
支台築造
95C24
支台築造の目的はどれか。
(1)残存歯質の補強
(2)咬合関係の改善
(3)審美性の改善
(4)適合性の向上
(5)保持形態の付与
a (1)、(2)、(3) b (1)、(2)、(5) c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4) e (3)、(4)、(5)
97C5
分割支台築造に該当するのはどれか。
a 歯質の削除量が多くなる。
b ポストの長さが短くなる。
c スクリューピンと併用できる。
d ワックスアップが簡便である。
e 合着時に浮き上がりやすい。
98C24
ポストの要件はどれか。
a 補綴歯冠長以上の長さ
b 補綴歯冠と同じ軸方向
c 滑沢な研磨面
d 歯根の1/4以内の太さ
e 第一種銀合金での製作
98C32
67歳の女性。上顎右側側切歯の補綴物脱離を主訴として来院した。脱離した補綴物の写真(別冊No.4A)、脱離補綴物を戻した状態での口腔内写真(別冊No.4B)およびそのエックス線写真(別冊No.4C)を別に示す。

適切な治療の組合せはどれか。
a 咬合調整────────補綴物の再装着
b 支台築造体の再装着───クラウンの製作
c 支台築造体の製作────クラウンの再装着
d 支台築造体の製作────クラウンの製作
e 抜歯──────────前装冠ブリッジの製作
99C28
38歳の男性。上顎右側中切歯の外観不良を主訴として来院した。2日前に1┘が破折し、その後一過性に冷水痛があるという。初診時の口腔内写真(別冊No.3A)、補助ピン植立時の写真(別冊No.3B)およびレジン支台築造後の写真(別冊No.3C)を別に示す。

支台築造の目的はどれか。2つ選べ。
a 歯髄の保存
b 二次齲蝕の予防
c 歯周組織の保護
d 印象操作性の向上
e 治療回数の減少
100A30
支台築造の目的はどれか。
a 支台歯の二次齲蝕予防
b 対合歯の挺出防止
c 支台歯の骨植改善
d クラウンの保持力増加
e 辺縁歯肉の保護
100D7
48歳の男性。支台築造を行っている。治療途中の口腔内写真(別冊No.6A)とバーの写真(別冊No.6B)とを別に示す。

続いて行う操作に用いるのはどれか。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
102A30
支台築造で歯根破折の防止に有効なのはどれか。2つ選べ。
a ポストを太くする。
b メタルコアを用いる。
c 歯冠部歯質を保存する。
d 接着性レジンを用いる。
e ポストの先端を平らにする。
103A3
間接法と比較して直接法による支台築造で正しいのはどれか。1つ選べ。
a 防湿が容易である。
b 1回の治療時間が短い。
c 帯冠効果が不要である。
d 支台歯の形態を確保しやすい。
e 窩洞のアンダーカットが許される。
103A104
支台築造の主な目的はどれか。2つ選べ。
a 歯根破折の防止
b 歯質削除量の軽減
c クラウン保持力の増加
d クリアランス量の調整
e 支台歯の二次齲蝕防止
105C60
ファイバーポストを応用した直接法レジン築造が鋳造体による築造よりも優れているのはどれか。2つ選べ。
a 強度が高い。
b 歯質の削除量が少ない。
c 弾性係数が象牙質に近い。
d 1回のチェアタイムが短い。
e 欠損が歯肉縁下に達していても応用できる。
105D41
54歳の女性。上顎左側中切歯と側切歯とのポストコアを装着するにあたり、ポスト付き暫間補綴装置を撤去した。作業用模型上では適合良好であったポストコアを試適したところ、└2のみ不適合であった。撤去したポスト付き暫間補綴装置の写真(別冊No.41A)、製作したポストコアの写真(別冊No.41B)及びポストコアを試適した口腔内写真(別冊No.41C)を別に示す。

不適合の原因としてまず疑うべきなのはどれか。1つ選べ。
a 歯の移動
b 鋳造の欠陥
c 印象体の変形
d 根管内の残留物
e 模型材の寸法変化
106D15
30歳の女性。上顎右側中切歯と側切歯との補綴治療を希望して来院した。金属アレルギーの既往があるという。硬質レジンジャケットクラウンで修復することとした。術中と術後の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

この築造法を選択した理由はどれか。1つ選べ。
a 二次齲蝕の予防
b 歯周組織の保護
c 歯冠形態の改善
d ハプテン生成の阻止
e クラウン適合性の向上
106D21
36歳の男性。上顎右側側切歯と犬歯の歯内治療後に支台築造を行うこととした。処置中の口腔内写真(別冊No.00A)と用いる器具の写真(別冊No.00B)とを別に示す。

この器具を用いる際に留意すべきなのはどれか。2つ選べ。
a 対合歯の動揺度
b 根管長の測定値
c ポスト孔の平行性
d 隣在歯の歯冠形態
e 根管充塡後のエックス線写真所見
107B15
24歳の女性。下顎右側第二小臼歯の歯冠崩壊を主訴として来院した。レジンコアとオールセラミッククラウンで修復することとした。術中の口腔内写真(別冊No.00A)とレジンコアの写真(別冊No.00B)とを別に示す。

レジンコア装着時に行う処置として適切なのはどれか。2つ選べ。
a ラパーダム防湿を行う。
b 根管壁をシラン処理する。
c コアの被着面をサンドブラスト処理する。
d カーバイドバーを用いて仮着材を除去する。
e レンツロを用いて根管内にセメントを流し込む。
110A57
下顎左側第二大臼歯に対する根管充塡終了後のエックス線写真(別冊No.00)を別に示す。

鋳造体を用いた支台築造を行う際、築造体の保持力を高めるのに有効なのはどれか。1つ選べ。
a 軸面の形成を支台築造終了後に行う。
b 分割支台築造の築造窩洞形成を行う。
c エアータービンでポスト孔を形成する。
d 築造窩洞内にアンダーカットを付与する。
e ポスト孔先端を歯槽骨頂より浅い位置とする。
110C47
鋳造ポストコアと比較してファイバーポストを用いる支台築造体の特徴はどれか。2つ選べ。
a 透光性が高い。
b 帯環効果が高い。
c 弾性係数が低い。
d 適合性が優れる。
e 圧縮強さが大きい。
111A49
上顎右側犬歯と第二小臼歯を支台歯とするブリッジを製作することとした。同一模型で製作した装置の写真(別冊No.3)を別に示す。

次回来院時に行う操作はどれか。2つ選べ。
a 支台歯形成
b 咬合面コア採得
c 軟化象牙質除去
d 暫間補綴装置仮着
e メタルフレーム試適
111D63
直接法による支台築造を行うこととした。処置中の口腔内写真(別冊No.9)を別に示す。

ポスト切断後、診療室で最初に行うポスト表面処理はどれか。1つ選べ。
a スズ電析
b リン酸処理
c フッ化水素酸処理
d サンドブラスト処理
e シランカップリング処理
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