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病態
閉経後のホルモンバランスの変化を背景とした骨代謝異常と考えられているが、原因は不明。時期により画像の所見が異なる。
症状
・ほとんどはエックス線写真で偶然に発見される。
・下顎前歯部の無痛性の腫脹。
・病変部の歯は生活歯であることが多い。
好発年齢・好発部位
・多くは中年の閉経期の女性にみられる。
・下顎前歯部
・I期は歯根嚢胞との鑑別が困難である。
検査所見
病理組織所見
・線維性結合組織中に骨様硬組織またはセメント質様の形成がみられる。
画像所見
・第Ⅰ期:歯根膜腔に連続した類円形のエックス線透過像。
・第Ⅱ期:エックス線透過像の中にすりガラス状の不透過像が散在。
・第Ⅲ期:境界明瞭な不透過像の周りにエックス線透過像がみられる。
治療
・基本的に経過観察。
・大きい場合は摘出することもある。
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