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病態
線維と末梢神経のSchwann 細胞の増殖を主体とする良性腫瘍。
原因
・常染色体優性遺伝
・単発性と多発性があり、多発性のものはvon Recklinghausen病と呼ぶ。
症状(von Recklinghausen病)
・ロ腔では境界明瞭な弾性硬の腫瘤。
・皮膚の色素沈着(カフェオレ斑)。
・消化管や骨、神経に腫瘤が生じる。
・神経症状や脊椎側彎。
・単発性では、舌や口蓋部が腫脹する。
好発年齢・好発部位
・ロ腔内では歯肉や舌、口蓋、頬粘膜に多い。
・多発性は皮膚や消化管にもみられる。
・小児期に多い。
検査所見
病理組織所見
・主にSchwann 細胞の増殖や線維芽細胞が混在している。
治療
・神経線維腫は切除
・von Recklinghausen 病に対しては根治的治療法はない。
(審美障害などがあれば神経線維腫を切除する。)
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