矯正治療における抜歯
95C54
矯正治療における永久歯の抜去に関して考慮するのはどれか。
(1)口唇突出度
(2)頭指数
(3)開閉口運動
(4)上下顎位置関係
(5)アーチレングスディスクレパンシー
a (1)、(2)、(3) b (1)、(2)、(5) c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4) e (3)、(4)、(5)
95C68
13歳の男児。下顎右側乳臼歯の交換の遅れを主訴として来院した。E┐は対合歯との咬合が認められず、打診には金属様の清音を呈した。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

適切な対応はどれか。
a 経過観察
b 6┐、4┐間の離開
c E┐のセプトトミー
d E┐の抜歯
e E┐の牽引
97C71
19歳の女性。前歯の歯列不正を主訴として来院した。アーチレングスディスクレパンシーは上下顎とも-8.0mmである。初診時の口腔内写真(別冊No.00A、B、C、D)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。



治療方針で適切なのはどれか。
a 上顎の成長抑制
b 下顎の前方成長誘導
c 上顎骨の拡大
d 抜歯による矯正治療
e Le FortⅠ型骨切り術
97C72
18歳の女子。前歯部叢生を主訴として来院した。咬合関係はAngleⅠ級、アーチレングスディスクレパンシーは上顎-6.0mm、下顎-8.0mmである。初診時の顔面写真(別冊No.00A)と口腔内写真(別冊No.00B、C、D)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。



治療方針で適切なのはどれか。
a 5┴5+5┬5を抜歯後、最小の固定を用いる。
b 4┴4+4┬4を抜歯後、最大の固定を用いる。
c 4┴4+5┬5を抜歯後、相反固定を用いる。
d 非抜歯で上下顎歯列の側方拡大を行う。
e 非抜歯で上下顎歯列の遠心移動を行う。
98C61
13歳の男子。口元の突出感を主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No.00A、B)と口腔内写真(別冊No.00C、D、E)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。



治療方針で適切なのはどれか。
a 非抜歯で上下顎歯列を遠心移動する。
b 4┴4+4┬4抜歯後、加強固定を用いる。
c 4┴4+4┬4抜歯後、単純固定を用いる。
d 4┴4+5┬5抜歯後、顎間固定を用いる。
e 4┴4+5┬5抜歯後、相反固定を用いる。
98C64
19歳の女性。口元の突出感を主訴として来院した。咬合関係はAngleⅠ級で、アーチレングスディスクレパンシーは上顎-6mm、下顎-5mmである。初診時の顔面写真(別冊No.00A)と口腔内写真(別冊No.00B、C、D、E)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。



適切な治療方針はどれか。
a 4┴4+4┬4の抜歯
b 5┴5+4┬4の抜歯
c 2┴2の抜歯
d 非抜歯で上顎大臼歯の遠心移動
e 非抜歯で歯列弓の拡大
98C65
25歳の男性。受け口を主訴として来院した。咬合関係はAngleⅢ級で、アーチレングスディスクレパンシーは上顎-3mm、下顎-2mmである。下顎枝矢状分割術による外科的矯正治療を行うことにした。初診時の顔面写真(別冊No.00A)と口腔内写真(別冊No.00B、C、D、E、F)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。



適切な抜歯部位はどれか。
a 4┘
b 4┴4
c 1┐
d 4┘1┐
e 44+44
100C47
30歳の女性。上顎前歯部の叢生を主訴として来院した。咬合関係はAngleⅠ級で、アーチレングスディスクレパンシーは上顎-5mm、下顎-4mmである。初診時の顔面写真(別冊No.00A)と口腔内写真(別冊No.00B、C、D、E)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。



適切な抜歯部位はどれか。
a 2┴2
b 4┴4
c 5┴5
d 2┴2+4┬4
e 4┴4+4┬4
101C44
16歳の女子。前歯部の叢生による審美障害を主訴として来院した。側貌は軽度のコンベックスタイプである。マルチブラケット治療を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)と全顎エックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。



正しい抜歯部位はどれか。
103D10
19歳の男性。上顎前歯部の叢生を主訴として来院した。第一大臼歯の咬合関係は左右側ともにAngleⅢ級で、上顎のアーチレングスディスクレパンシーは-6mmである。マルチブラケット治療を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)、顔面写真(別冊No.00B)及びエックス線写真(別冊No.00C)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。



適切な抜歯部位はどれか。1つ選べ。
103D48
13歳の女子。口元が出ていることを主訴として来院した。第一大臼歯の咬合関係は左右側ともにAngleⅠ級で、アーチレングスディスクレパンシーは上顎-1mm、下顎-5mmである。セファロ分析の結果、FMIAは47度であった。上下顎両側第一小臼歯を抜去してマルチブラケット装置を用いて治療を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)、顔面写真(別冊No.00B)及びエックス線写真(別冊No.00C)を別に示す。


治療後にみられる変化はどれか。1つ選べ。
a FMAの増加
b FMIAの減少
c IMPAの減少
d 上下顎中切歯歯軸傾斜角の減少
e FH平面に対する上顎中切歯歯軸傾斜角の増加
106A65
連続抜去法によって生じやすいのはどれか。1つ選べ。
a 開 咬
b 過蓋咬合
c 上顎前突
d 鋏状咬合
e 下顎近心咬合
108A80
連続抜去後に永久歯列期に予測されるのはどれか。2つ選べ。
a 叢 生
b 過蓋咬合
c 犬歯の遠心傾斜
d 第一大臼歯の挺出
e 第二小臼歯の遠心傾斜
108B24
19歳の女性。下あごが出ていることを主訴として来院した。下顎両側第三大臼歯の抜去後、外科的矯正治療を行うこととした。初診時の顔面写真(別冊No.00 A)と口腔内写真(別冊No.00B)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。



適切な抜歯部位はどれか。1つ選べ。
a └2
b 4┴4
c 4┬4
d 5┴5 4┬4
e 4┴4 5┬5
108D13
20歳の女性。上顎前歯の前突を主訴として来院した。マルチブラケット装置による治療を行うこととした。初診時の顔面写真(別冊No.00A)、口腔内写真(別冊No.00B)及びエックス線写真(別冊No.00C)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。



抜歯に関して適切なのはどれか。1つ選べ。
110D3
15歳の女子。上下顎前歯部の審美性の改善を希望して来院した。Arch length discrepancyは-3mmで、anterior ratioは82%(標準値78%)である。上下顎にマルチブラケット装置を用いて矯正治療を行うこととした。初診時の顔面写真(別冊No.00A)、口腔内写真(別冊No.00B)及びエックス線写真(別冊No.00C)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。


適切な治療方針はどれか。2つ選べ。
a 2┴2の抜歯
b 4┬4の抜歯
c └2の歯冠修復
d └2の抜歯と欠損補綴
e 下顎前歯のストリッピング
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