内科学
95A77
顔貌変化で正しい組合せはどれか。
a 満月様─────副腎皮質ステロイド薬長期内服
b 仮面様─────癌性悪液質
c 三日月様────Le Fort Ⅰ型骨折
d 苦悶状─────Parkinson症候群
e ヒポクラテス様──三叉神経痛
101B78
骨粗鬆症で正しいのはどれか。
a 男性に多い。
b 破骨細胞の活性が低下する。
c 閉経後に発症頻度が低下する。
d 副腎皮質ステロイド薬が原因となる。
e 骨基質が増加する代謝性骨疾患である。
102A76
前歯部の開咬を主訴として来院した患者の初診時の口腔内写真(別冊No.00A)、手指の写真(別冊No.00B)及びエックス線写真(別冊No.00C)を別に示す。
考えられる疾患はどれか。1つ選べ。
a 大理石骨病
b Marfan 症候群
c 慢性関節リウマチ
d Treacher - Collins症候群
e 多骨性線維性(骨)異形成症
102A98
ビスホスホネートを服用している患者の抜歯で留意すべきなのはどれか。1つ選べ。
a 出血傾向
b 知覚異常
c 顎骨壊死
d 骨性癒着
e 歯槽骨骨折
102B37
Parkinson病にみられる口腔症状はどれか。2つ選べ。
a 流 涎
b 口呼吸
c 舌振戦
d 舌突出
e 口腔自傷
103A85
感染性心内膜炎の予防のために抗菌薬投与が必要なのはどれか。 2つ選べ。
a 心不全
b 心筋梗塞
c Fallot四徴症
d 人工弁置換術後
e 心房中隔欠損症
105C82
Fallot四徴症患者の抜歯前にアモキシシリン水和物を投与して予防するのはどれか。1つ選べ。
a 心不全
b 不整脈
c 低酸素発作
d 狭心症発作
e 感染性心内膜炎
106A109
閉塞型睡眠時無呼吸症候群の治療に用いる口腔内装置(別冊No.00)を別に示す。

この装置の目的はどれか。1つ選べ。
a 咬合の挙上
b 鼻閉の改善
c 口腔乾燥の防止
d 顎関節症の予防
e 下顎前方位の保持
106C46
副腎皮質ステロイド薬が使用されるのはどれか。2つ選べ。
a 認知症
b 臓器移植
c 脳血管障害
d 自己免疫疾患
e 虚血性心疾患
107A71
閉塞性睡眠時無呼吸症候群にみられる無呼吸イベントで正しいのはどれか。2つ選べ。
a 覚醒には至らない。
b 鼻呼吸流量が低下する。
c 腹部呼吸筋活動が停止する。
d 呼吸中枢の抑制が原因である。
e 経皮的動脈血酸素飽和度が低下する。
107A77
治療に免疫抑制薬を用いる疾患はどれか。2つ選べ。
a AIDS
b 糖尿病
c 悪性黒色腫
d クローン病
e 関節リウマチ
107C41
麻痺を有する人体の模式図を示す。

両麻痺はどれか。1つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
107C50
Parkinson病患者の口腔顔面領域の症状で正しいのはどれか。2つ選べ。
a 口呼吸
b 舌の振戦
c 咀嚼障害
d 唾液分泌過多
e 口腔粘膜の網目状白斑
107D6
65歳の男性。呼吸器内科から閉塞性睡眠時無呼吸症候群の患者に対する歯科的治療を依頼された。この患者の矢状面下顎限界運動路の模式図(別冊No.00A)と治療に用いた装置を装着した状態の口腔内写真(別冊No.00B)とを別に示す。

このときの下顎位で正しいのはどれか。1つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
108C44
小児の急性期治療で抗血栓薬を用いるのはどれか。1つ選べ。
a 川崎病
b 気管支喘息
c 流行性耳下腺炎
d アトピー性皮膚炎
e ネフローゼ症候群
108D50
56歳の男性。左側下顎智歯の抜去目的で来院した。本人持参の健康診断の結果を示す。

治療にあたり内科医の受診を勧めることとした。
根拠となったのはどれか。すべて選べ。
a 血 圧
b HbA1c
c 空腹時血糖
d トリグリセライド
e 総コレステロール
109A101
睡眠時無呼吸症候群の確定診断に用いられるのはどれか。1つ選べ。
a シンチグラフィ
b パラトグラフィ
c サーモグラフィ
d ポリソムノグラフィ
e ビデオフルオログラフィ
109A113
咀嚼障害を呈する疾患はどれか。2つ選べ。
a Cushing病
b Addison病
c Parkinson病
d Alzheimer病
e von Willebrand病
109B13
52歳の男性。医科からの紹介で来院した。睡眠時無呼吸症候群の治療のために装置を製作することとした。装置製作過程の写真(別冊No.00A)と装置の写真(別冊No.00B)を別に示す。

本装置の前後的位置関係を決定するために利用する下顎位として正しいのはどれか。2つ選べ。
a 下顎安静位
b 咬頭嵌合位
c 切端咬合位
d 下顎最後退位
e 下顎最前方位
109C42
75歳の女性。ある疾患にて服薬加療中であるという。医療面接中に絶え間なく、繰り返し唇をすぼめたり、舌を左右に動かしたりする不随意運動が観察された。
治療薬の長期投与による副作用として、このような症状が発現しやすい原疾患はどれか。2つ選べ。
a 糖尿病
b 高血圧症
c 骨粗鬆症
d 統合失調症
e Parkinson病
109C110
変性性認知症の原因疾患はどれか。1つ選べ。
a 脳腫瘍
b 統合失調症
c レビー小体病
d 多発性脳血管障害
e 特発性正常圧水頭症
110A40
顔面の症状と全身疾患の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
a 色素脱失 ――――― ペラグラ
b 蝶形紅斑 ――――― 全身性エリテマトーデス
c 仮面様顔貌 ―――― Parkinson病
d チアノーゼ ―――― 白血病
e クモ状血管腫 ――― 腎不全
110A100
52歳の男性。口腔内の乾燥と疼痛を主訴として来院した。2年前に急性骨髄性白血病を発症し、造血幹細胞移植を受けたという。刺激時の唾液分泌量の減少がみられた。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

口腔内の乾燥と疼痛の両方の原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 放射線障害
b 口腔扁平苔癬
c Sjögren症候群
d 移植片対宿主病
e 多形滲出性紅斑
110A104
口腔ジスキネジアを伴う患者の医療面接に際して聴取すべき服用歴はどれか。2つ選べ。
a 抗菌薬
b 抗凝固薬
c 抗精神病薬
d 抗ウイルス薬
e 抗Parkinson病薬
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