部分床義歯学:治療用義歯(計8問)【歯科医師国家試験】(2020年8月9日更新)



治療用義歯

103D2
47歳の女性。欠損部の補綴を希望して来院した。義歯製作に先立ち、可撤性の装置を製作して患者に装着を指示した。初診時の口腔内写真(別冊No.2A)と装置を口腔内に装着した状態の写真(別冊No.2B)とを別に示す。

この装置の目的はどれか。1つ選べ。
a 安静空隙の測定
b 嚥下機能の改善
c 咬合高径の決定
d 最大咬合力の測定
e 矢状顆路傾斜角の測定

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108D30
65歳の女性。咀嚼困難を主訴として来院した。3年前に義歯を製作したが、ほとんど装着しないまま放置していたという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)、製作した装置の写真(別冊No.00B)及び装置を装着した口腔内写真(別冊No.00C)を別に示す。

使用した装置はどれか。1つ選べ。
a 即時義歯
b 最終義歯
c 複製義歯
d 移行義歯
e 治療用義歯

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109B44
63歳の男性。咀嚼困難を主訴として来院した。最近、食事中に自分の歯が歯肉に食い込んで痛くなったという。初診時の研究用模型の写真(別冊No.00)を別に示す。

まず行う処置はどれか。1つ選べ。
a 8┴68の抜歯
b 治療用義歯の装着
c 上顎部分床義歯の装着
d 上顎前歯部の歯冠形態修正
e 下顎前歯部正中離開の閉鎖

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109D41
66歳の男性。食事がしづらいことを主訴として来院した。治療前の口腔内写真 (別冊No.00A)、治療用義歯装着時の口腔内写真(別冊No.00B)及び補綴歯科治療終了後の口腔内写真(別冊No.00C)を別に示す。

治療用義歯の装着で改善できたのはどれか。2つ選べ。
a 咬合位
b 構音障害
c 咬合平面
d 審美障害
e 咀嚼障害

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111C76
63歳の女性。上顎義歯の咬み合わせが低くなったことを主訴として来院した。検査の結果、治療用義歯を製作することとした。初診時の咬頭嵌合位の口腔内写真(別冊No.27A)と咬合採得終了後の模型の写真(別冊No.27B)を別に示す。

矢印で示す間隙を治療用義歯で補償することによって変化するのはどれか。2つ
選べ。
a 咬合高径
b 咬合彎曲
c 矢状顆路
d 咬合支持域
e 矢状切歯路

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113A58
70歳の男性。よく噛めないことを主訴として来院した。5年前から義歯は使用していないという。検査の結果、口腔機能低下症と診断し、上下顎に治療用義歯を装着することとした。初診時の口腔内写真(別冊No.15)を別に示す。

治療用義歯装着により早期に改善が期待されるのはどれか。2つ選べ。
a 舌 圧
b 嚥下機能
c 咀嚼能力
d 発話明瞭度
e 舌口唇運動機能

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