【口腔外科学】紅板症



紅板症

・口腔粘膜の紅色の板状ないし斑状の病変。他のどの疾患にも診断されない。

• WHO分類で前癌病変とされている。

・日本では約40%が癌化するとされている。

病態

原 因

・原因不明

・喫煙やアルコール摂取が危険因子とされている。

性差・好発年齢・好発部位

・40~60代の男性

・舌、歯肉、頬、粘膜、口蓋

症 状

・自覚症状は比較的なし。

・接触痛や違和感もある。

・境界明瞭で限局性の紅斑

検査所見

病理所見

・上皮層の萎縮、角化の亢進はほとんどみられない。

・上皮脚の伸長

・有棘細胞層の肥厚化

・基底膜の破壊はみられない

中等度〜高度の上皮性異形成を伴う

治 療

・切 除



コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください