帯状疱疹(2019年12月8日更新)【口腔外科学】



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病態

水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV) の回帰感染症。原因は空気感染(飛沫核感染)または接触感染。VZVの初感染では水痘(水ぼうそう)を発症。その後、ウイルスが三叉神経節や脊髄神経節などに潜伏し、免疫抵抗力低下で帯状疱疹を発症する。

症状

・片側の神経支配領域(肋間神経、三叉神経)に一致した強い神経痛様症状。

・疼痛部位に帯状の発疹、水疱。

感染が顔面神経領域に波及するとウイルスが膝神経節に潜伏、その後、Hunt症候群を生じることがある(末梢性顔面神経麻痺、外耳道付近の水疱、難聴、めまい)

好発年齢・好発部位

・帯状疱疹は三叉神経、肋間神経領域と一致した皮膚・粘膜に好発。

・三叉神経ではとくに第1枝領域でみられることが多い。

検査所見

臨床検査所見

・抗VZV抗体価の上昇。

・核内封入体をもつ膨化した細胞の確認。

治療

・抗ヘルペスウイルス薬(アシクロピル、バラシクロビルなど)の投与

・疼痛に対しては、アセトアミノフェンや知覚神経ブロック療法

・RHS症候群の場合は、副腎皮質ステロイドや星状神経節ブロックを行う。

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