顎放線菌症(2019年11月19日更新)【口腔外科学】



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病態

顎顔面に生じた特異性炎。原因は放線菌(おもにActinomycesisraelii) や他の菌との混合性感染である。

症状

・開口障害

・耳下腺咬筋部の腫脹や板状硬結

・多発性膿瘍

・膿汁中に灰白色の菌塊

好発部位

・下顎角部から下顎枝にかけて

検査所見

細菌検査

・膿汁中にActinomycesisraeliiがみられる。

グラム染色にてグラム陽性桿菌(通性嫌気性あるいは微好気性)

治療

・抗菌薬の全身投与:ペニシリン系の抗菌薬が第一選択

・切開、排膿:膿瘍部に波動を触れる場合

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