の痛みを自覚しているという。検査の結果、右側の下顎小臼歯相当部に限局した圧痛を認めた。咬合調整と粘膜調整を行ったが痛みは消退しなかった。義歯装着前後の口腔内写真(別冊No.00A)、義歯の写真(別冊No.00B)及びエックス線写真(別冊No.00C)を別に示す。

疼痛の原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 骨膜炎
b 義歯性潰瘍
c 三叉神経痛
d 根尖性歯周炎
e オトガイ神経圧迫

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110D22
78歳の男性。咀嚼困難と上下顎前歯部の顎堤粘膜の疼痛を主訴として来院した。義歯は約15年前に製作し、半月前から咀嚼時の下顎前歯部の疼痛を認め、食事がしづらくなったという。装着中の義歯の写真(別冊No.00A)と口腔内写真(別冊No.00B)を別に示す。

行うべきなのはどれか。2つ選べ。
a 舌圧検査
b 適合検査
c 咬合接触検査
d チェックバイト法
e ゴシックアーチ描記法

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