Down 症候群(2019年12月8日更新)【口腔外科学】



Down 症候群

21 番目の常染色体トリソミー。原因不明であるが、高齢出産から生まれることが多い。

660人に1人の割合といわれている。

参考となる過去問はこちら

症 状

身体の特徴

・低い身長←頭全身的な発育遅滞

・精神遅滞(軽度〜重度)

・心奇形

・消化器系奇形

・猿線

・筋緊張低下

・ 第5指の短縮

・巨大結腸

顔の特徴

・短頭型

・両眼開離

・眼裂斜上

・鞍状鼻

口腔の特徴

口腔の特徴

・中顔面(上顎骨)の発育不全

・歯周疾患の発現が早い

・口呼吸

・開 咬

・高口蓋(口蓋裂を伴うことあり)

・巨舌、溝状舌

・歯の先天性欠如、矮小歯、円錐歯

・歯(乳歯、永久歯)の萌出遅延

歯科的対応

各種異常はおのおのの専門医において治療を行うことが基本となる。

・観血処置の抗菌薬投与←心疾患があるため

・歯周疾患の予防←易感染性のため

・頭部の過後屈防止←頚椎の発育不全



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