薬理学:薬物動態(計15問)【歯科医師国家試験】(2020年4月4日更新)



薬物動態

97A89
腎尿細管で再吸収されやすい薬物の状態はどれか。
a グルクロン酸抱合型
b 硫酸抱合型
c 解離型
d アセチル化型
e 非イオン型

解答:表示

 

99A77
薬物の効果で正しいのはどれか。
(1)個人差には遺伝的要因が関与する。
(2)昼の投与と夜の投与とでは差がない。
(3)人種によって影響されない。
(4)女性よりも男性に強く現れる。
(5)プラセボ効果が影響する。
a (1)、(2)  b (1)、(5)  c (2)、(3)  d (3)、(4)  e (4)、(5)

解答:表示

 

99A81
薬物の全身投与で正しいのはどれか。
a 妊娠10週では催奇形性の危険はない。
b 小児薬用量は身長を基準に算定する。
c 歯科医師の判断で原則禁忌の薬物を投与できる。
d 授乳婦が摂取した薬物は母乳中に移行しにくい。
e 加齢によって薬物に対する感受性は低下する。

解答:表示

 

100A118
腎疾患患者の薬物動態で正しいのはどれか。
a 薬物再吸収の促進
b 薬物尿細管分泌の促進
c 薬物排泄の遅延
d 生物学的半減期の短縮
e 蛋白結合型薬物の増加

解答:表示

 

102A1
薬物の経口投与で正しいのはどれか。1つ選べ。
a 緊急時に用いる。
b 即効性が期待できる。
c 作用の持続性がない。
d 初回通過効果を受ける。
e コンプライアンスが悪い。

解答:表示

 

104A34
薬物の血中濃度変化を図に示す。

投与方法はどれか。1つ選べ。
a 皮下投与
b 経口投与
c 直腸内投与
d 筋肉内投与
e 静脈内投与

解答:表示

 

107A91
経口投与で弱酸性薬物の非イオン体型が最も多くなる部位はどれか。1つ選べ。
a 口 腔
b 食 道
c  胃
d 回 腸
e 直 腸

解答:表示

 

108A29
肝臓のミクロソーム分画にあり、薬物の代謝に関与するのはどれか。1つ選べ。
a アルブミン
b グロブリン
c P-糖タンパク質
d シトクロムP-450
e α1-酸性糖タンパク質

解答:表示

 

110A56
血管から組織への薬物移行を制限する生体構造の模式図を示す。

この図が示すのはどれか。1つ選べ。
a 血液脳関門
b 血液胸腺関門
c 血液精巣関門
d 血液胎盤関門
e 血液脳脊髄液関門

解答:表示

 

112A39
血液脳関門を通過するのはどれか。1つ選べ。
a アセチルコリン
b ドパミン塩酸塩
c プロポフォール
d ノルアドレナリン
e ネオスチグミンメチル硫酸塩

解答:表示

 

治療薬物モニタリング

101A26
薬物療法の個別化に必要なのはどれか。
a 薬効薬理試験
b 二重盲検試験
c 生物学的同等性試験
d 治療薬物モニタリング
e 薬物有害反応モニタリング

解答:表示

 

111D17
患者に治療薬物モニタリング〈TDM〉を行う目的はどれか。1つ選べ。
a 副作用の回避
b 無効量の決定
c 薬力学的性質の検討
d 安全域の広い薬物の同定
e 尿中代謝物の濃度の把握

解答:表示

 

プロドラッグ

103C101
経口抗菌薬におけるプロドラッグの目的はどれか。1つ選べ。
a 肝代謝の促進
b 尿中排泄の促進
c 選択毒性の向上
d 腸管吸収性の向上
e 抗菌スペクトルの拡大

解答:表示

 

105A56
プロドラッグはどれか。1つ選べ。
a アンピシリン水和物
b レボフロキサシン水和物
c ジクロフェナクナトリウム
d ペントバルビタールカルシウム
e ロキソプロフェンナトリウム水和物

解答:表示

 

バイオアビリティ

106C130
初回通過効果を受ける薬物を経口投与した。投与時の条件を示す。

この薬物のバイオアベイラビリティ(%)を求めよ。
ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。
解答:①②%

解答:表示

 



コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください