クラウン・ブリッジ学:前処置(計16問)【歯科医師国家試験】(2020年8月17日更新)



前処置

97C1
長期間残根状態であった小臼歯を抜去した。
新たに生じる変化はどれか。
a 咀嚼能率の低下
b 対合歯の挺出
c 審美性の不良
d 隣在歯の移動
e 歯槽骨の吸収

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97C33
54歳の男性。上顎ブリッジの動揺を主訴として来院した。10年前に装着したという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

まず行うべき処置はどれか。2つ選べ。
a ブリッジの撤去
b 咬合調整
c ブリッジの4➂┘部の切除
d 2┘との連結固定
e 3┘の齲蝕治療

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97C33
54歳の男性。上顎ブリッジの動揺を主訴として来院した。10年前に装着したという。初診時の口腔内写真(別冊No.8A)とエックス線写真(別冊No.8B)とを別に示す。
まず行うべき処置はどれか。2つ選べ。
a ブリッジの撤去
b 咬合調整
c ブリッジの4➂┘部の切除
d 2┘との連結固定
e 3┘の齲蝕治療

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98C34
51歳の女性。上顎前歯部の歯冠継続歯の脱離を主訴として来院した。└1の動揺度は1度である。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)と継続歯を戻した状態でのエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

まず行うべき処置はどれか。
a 挺 出
b 圧 下
c 固 定
d 回 転
e 傾 斜

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100D3
次の文により3、4の問いに答えよ。
52歳の女性。補綴前処置を行った。処置前後のエックス線写真(別冊No.00A、B)を別に示す。

3 行った前処置はどれか。
a 根管形成
b 矯正的歯根挺出
c 歯槽骨整形
d アペキシフィケーション
e 歯根尖切除法

4 この前処置の目的はどれか。2つ選べ。
a 歯冠歯根長比の改善
b 歯槽骨の強化
c 生物学的幅径の確保
d 帯環効果の獲得
e 感染歯質の除去

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101B45
骨縁下齲蝕のために生物学的幅径が不足している支台歯に歯冠補綴を行うこととした。
適切な前処置はどれか。2つ選べ。
a 挺 出
b 歯肉切除術
c 歯槽骨切除術
d 対合歯の咬合調整
e 歯肉弁根尖側移動術

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101D11
50歳の男性。上顎左側犬歯の歯冠破折を主訴として来院した。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)と小臼歯部の補綴装置除去後の口腔内写真(別冊No.00B)とを別に示す。

└3に対する補綴前処置で適切なのはどれか。
a 抜歯
b 挺出
c 歯肉整形術
d 歯槽骨整形術
e 歯肉弁根尖側移動術

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103B38
44歳の男性。下顎右側第二小臼歯のクラウンが脱落したため来院した。再歯冠補綴を行う前に、ある前処置を行った。来院時の口腔内写真(別冊No.00A)と前処置後の写真(別冊No.00B)とを別に示す。

この前処置の目的はどれか。2つ選べ。
a 歯冠歯根比の改善
b 対合歯挺出の防止
c 付着歯肉幅の確保
d 支台歯への帯環効果の付与
e 支台築造体の根管ポスト長の確保

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105B28
34歳の男性。上顎左側第一大臼歯の喪失を主訴として来院した。固定性ブリッジによる治療を行うこととした。口腔内写真(別冊No.28A)とエックス線写真(別冊No.28B)とを別に示す。

前処置として考えられるのはどれか。2つ選べ。
a 抜 歯
b 抜 髄
c 矯正治療
d 顎堤形成
e 咬合調整

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105D30
38歳の女性。陶材焼付ブリッジを製作中である。補綴前処置を行う前の口腔内写真(別冊No.00A)、補綴前処置中の口腔内写真(別冊No.00B、C、D)及び陶材焼付ブリッジ仮着後の口腔内写真(別冊No.00E)を別に示す。

