酸蝕症の特徴(計8問)
95B46
あ歯の侵蝕症で正しいのはどれか。
(1)齲蝕とは異なる。
(2)先天性に生じる。
(3)有機酸を扱う人に好発する。
(4)下顎前歯部を強く侵す。
(5)胃液によっても生じる。
a (1)、(2)、(3) b (1)、(2)、(5) c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4) e (3)、(4)、(5)
98C28
あ24歳の女性。上顎前歯部の冷水痛を主訴として来院した。過食症の治療を受けているという。初診時の口腔内写真(別冊No.1A、B)を別に示す。
あ冷水痛の誘因で考えられるのはどれか。
a ブラキシズム
b エナメル質形成不全
c 過度のブラッシング
d 硬い食品の嗜好
e 頻回の嘔吐
103B42
あ32歳の女性。下顎左側小臼歯部の舌感不良を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.40)を別に示す。
あ原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。
a 打 撲
b 修復物の脱離
c 硬固物の習慣的摂取
d 不適切なブラッシング
e 酸性食品の習慣的摂取
104A91
あ酸蝕症の原因はどれか。2つ選べ。
a 胃食道逆流症
b フッ化物歯面塗布
c 細菌による酸産生
d 酸性食品の習慣的摂取
e ビタミンAの過剰摂取
105D19
あ54歳の男性。下顎臼歯部の一過性の冷水痛を主訴として来院した。数年前から気付いていたが放置していたという。初診時の口腔内写真(別冊No.19)を別に示す。
あ習慣的過剰摂取が疑われるのはどれか。2つ選べ。
a 牛 乳
b 緑 茶
c 黒 酢
d コーヒー
e 炭酸飲料
107C16
あ習慣性嘔吐を持つ患者にみられる歯の損耗〈Tooth Wear〉の好発歯面で正しいのはどれか。1つ選べ。
a 下顎前歯唇側面
b 下顎臼歯咬合面
c 上顎前歯舌側面
d 上顎小臼歯頰側面
e 下顎大臼歯頰側面
112D59
あ39歳の女性。上顎両側犬歯と第一小臼歯の冷水痛を主訴として来院した。拒食症の治療を受けている。自発痛はない。初診時の口腔内写真(別冊No.10)を別に示す。
あ考えられる原因はどれか。1つ選べ。
a 齲 蝕
b 嘔 吐
c アブフラクション
d エナメル質形成不全
e フッ化物の過剰摂取
113C2
あ胃食道逆流症による酸蝕症の好発部位はどれか。1つ選べ。
a 上顎前歯口蓋側面
b 上顎臼歯咬合面
c 下顎前歯切縁
d 下顎前歯唇側面
e 下顎臼歯咬合面
酸蝕症の診査・処置(計2問)
102C45
あ38歳の女性。臼歯部の実質欠損を主訴として来院した。数年前から気付いていたが、徐々に大きくなってきたという。炭酸飲料を日常的に摂取している。一過性の冷水痛が認められるが、電気診は正常である。初診時の口腔内写真(別冊No.41)を別に示す。
あ適切な対応はどれか。2つ選べ。
a 抜 髄
b フッ化物塗布
c 食生活習慣の指導
d コンポジットレジン修復
e グラスアイオノマーセメン卜修復
106D24
あ31歳の女性。臼歯部咬合面の舌感不良を主訴として来院した。2年前から気付いていたが、痛みがないため放置していたという。5年前から就寝前に黒酢を毎日摂取している。歯髄電気診に反応する。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。
あ適切な対応はどれか。2つ選べ。
a 咬合調整
b 食事指導
c 全部鋳造冠修復
d セラミックインレー修復
e コンポジットレジン修復


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