クラウン・ブリッジ学:クラウンの種類と特徴(計25問)【歯科医師国家試験】(2020年8月17日更新)



クラウンの種類と特徴

95C7
全部被覆冠と比較した場合の一部被覆冠の特徴はどれか。
a 二次齲蝕になりにくい。
b 維持力が大きい。
c 歯髄への障害が少ない。
d 歯質削除量が多い。
e 適応症が広い。

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95C15
失活歯の上顎犬歯に適したクラウンはどれか。
a ラミネートベニアクラウン
b ピンレッジ
c 3/4クラウン
d レジン前装鋳造冠
e プロキシマルハーフクラウン

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96C10
クラウンブリッジの自浄性に関与しないのはどれか。
a 唾液の分泌量
b 頬と舌との動き
c 鼓形空隙の形態
d 支台装置の材質
e 咬合面接触点の数

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96C14
クラウン製作に際して誤っているのはどれか。
a 歯髄の保護
b 辺縁適合性
c 広い隣接接触点
d 辺縁歯肉の保護
e 咀嚼機能の回復

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96C15
健康歯髄の上顎犬歯の補綴に適するのはどれか。
a 全部鋳造冠
b 4/5クラウン
c 歯冠継続歯
d 前装鋳造冠
e プロキシマルハーフクラウン

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96C38
32歳の女性。上顎左側中切歯の亀裂と変色とを主訴として来院した。10年前に根管治療を受けたという。初診時の口腔内写真(別冊No.13)を別に示す。

適切な治療法はどれか。2つ選べ。
a 漂白法
b グラスアイオノマーセメント充填
c 歯冠継続歯の装着
d 陶材焼付鋳造冠の装着
e ラミネートベニアクラウンの装着

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97C28
35歳の女性。歯周治療後に上顎左側中切歯の変色を訴えた。この時点の口腔内写真(別冊No.3A、B)とエックス線写真(別冊No.3C)とを別に示す。

適切でない処置はどれか。
a レジン前装鋳造冠
b 漂白法
c ポーセレンジャケットクラウン
d ➀┴1➁ブリッジ
e 陶材焼付鋳造冠

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98C15
失活した前歯の修復に用いないのはどれか。
a ピンレッジ
b ポーセレンジャケットクラウン
c ポストインレー
d 硬質レジン前装冠
e 歯冠継続歯

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99C10
冠連結の目的で誤っているのはどれか。
a 咬合力の分散
b 維持力の増強
c 食片圧入の防止
d 適合性の向上
e 支台歯の挺出防止

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99C11
正しいのはどれか。
a 上部鼓形空隙は歯間ブラシでの清掃を必要とする。
b 上部鼓形空隙は垂直的食片圧入と関係する。
c 上部鼓形空隙は下部鼓形空隙よりも大きい。
d 下部鼓形空隙は食塊形成に関係する。
e 下部鼓形空隙は加齢とともに減少する。

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99C12
機械的維持を用いない組合せはどれか。
a 前装レジン─────────メタルフレーム
b コーヌス冠の内冠──────コーヌス冠の外冠
c ブリッジのキー───────キーウェイ
d ラミネートベニアクラウン───支台歯
e クラスプ脚─────────レジン床

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100B33
歯冠色を再現するために硬質レジンのみを使用するのはどれか。
a プロキシマルハーフクラウン
b コーヌステレスコープクラウン
c ジャケットクラウン
d ポストクラウン
e ラミネートベニアクラウン

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100B34
無髄歯の単独修復に適さないのはどれか。
a 3/4冠
b ジャケットクラウン
c 陶材焼付鋳造冠
d 全部鋳造冠
e ポストクラウン

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100D5
21歳の女性。前歯部の変色を主訴として来院した。部分被覆冠による治療を行った。初診時の口腔内写真(別冊No.4A)と治療終了時の口腔内写真(別冊No.4B)とを別に示す。

部分被覆冠内面に行った表面処理はどれか。 2つ選べ。
a サンドブラスト処理
b 金属用接着プライマー処理
c スズ電析処理
d シランカップリング剤塗布
e シアノアクリレート剤塗布

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104A119
クラウンブリッジに必要とされる生物学的要件はどれか。2つ選べ。
a 高い耐腐食性
b 緊密な辺縁封鎖性
c 清掃しやすい形態
d 天然歯に近い色調
e 咬合力に対する強度

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107A121
上顎切歯1歯欠損によって構音に最も障害を受けるのはどれか。1つ選べ。
a /h/音
b /k/音
c /m/音
d /p/音
e /s/音

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108A127
クラウンの隣接接触関係の模式図を示す。

正しい組合せはどれか。1つ選べ。
a ア-----エ
b ア-----オ
c イ-----エ
d イ-----オ
e ウ-----エ
f ウ-----オ

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109B21
25歳の女性。上顎左側側切歯の審美不良を主訴として来院した。歯の切削に対する強い恐怖心があるという。補綴歯科治療により改善することとした。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

選択すべき補綴装置はどれか。1つ選べ。
a 陶材焼付冠
b ピンレッジ
c 3/4クラウン
d ラミネートベニア
e オールセラミッククラウン

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109C108
クラウンブリッジの力学的要件はどれか。2つ選べ。
a 適切な軸面膨隆の付与
b 適切な保持形態の付与
c 適切な隣接面形態の付与
d 耐食性に優れた金属の使用
e 対合歯とのクリアランスの確保

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109C109
クラウンに適切なエマージェンスプロファイルを付与する目的はどれか。1つ選べ。
a 保持力の向上
b 帯環効果の向上
c 歯周組織との調和
d 咬頭嵌合位の安定化
e 下顎偏心運動の円滑化

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110A49
レジン前装冠と陶材焼付金属冠で異なるのはどれか。2つ選べ。
a 印象採得法
b 前装範囲の設計
c 支台歯の被覆範囲
d オペーク材使用の有無
e 前装材と金属の結合様式

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110D8
54歳の男性。上顎右側中切歯の審美不良を主訴として来院した。1┘は約30年前に修復処置を受けたが、最近になって色調が気になってきたという。自発痛と誘発痛はない。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。

1┘に対する適切な処置はどれか。1つ選べ。
a 研 磨
b 補修修復
c クラウン修復
d ウォーキングブリーチ
e ラミネートベニア修復

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111A47
クラウンの保持力に影響するのはどれか。2つ選べ。
a 支台歯の高径
b グルーブの付与
c 歯冠頬舌面の豊隆
d 隣接面の接触強さ
e 隣接面接触点の位置

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112B25
上顎前歯への装着前後でアンテリアガイダンスが変化しないのはどれか。1つ選べ。
a 陶材焼付冠
b ピンレッジ
c 3/4 クラウン
d ラミネートベニア
e オールセラミッククラウン

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113D49
28歳の女性。上顎右側中切歯の審美不良を主訴として来院した。3年前、1」に補綴装置を装着したが昨日の夕食中に欠けたという。冷温痛は認めない。初診時の口腔内写真(別冊No.7)を別に示す。

適切な処置はどれか。2つ選べ。
a 歯の漂白
b 3/4クラウンの装着
c ラミネートベニアの装着
d オールセラミッククラウンの装着
e グラスアイオノマーセメント修復

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