この前処置の目的はどれか。1つ選べ。
a 歯肉退縮の予防
b オーバーカントゥアの修正
c ポンティック基底面の清掃性の向上
d ポンティック歯冠長の改善
e フィニッシュラインの位置の改善

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106D39
33歳の女性。補綴処置を希望して来院した。旅行中に下顎右側第二小臼歯の補綴装置が突然脱離し、近医を受診したところ再装着は困難と説明されたという。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)と軟化象牙質除去後の口腔内写真(別冊No.00B)とを別に示す。

次に行うべき処置はどれか。2つ選べ。
a 支台築造
b 暫間補綴
c 歯冠延長
d 支台歯形成
e 感染根管治療

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108B29
46歳の女性。上顎右側中切歯欠損による審美障害と構音障害を主訴として来院した。接着ブリッジによる補綴を行うため、ある前処置を行った。術前、術中および術後の写真(別冊No.00)を別に示す。

前処置の目的はどれか。2つ選べ。
a 骨植の改善
b 歯質切削量の減少
c 歯頸線の連続性確保
d メタルフレームの強度増加
e ポンティック基底面の清掃性向上

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109B27
63歳の女性。口臭を主訴として来院した。1か月前から左側の下顎臼歯部に嫌な臭いを感じるようになったという。口腔清掃状態は良好で、下顎臼歯部に自発痛や咬合痛は認めない。歯周ポケットは2mm以下であるが、下顎左側第一大臼歯の分岐部はポケット探針が貫通する。再修復を行うこととした。初診時、前処置後のポストコア合着時および補綴装置装着後の口腔内写真(別冊No.00A)と、初診時のエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。

補綴前処置の目的はどれか。1つ選べ。
a 動揺歯の固定
b 清掃性の向上
c 保持力の増強
d 咬合支持の増加
e 帯環効果の確保

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110B30
63歳の男性。咀嚼困難を主訴として来院した。1か月前に上顎左側のプロビジョナルブリッジを近医にて装着したが、すぐに破折し脱離を繰り返すという。肝硬変による出血傾向(血小板48,000/μL)を認める。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。

咬合の安定のために上顎歯列に対してまず行うべき補綴処置はどれか。1つ選べ。
a 根面被覆型暫間部分床義歯の装着
b 残存歯を連結固定したブリッジの装着
c 保存の難しい残存歯の抜去と即時義歯の装着
d 補強線を埋入したプロビジョナルブリッジの再仮着
e 合着用セメントを用いたプロビジョナルブリッジの装着

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112A68
60 歳の男性。下顎左側臼歯部の咀嚼時痛を主訴として来院した。2年前に下顎左側第一大臼歯の修復処置を受けたという。垂直および水平打診に反応を示す。検 査の結果、クラウンを除去することとした。初診時の口腔内写真(別冊No.14A)、 クラウン除去後の口腔内写真(別冊No.14B)及びエックス線画像(別冊No.14C)を別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。

6 の治療と下顎左側臼歯部の補綴処置の組合せで適切なのはどれか。1つ選べ。
a 歯根分割 ーーーーーーー「66の連結クラウン装着
b 近心根分割抜去 ーーーー「6 のクラウン装着
c 近心根分割抜去 ーーーー 「⑤6⑥のブリッジ装着
d 遠心根分割抜去 ーーーー「6のクラウン装着
e 遠心根分割抜去 ーーーー「⑥6⑦のブリッジ装着

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113D80
55歳の男性。下顎右側第一大臼歯欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。5年前に6┐を抜歯し、そのままにしていたという。診察の結果、7┐の前処置後に固定性ブリッジを装着することとした。初診時の口腔内写真(別冊No.28A)、エックス線画像(別冊No.28B)及び前処置中の口腔内写真(別冊No.28C)を別に示す。

前処置により期待できるのはどれか。2つ選べ。
a 帯環効果の獲得
b 歯冠歯根比の改善
c 欠損部顎堤の形態改善
d 咬合圧負担能力の向上
e 支台歯形成時の露髄防止

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